更新履歴

●2007/07/26

Pandora's Boxに「グータラの夏2007」を追加しました。いやなんと申しますか、ご無沙汰してます。半年以上も音沙汰なしで、僕なら「ああ、この作者事故にでも遭って死んじゃったのかな」と思うところです。野ざらしの廃屋みたいなページ、多いですからねえ。他人事ではありません。とりあえずいまだ生存しておりますが仔細は本文にて。

●2006/10/31

名場面探索隊に「闇と光のラビリンス」を追加しました。同じアニメーションでもオタク文化とは別の世界がこうして厳然とあるわけですが、これがハマると深いんですよ。次もそのまた次も,と見たくなるんです。観客として間口を広く持つようにしているとこうした豊かな世界も楽しめておトクです。まあこういうのばっかり見てると暗ーく落ち込んでしまいそうですけどね。

●2006/09/14

気持ちよくなりたいあなたへに「未知への飛行」を追加しました。このDVDは高価なボックスセットの中の1枚としては存在していたのですが,今回ようやく単品としてリリースされました。ずっと待ち望んでいただけにうれしかったです。そうした幻の1枚はまだまだあるんですけどね。とりあえずこの夏のDVDでは一番の収穫でした。次は「頭上の脅威」が欲しいな。

●2006/08/18

Pandora's Boxに「グータラの夏」を追加しました。残暑お見舞い申し上げます。この夏の映画はけっこう話題作がそろっているのですが,いまだに劇場までの道は遠いです。全部DVD待ちというのはちょっと情けないです。いちばん観たいのがアニメ版「時をかける少女」なのですが,上映館数がえらく少ないのですよねー,コレ。あれだけ評判がいいのになあ。

●2006/06/30

名場面探索隊に「シャレード」を追加しました。携帯電話全盛の時代では今回取り上げたあのシーンはなに?という人も出てくるでしょうね。すでに公衆電話でさえ急速に消えつつありますからねえ。それにしても月に1度の更新というのはやっぱりサボり過ぎだなあと背中がチリチリしてます。細く長くはともかく細すぎて途切れないように気をつけます。

●2006/05/28

名場面探索隊に「アイ,ロボット」を追加しました。面白い映画ですけど,あのロボットの顔の表現だけはなんかキモチ悪いなあ。この作品も結局劇場には行かずじまいでした。DVD様々。そういえば最近は断然「廉価版派」になってしまいました。かつてのコレクター生活からすると堕落したのかそれとも悟りを開いたのかどっちなんでしょうね。

●2006/05/04

名場面探索隊に「コンスタンティン」を追加しました。これはタイトルとしてはまだ新しい部類だと思うんですけど,僕が買ったのはTSUTAYAの安価版セール。新作買うまでもないなーと思ってしまいました。ただ,いくら廉価版だからって本編前に他の予告編を何本も見せられる仕様は勘弁してほしいな。予告編自体は好きなんですけどね。

●2006/04/14

名場面探索隊に「盗まれた飛行船」を追加しました。昔からセルアニメ以外のいろんな手法のアニメーションも好きでしたが,このゼーマンの作品なんか本当にすばらしいですね。摩訶不思議って感じ。鳥の群れと飛行船のシーンなんてきっと単純な合成だろうとは思うけど,構図や色使いのセンスがすばらしいので本当に感嘆してしまいます。

●2006/03/31

名場面探索隊に「フェアリーテイル」を追加しました。DVDなのでオリジナル音声と日本語吹替えの両方を聞き較べてみたんですけど,ちゃんと声質の似てる人を使っていることにちょいと感心しました。特に少女フランシス。オリジナル原理主義者の人には小さなことかもしれませんが,最近吹替えで気楽に楽しむことが増えた僕にはありがたい配慮です。

●2006/03/09

名場面探索隊に「ジェヴォーダンの獣」を追加しました。本文にも書きましたが,これはやはりシリーズ物のアニメにこそ向いてるお話じゃないかなと思います。フランス映画も変わったなあというのが最初の感想。いつまでもゴダールやトリュフォーではいられないということなのかな。ただし監督のインタビューが謙虚すぎるのがかえって自信なさげに見えて「もっと覇気を持て!」と言いたくなりますけどね。

●2006/02/28

名場面探索隊に「ヴィドック」を追加しました。人生って深いな〜と一瞬でも感じさせてくれる大人の映画もいいですけど,こういう気鋭の暴走の産物みたいなやつも好きです。ケレン味たっぷりで日本でいえばアニメ版「ヴァンパイアハンターD」みたいな風景。こんなのばかりだとたちまち胸焼けで悪酔いしそうだけどたまにはとんがった映像もいいもんです。

●2006/02/03

名場面探索隊に「羊たちの沈黙」を追加しました。最近すっかり「吹替え」派として気楽な視聴スタイルが定着しているのですが,このDVDのそれはなかなかよかったと思います。ドラマチックな話だけにイメージを損なわないキャスティングは大切ですが,これなら上出来。時々ヘンなのがあるんですよねー。

●2006/1/17

Pandora's Boxに「困ったときの日記頼み」を追加しました。いや,タイトルがすべてです。昨年はずいぶん更新をサボりました。新しい年が明けて半月,すでに世の中は激動の一年を予感させる様々なニュースであふれていますが,ここは今ごろになってやっと開店。ナマケモノの怠惰には限度ってものがありませんね。辛抱強く巡回してくださってるみなさまには申し訳ない。とりあえず起動しましたので今年もどうぞよろしく。

●2005/12/19

Pandora's Boxに「逆吹替えの味わいは」を追加しました。この映画,DVDを買って以来自分でも意外なほど繰り返し見てます。混沌としていた後半の展開も今ではこれでいいやという感じ。納得したのか慣れたのかはまだちょっと微妙ですが。引越してからいまだにDVDの詰まった段ボール箱は手つかずの未開封状態。いろいろ見比べて記事にしてみたいアイデアもあるんですが,どうもそういうのは年を越してからの話になりそうです。

●2005/12/06

名場面探索隊に「ハウルの動く城」を追加しました。こうして新作のDVDを見る度に「宮崎アニメってあと何本見られるんだろうなあ」と思ってしまいますね。絶滅危惧種と言ったら失礼だろうけど貴重なものを拝ませてもらってるという感じはひしひしと。日本の手描きの2Dアニメがこれからどうなっていくのか気になるところではあります。

●2005/11/28

名場面探索隊に「宇宙戦争(2005)」を追加しました。僕は旧作の「宇宙戦争」も大好きですが,このリメイク版も怪獣映画っぽい作りで好きです。あの子役の女の子の達者なのには驚きますね。アメリカ娘の代表って感じに感服しました。

●2005/11/14

名場面探索隊に「サテリコン」を追加しました。引越しは無事終わりましたが,DVDなどを入れた段ボール箱はまだほとんど開かずのまま。たまたま棚にあったこの作品でちょっと書いてみましたが歯ごたえありすぎて頭が痛くなってしまいました。体調万全で望むべき映画でしたね。いやーまだ気分がぐらぐらしてます。

●2005/10/30

Pandora's Boxに「引越しあれこれ」を追加しました。引越しの日が近付いて準備は佳境に入っております。まともにDVDを見て更新記事を書く余裕はさすがにないので今回も引越しネタで乞うご容赦。鉄筋のマンションからボロ家に移り住むので荷物の重さはマジで気になります。キネマ旬報25年分の重さがどのくらいあるかは本文をお読みください。当日まで腰を痛めないようにするのが今の僕の努めです。

●2005/10/19

Pandora's Boxに「はみ出し人間のお引越し」を追加しました。またちょっと更新が滞っておりますが,こういう事情ということでご了承くださいませ。それにしても引越しってめんどうですねえ。これからしばらくは荷造り生活です。向こうへ行っても当分は段ボールの山に埋もれて暮らすことになるでしょう。やれやれ。

●2005/10/05

名場面探索隊に「マイノリティ・リポート」を追加しました。このDVD,本編の仕様には文句はないのですが,いくら廉価版といっても予告編のひとつも付いてないというあっさり構成は潔いと言うべきなのか。その割にメニューなんかはえらく凝ってて?……ま,面白かったのでいいんですけどね。しかしいつも思うのですが,この会社の社名表記のあの間の抜けたスペースの入れ方はなんとかしてほしいなあ。

●2005/09/28

名場面探索隊に「ブラボー火星人2000」を追加しました。問題のシーンで「ブリトーを4つ食った」と言う台詞がありますが,この言葉の選択はやはりその語感からして制作側の確信犯的くすぐりですかねー。なんだかニヤニヤしてしまいます。たわいないコメディの一本だとは思いますが,こういう映画がたくさん見られる世界というのは平和でいいと思いますね。

●2005/09/22

名場面探索隊に「スリーピー・ホロウ」を追加しました。監督のティム・バートンは初期のころの作品から今日までよほど異形のものに惹かれているんだなと感じますね。特に「フランケンシュタイン」に対する思い入れは本当に強いみたい。この映画の風車小屋のシーンなんか歴然としてますからね。それにしても美しくて不気味で雰囲気があってそして緻密な絵を作る人です。すばらしい〜。

●2005/09/13

サプルメント・マニアに「たまには邪道もいいかもね」を追加しました。映画会社のカラーというのは確かにあるもので,こうしてひとつの会社の作品の予告編ばかり見ているとはっきりとそれを感じますね。ひとくちに邦画といっても保守本流の誰もが聞いたことのある作品からこうした今では物好きな人しか見ないような支流・分流まで,けっこういろいろな世界があったんだなあと感じます。

●2005/08/31

名場面探索隊に「リトル・ダンサー」を追加しました。主人公の親友でちょっとアレな趣味のマイケル少年がけっこういいやつで気に入ってます。お幸せにと言ってあげたい。しかし「リトル・ダンサー」ってベタな邦題ですねえ。原題は「BILLY ELLIOT」で少年の名前そのままだからまあそちらもどうかとは思いますけど。ロイヤル・バレエ・スクールでの主人公の修行の日々もちょびっと見てみたい気がしますね。

●2005/08/23

名場面探索隊に「バグダッド・カフェ」を追加しました。本文に書いているのとは別にこの映画の中でちょっと「おう」と思ったのはブーメランのシーン。実は子どものころ僕はブーメラン使いでした。もちろんオモチャのやつですけど,けっこう上手だったんですよ。飛ばし方についてのノウハウはいろいろ研究したものです。戻ってくるブーメランは受け止めるのではなく両手の掌で挟むようにキャッチするのが大事。でないと手をけがしてしまう……とかね。

●2005/08/10

Pandora's Boxに「夏のごあいさつ」を追加しました。暑中&残暑お見舞い申し上げます。毎日毎日お暑うございますとしか言いようがありませんね。日本はいつから熱帯・亜熱帯になっちゃったんでしょう。毎年この時期はほとんど死んだふりで涼しい季節を待つのみです。夏休みの映画はいろいろ面白そうなのが並んでいますが,ちゃんとスクリーンで対面できるのがいくつあるやら。

●2005/07/31

名場面探索隊に「スカイキャプテン」を追加しました。電子技術より工学技術の方が進んでいる世界というのはどことなく素朴な肌触りがあってなじめる感じがします。機械が壊れたら修理できる世界観。宮崎アニメなんかはそういうタッチですよね。だからこういう映画ってオモチャっぽくて楽しいと思います。

●2005/07/19

名場面探索隊に「アベンジャーズ」を追加しました。ユマ・サーマンは本当にきれいでかっこいいお姉さんです。足長姫とでも申しましょうかね。個人的には昔テリー・ギリアム監督の「パロン」でのヴィーナス役にはほれぼれとしたもんです。彼女を前にしては主人公の方が影が薄くなるのは仕方がないかな。そこへいくと御大ショーン・コネリーは60年代風悪役が楽しそうです。

●2005/07/11

名場面探索隊に「ローラーボール」を追加しました。作中に登場するこのローラーボールという競技の原型はローラーゲームだと思いますが,まだ日本でこの競技のテレビ中継をやってたころ,うちの地方では残念ながら放送がありませんでした。ローカルは悲しいなあ。その後の記録映像などでもほとんど見た記憶がないんです。今リニューアルしたら面白そうですけどね。

●2005/06/30

名場面探索隊に「未来惑星ザルドス」を追加しました。今のハリウッドの平均的な制作費は1億ドルを超えているそうですが,73年のこの作品は予算が100万ドルだったそうです。当時はSF大作と銘打って公開されてたんですけどね。ショーン・コネリーのギャラ20万ドルは監督の自腹だったとコメンタリーで明かされています。そこまで思い入れのある企画だったんですねえ。えらいぞ,ジョン・ブアマン。

●2005/06/24

Pandora's Boxに「なんとなく記念日」を追加しました。ついつい気になるわが店の入り具合。アクセスカウンターに一喜一憂していたあのころとはいろんなことがずいぶん変わってしまったけど,回る限りはお店を畳む気はありません。形だけですが,とりあえず節目の数字を超えたのでひと言ごあいさつです。

●2005/06/08

名場面探索隊に「バニシング・ポイント」を追加しました。こうして昔から気になってた映画というのは時々引っ張り出して見直してみるとその度に発見があって面白いです。映画はそのままでもこちらが時とともに変わっていることがよくわかります。これを見た後は「激突!」が見たくなりますね。

●2005/05/26

気持ちよくなりたいあなたへに「カジノロワイヤル」を追加しました。今回は中年男の視点丸出しで書いております。紳士も淑女も余裕でこういう映画を楽しんでいる世界が僕の住みたい世界です。それは明らかに男の側の勝手な言い草なのですが僕の本音であることも事実なのだと白状しておきますね。

●2005/05/05

名場面探索隊にもう一度「踊らん哉」を追加しました。このコーナーで同じ作品を続けて取り上げるのは初めてかもしれませんが,どうしてもこっちのシーンについても触れておきたかったのです。これはもう70年も前の映画ですが,ドラマの仕立て方,物語作りのノウハウみたいなものはすでにこの時代に完成しちゃってるのかもしれんなあと感じます。

●2005/04/24

Pandora's Boxに「リメイク&コンティニュー」を追加しました。やっぱりこれは相当重症じゃないでしょうか。ハリウッドのリメイク&続編頼み。それでもコンスタントに楽しませてくれるのはさすがだと思いますが,作品より商品という哲学が徹底している国だけに仕方のないことなのかもしれませんね。

●2005/04/16

名場面探索隊に「踊らん哉」を追加しました。ジンジャー・ロジャースは本当にきれいな女性ですね。立ち姿も歩く姿もサマになっています。加えてあのすばらしいダンスの実力。いやー70年たっても超えられない世界があるんだと実感。それはともかくアステアには「若いころ」ってあったんだろうかと思うくらい変わってないですね。もしかして最初から中年で生まれたとか……なんてことはないか。

●2005/04/07

名場面探索隊に「アウトランド」を追加しました。さすがはショーン・コネリー。なんだか男男していてドラマまで骨太に感じます。男の身で言うのも何ですが,こういうタイプの男性っていよいよ絶滅危惧種に近くなってるかもしれんなあと思います。男性が望む女性像も同じく絶滅しかかっているわけですけどね。

●2005/03/28

Pandora's Boxに「揺れる気持ち」を追加しました。僕の住んでいる部屋は先日の福岡市を襲った強い地震で最も揺れの激しかった震度6弱を記録したまさにその場所にあります。おかげで更新も1回飛んじゃいましたが,こうしてネタにできるだけマシかと思っています。いやあさすがに今回は他人事じゃなくて焦りました。

●2005/03/11

Pandora's Boxに「リピーターを優遇せよ」を追加しました。さすがに5度も10度も同じ作品で劇場に通い詰めることはなくなりましたが,それでも何回か劇場に足を運ぶ作品にはたまに出合います。それをもったいないと思う気持ちの方こそもったいないと思うんですよ。リピーターになるというのはなかなか楽しい状態ですから。

●2005/02/28

名場面探索隊に「雲のむこう,約束の場所」を追加しました。すばらしいです。原則として作品を比較して語るのは嫌いなのですが,それでもこういう傑作を見てしまうと,後ろ手に縛られた捕虜の頭を撃ち抜いて処刑するシーンを夕方のテレビアニメで流すような監督は即刻廃業せよ,と言いたい気持ちになります。あまりにも志が違いすぎるのでちょっと呆然としてしまいますよ。

●2005/02/15

名場面探索隊に「紅の豚」を追加しました。このサイトで最も古い記事のひとつが「紅の豚」についてのものなんですが,昨秋「ハウル」が公開されて以来またまた豚や千尋や魔女宅にハマっているところです。自分が中年のせいか特にこの映画は琴線に触れるところが多くて隅から隅まで気に入っています。

●2005/02/09

Pandora's Boxに「架空映画史」を追加しました。サプルメントの充実やインターネットの発達でこうした妄想のタネを集めるのはずいぶん容易になりました。本当にあり得たかもしれないもうひとつの映画史を精緻に組み上げる気力や知識は僕には縁のないものですが,いつか誰かが挑戦してみたら面白いのに……とは思いますね。小松左京さん並の構想力と淀川長治さん並の蓄積が必要でしょうけどね。

●2005/02/01

名場面探索隊のトップページを記事の標題順と作品のタイトル順のふたつに分けました。知らない映画についての記事も読んでほしいと思って今まであえてタイトル順に並べるのは避けていたんですが,最近はそういうこだわりもなくなってきたので作ってみました。どちらからでも散策してみてください。しかしタイトル順に並べると見事に僕の趣味がバレバレでちょっと恥ずかしいかも。

●2005/01/29

サプルメントマニアに「メイキングで見るMGMの青春時代」を追加しました。ROOM2の旧記事もすべて入れ替えました。これでとりあえず工事中の看板は下ろせそうです。これからはちまちまとレイアウトをいじったりするのもだいぶ楽になりそうでホッとしています。今まではホームページ作成ソフトを使っていましたが,今後はエディタだけで作業できそうです。

●2005/01/17

名場面探索隊に「カラー・オブ・ハート」を追加しました。旧記事も「は行」の分まで入れ替えました。最近の洋画の邦題は原題をそのままカタカナにしたものが多いのでてっきりこれもそうだとつい最近まで思い込んでいました。実際には「PLEASANTVILLE」が原題なのですが,確かにこの場合はこの選択でよかったと思いますね。スパイダーマン以降のトビー君を知らなくてもさすがに光ってるなと感じるものがあります。これからどんどん大物になっていきそうな予感がしますね。

●2005/01/10

新規の記事はありません。ひたすら工事中です。ROOM2の「た行」までを入れ替えました。作業中は当然昔書いたものを見直すことになるのですが,後になるほど記事が長くなっているのがわかります。当初はだいぶあっさりと済ませていたんですね。付け加えたくなる衝動も感じますが,それはまた機会を待ってからということで。

●2005/01/01

あけましておめでとうございます。相変わらず工事中ですが新年のごあいさつを書きました。ROOM3の工事も一応済みました。ROOM2もとりあえず「あ行」の分を入れ替えました。けっこう勤勉だなあ(笑)作業中に置換ミスでタグの残骸が本文中に残ったりしているのを発見したのでしこしこと潰しているところです。典型的な泥縄ですね。やれやれ。

●2004/12/27

Pandora's Boxに「工事中にて越年の記」を追加しました。ROOM1とROOM4の工事を一応済ませました。前よりお行儀よく多少は見やすくもなっていると思います。デザインについてはこの先ぼちぼちと手を入れていこうと思っています。MacOSX用の映画監督アイコンのシリーズを見つけたので試しに使ってみました。

記事としては今年最後の更新ですが,工事の方は適宜続けていくつもりです。それではみなさん,よいお年を。

●2004/12/18

名場面探索隊に「APPLESEED アップルシード」を追加しました。これが海外のバイヤーにたいへん好評だったというのはよくわかる気がしますね。ハリウッドスタイル,でも日本アニメの血もちゃんと流れている,しかも「絵がきれい」←これはなかなか大きいと思いますよ。作品としての課題はいろいろあるにせよ,商品として成功していることは確かでしょう。

延々と工事中ですが,当分終わりそうにありません。暫定仕様と旧仕様が混在しているのでしばらくはみっともない有様が続くと思いますが,まあ趣味のことなので気長におつきあいください。

●2004/12/14

しばらく工事中モードに入ることになりました。更新は今までどおりに進めるつもりですが,各ファイルのHTMLが旧時代のたいへんお行儀の悪いものなので,なるべく現在のHTMLとCSSのルールに沿ったものに手直しすることにしました。

工事中もアクセス自体は問題ないと思いますが,あちこち作業途中のみっともないレイアウトなどが転がっているかもしれません。その時は笑ってやってください。なにぶん,いつの間にやらページ数だけはやたら増えてしまって一気に突貫工事ってわけにもいかないのであります。きちんと構造を考えずにだらだらやってきた報いですねー。

●2004/12/07

気持ちよくなりたいあなたへに「パンドラ」を追加しました。いいですよ,コレ。下手すると幻想と怪奇になってしまう話ですが,大人の風情濃厚なゆったりとしたロマンス。見終わってきれいにリセットできる映画も楽しいですが,こうしてさざ波のような余韻を残す映画もまたいいもんです。きっとこうしたフイルムが無数に眠っているんだろうなあ,とそんな気分になりますよ。

50年以上前の映画ですが,更新の原稿を書くために見直すその直前に「アップルシード」の超美麗CG世界を楽しんだばかりだったので,古典と最新の対比が面白く,映画というもののバリエーションに感心してしまいました。

●2004/11/29

名場面探索隊に「四月怪談」を追加しました。ヒロインのためにレンゲを摘んで,必死に駆け戻ってきた少年のキャラクターがいいところさらってますね。ホントは彼のことも含めてRoom3でもっと長々と書いてみたかったのですが,それはまたいつかトライするということで今日はここまでに。

このページを置いているプロバイダが最近めっきりサービス低下で更新時のFTPさえトラブる始末。せっかくナマケモノには珍しくリニューアルを検討し始めた矢先だってのに困ったもんです。メルアドともども長年愛用してきた最も愛着のあるアドレスなのですが,初めて真剣に引越を考えているところです。うーむ。

●2004/11/21

名場面探索隊に「SHOW SYLVIE VARTAN」を追加しました。これ,タイトルからも想像できると思いますが,シルヴィ・バルタンのテレビ・スペシャルです。テレビ番組なのにサントラまで出ているという代物で,今ではなかなかお目にかかれない(でもかつては日本でも普通に見られた)タイプの音楽番組です。

彼女の曲にはやたらと「悲しみの」とつけたがる日本ですが,彼女,日本語でも歌ってるんですよね。ベストアルバムは僕も昔から持っています。「あなたのとりこ」がこの国では不滅の人気を誇っていますが,あれは僕も大好きです。でも「悲しみの兵士」もお忘れなく。洋楽を聴き始めた頃にヒットしていたので刷り込みも強力なんです。

●2004/11/09

名場面探索隊に「囚われの美女」を追加しました。個人的な感想としては囚われの美女より主人公に命令する謎の女ボスの方が好みです。それにしてもフランス映画ってデカダンな雰囲気がよく出るものだなあと思います。この感じはハリウッドではかなり難しい。そもそもアメリカ人の中には存在しない文化だということがよくわかりますね。

●2004/10/27

名場面探索隊に「CASSHERN」を追加しました。毀誉褒貶の激しい作品ですが,稀に見る異色作であることは確かで,しかも印象的なシーンの宝庫でもあり,僕は大好きです。不整合でアンバランスでも突出した映画って感じでしょうか。いろんなシーンのポスターを100種類くらい作れそうな,そしてそのすべてを欲しくなりそうな作品でした。

●2004/10/23

Pandora'sBoxに「早う来い,あの1枚」を追加しました。言いたかったのはこのタイトルそのまんまなんですが,とにかく妙にリリースから見放されているタイトルがあるんです。しかも決して出来が悪いのではなく,それどころか今ショップの棚に溢れている大半の作品よりずっと印象的なのになぜかDVDが出てくれない。いつまで待てばいいんでしょうねえ。

●2004/10/14

名場面探索隊に「コングの復讐」を追加しました。最近のすごいCGに慣れているとこの素朴なストップモーションはかえって新鮮です。動きと演技をつけるセンスは技術とは別のところにあるのだということがよくわかります。ちびコングの動きは生身ともCGとも違う"それっぽさ"があって僕は好きです。

●2004/10/07

名場面探索隊に「デイ・アフター・トゥモロー」を追加しました。いいですねーこのハッタリとケレン味たっぷりな作風。こういう映画は大画面と大音響でこそ堪能するべきです。ドラマ中心ならテレビサイズでも楽しめるのですが,これは迫力が命って作品なのでせめてホームシアターが欲しいところですね。

●2004/09/28

名場面探索隊に「イノセンス」を追加しました。これほどDVDのリリースが待ち遠しい作品は久しぶりでした。必見とか必携といった宣伝文句はありますが,この作品の場合は「必体験」とでも言うべきでしょうか。あの恐ろしく緻密な映像と傀儡謡の相乗効果は優に「体験」と呼ぶべき代物だと思います。

●2004/09/20

気持ちよくなりたいあなたへに「毎日が夏休み」を追加しました。これ,ほんの10年前の映画なんですが,テイストは80年代という感じで,見ていてとても懐かしい雰囲気があります。映画好きならぜひライブラリに加えましょう。DVDも出ていますが,こういう作品こそもっといい仕様で廉価に提供してもらいたいものです。

●2004/09/10

サプルメントマニアに「夫婦で作るウラとオモテ」を追加しました。このコーナーはずいぶんほったらかしのままでした。近頃はこれはというメイキングやサプルメントになかなかお目にかかれないんです。今回は昔のLDを引っぱり出してきたのですが,本文でも触れているように,これホントに感嘆しますよ。何事も創始者ってのはえらいもんだなーと納得してしまいます。

●2004/08/29

名場面探索隊に「ファインディング・ニモ」を追加しました。絶対に安心して見ていられる娯楽作品を作ってくれるというこの信頼感はあっぱれですね。もちろんディズニーのおかげではなくピクサー社の功績です。ピクサーとアップルコンピュータの両方を持っているスティーブ・ジョブズってすごいやつだなーとあらためて思いましたよ。

●2004/08/17

Pandora's Boxに「企画モノたちの夢の跡」を追加しました。DVDが普及してソフトも安価に手に入るようになったのはうれしいのですが,反面,売れそうなものばかりがリリースされて映像資料やドキュメンタリーといった企画モノがあまり出ないのは残念です。DVDはまだLDの資産をカバーし切れていないのです。

Pandora's Boxの前回の記事「夏のたより」はタイトルがその前の「ドラマ編で行こう」のままになっていることに今日まで気がつきませんでした。本文はしっかり読み返していたはずですが,まさかこんなマヌケなことになっているとは。誰も言ってくれないんだもんなー。恥ずかしながらこそっと訂正しました。毎回,前回のファイルを下敷きにしているので注意力散漫だとこういうことになるのですね。

●2004/08/05

名場面探索隊に「クジラの島の少女」を追加しました。うおおっ,よかったぜい,と思って手元のキネ旬のバックナンバーで探しても特集はおろか,この映画の記事さえろくにない始末。月2回も刊行していながらこの目配りのなさがあの雑誌へのいちばん大きな不満です。後から特集してもよかろうにと思うんですが。

●2004/07/28

気持ちよくなりたいあなたへに「TIMELESS」を追加しました。このコーナーで音楽ビデオを取り上げるのは初めてだと思いますが,これは本当にリッチでぜいたくな作品でした。大絶賛大会をこんなに気持ちよくやれるってシアワセですよ。これはRegion ALLの輸入盤DVDなので普通に視聴できたのですが,こんなすばらしいものが国内盤なしとは残念なことです。

●2004/07/19

Pandora's Boxに「夏のたより」を追加しました。最近,とある事情でPCに向かうのがおっくうだったのですが,それも本文に書いたとおり解決して今はたいへん気持ちよくキーボードを叩いております。さあ,がんがん更新するぞーとは言えませんが,まあぼちぼちいきます。

●2004/07/07

Pandora's Boxに「ドラマ編で行こう」を追加しました。今では過去の遺物と化してしまったLDにもこういう偉大な価値が残されていたんですよ。コレをやり出すとけっこうハマります。

しばらくPCもネットもない環境で過ごしてきたのですが,人間関係はともかく,ネットのない状態というのはパソ通時代から通信している人間にはフラストレーションがたまりますね。更新も間が空いてしまいました。ごめんなさい。

●2004/06/18

気持ちよくなりたいあなたへに「学園戦記ムリョウ」を追加しました。これ,僕がこの20年でもっともハマったテレビアニメです。何度見ても飽きないし,そのたびにわくわくします。名作「未来少年コナン」に比肩できるほとんど唯一の作品ではないかとさえ思うくらいです。未見の方はぜひビデオでどうぞ。

●2004/06/07

Pandora's Boxに「雨の日,特別な日,さりげない日」を追加しました。単なる身辺雑記に過ぎないのですが,本文にも書いたとおり,この話題だけは今日のうちに書いておかないと,というある記念の出来事があったのです。さよなら僕のベータ。

●2004/06/02

名場面探索隊に「スパイダーマン」を追加しました。これ好きなんですよ。もしかするとサム・ライミの演出の匙加減って微妙に自分の好みに合うのかも,と感じております。以前の「クイック&デッド」もお気に入りなんです。まあ,あれはヒロインの劇画的美貌も好きなんですが。

●2004/05/24

Pandora's Boxに「交わらぬ運命」を追加しました。いささか大げさに書いていますが,率直な気持ちなんです。コレクションにこだわるのはもうよそうかなあ,と気弱になるのはこんな時ですねえ。完遂目前なので気長に待つのが正解か,それとも攻めの姿勢こそ正解なのか……難しいです。

●2004/05/19

名場面探索隊に「アイスエイジ」を追加しました。日本語版キャストは山寺宏一,太田光(爆笑問題),竹中直人なんですが,パッケージの帯には山寺さんだけ「山ちゃんこと山寺宏一」と書かれていました。以前,デーモン木暮が吹き替えをやったときに「デーモン木暮閣下」とクレジットされていたことを思い出してちょっと笑いました。

●2004/05/04

名場面探索隊に「ソードフィッシュ」を追加しました。僕は劇場で「サタデー・ナイト・フィーバー」を見た世代なので,ジョン・トラボルタの近年の芸風?の広さにはちょっと笑ってしまいます。よくやる〜というか,見事に大物になりやがったな,オマエって感じです。

●2004/04/22

サプルメントマニアに「次に欲しいメイキング」を追加しました。文末のアレが言いたいばっかりに2000字以上も費やしたわけではありません。いやホント。でも中年男の本音だろうと言われたらなかなか言い逃れが難しい……のかも。

●2004/04/09

名場面探索隊に「リターナー」を追加しました。時にハズレがあっても,こういう作品がコンスタントに企画され制作されるようなら邦画界も余力が出てきたと言えるのでしょうが……現実はキビシーです。SF少年くずれとしては明るい未来は遙か先の先といったところです。

●2004/04/01

名場面探索隊に「サスペリア」を追加しました。ヒロイン役のジェシカ・ハーパーは僕の記憶の中ではもっと可愛い娘という印象があったのですが,今見ると太い眉に大きな(大きすぎるくらい)目で,ちょっとマンガみたいな顔ですね。イタリアン・ホラー向きの顔だと今なら納得できます。

●2004/03/24

Pandora's Boxに「春のことごと」を追加しました。毎年この時期は身辺雑記でお茶をにごしている気がします。本文にも書きましたが,最近は「イノセンス」と「イノセンスの情景」にハマっております。映像もすばらしいけどあの音楽!この国では作曲家の川井憲次氏に対する扱いが小さすぎると思いませんか?

●2004/03/13

名場面探索隊に「座頭市」を追加しました。勝新版ではなくたけし版の方です。こういうのがプログラム・ピクチャーの1本として毎年,あるいは季節ごとに公開されるようだと邦画も安泰なんだけどなー。そう思いません?やっぱりぜいたくな夢なのかなー。

●2004/03/04

名場面探索隊に「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」を追加しました。当時それなりのお値段だった3枚組LDボックスの中身があっさりDVD1枚に収まって価格も廉価に……。何度経験しても複雑な気分ではあります。ま,AVライフの宿命ですね。

●2004/02/28

気持ちよくなりたいあなたへに「風が吹くとき」を追加しました。久しぶりに引っぱり出して見たらえらく感動してしまいました。しかし,更新を一回飛ばすともう半月たっちゃう。いかんなー,なし崩しだなーとちょい反省しております。人間やっぱり楽に慣れるといけませんね。

●2004/02/14

名場面探索隊に「隠し砦の三悪人」を追加しました。お気に入りの監督さんや女優さん,シリーズものなどをなまじっかLD時代にそろえているとDVDへの買い換えで悩んでしまいます。黒澤映画もねー全部DVDで欲しいんだけどなーどうしようかなー。困るなー。

●2004/02/04

Pandora's Boxに「エーテルなき世界」を追加しました。いやーなんて気取ったタイトルでしょうね。中身は例によって小生の戯れ言に過ぎないのですが「最近の水戸黄門はつまんない」というお題でもよかったかな。仰々しく書くのは得意なんです。

●2004/01/26

名場面探索隊に「風の谷のナウシカ」を追加しました。本文でも触れましたが,今年は20年ぶりに宮崎駿と押井守の新作が同じ年に公開されます。今やふたりとも世界的巨匠ですから,1984年がそうであったように今年も日本のアニメにとっては画期的な年になるのかもしれませんね。

●2004/01/18

Pandora's Boxに「ナマケモノの記」を追加しました。本文にも書きましたが,昨年は映画ファンの看板を掲げているのが恥ずかしくなるようなていたらくでした。今年はもう少し勢いつけて街へ出かけよう!と思っていますが,さて……。

●2004/01/08

サプルメント・マニアに「神聖オードリー帝国の思い出にひたる」を追加しました。今年最初の更新です。大人になり普通の映画ファンとなってからはかつての思い入れは薄れていましたが,今度のDVD版のサプルメントを見ているうちに泣けてきました。自分はこんなにもこの映画とオードリー・ヘプバーンが好きだったのだなあと。テレビ放映の短縮版しか知らない人はこの機会にぜひ全長版を見ましょう。

- 2004年1月以降の分について記載しています -