グータラの夏

生きてます

ご無沙汰しております。トップページのカウンターが毎日きちんと回っているのを見る度，背中がヒヤヒヤします。以前リニューアルした時以外，こんなに長期間更新をサボったことがないので巡回してくださってる皆さんには申し訳ないと思ってます。巡回しているのがただの検索ロボットだったらそれはそれで悲しいけど。

ネット上にはいつの間にか更新が止まってそのまま野ざらしになっているサイトが山ほどありますが，そういうのを見る度に「この作者さん，どうしたんだろうなあ。まさかお亡くなりに……」などと縁起でもないことを考えてしまって苦笑します。たいていの個人サイトは１人で管理しているので作者に不慮の事故でもあったらある日突然更新が止まってそれっきり，なんてことになるのでしょうね。うう，それも寂しいなあ。

幸い（というべきか）僕はぴんぴんしております。更新が滞っているのは純然たる「サボり」です。って偉そうに言うことじゃないか。

毎年夏が来ると半冬眠状態（死んだふりともいう）に移行するのでNOBLEのあらゆる活動は不活性状態になるのですが，今年は特にものぐさ病が重篤で結局先月は一度もここにタッチしませんでした。この半年ほどのていたらくは我ながら情けない。でもこういう趣味のものって波があるので次のビッグウェーブがやってくるまでどうぞ気長に見守ってやってください。

読んでます

実のところ変化のない毎日なのであらためて取り上げるほどの近況はないのですが，ＤＶＤなどもぽつぽつとは見ています。取り上げたいネタもそこそこ溜まってはいるのですが，なかなか頭の方がこのサイト用に切り替わらない感じ。こうして書いていてもなんだか以前の文体を忘れてしまったような気分です。

このRoom４は半分日記みたいなコーナーなのでさほどでもないですが，Room１やRoom３はもうずいぶんサボっているので次に書く時にはリハビリが必要になるかもしれません。

現在僕が住んでいるのは九州の片田舎ですが，今年２００６年はずいぶん雨が降りました。集中豪雨続きで，これを書いている今も窓の外は台風が通過中。おかげで今年はおとなしく家で読書という日が多いです。まあ僕は映像派以前に活字派なのでそれは構わないのですけどね。

最近では小松左京さんの「ＳＦ魂」がちょっと感慨深かったです。氏の大ファンなのでなかなか新作が読めなくなったことが残念でならないのですが，この薄い新書に詰まった大作家のＳＦに対する覚悟と誇りの強さ深さに感動。十代のころからＳＦで育った僕にはこの決意が気持ちいいのです。

それでも「日本沈没第二部」がご本人の筆になるものではなかったことと「虚無回廊」の続きがいまだ読めないことは残念で仕方ないのですが。

聴いてます＆観てます

先日某公共放送で「思い出のメロディ」を見ていて痛感したのですが，今やこの手の番組のラインナップは完全に僕たちの世代の曲になってしまいました。今さら年齢を照れても仕方ありませんが，自分のiPodに入っている曲がいわゆる懐メロなんだなと実感するのはちょっと複雑かも。

一応こういうサイトをやっている建前上？　普段はサントラを聴くことが多いのですが，何かのはずみに上記のような「懐メロ」にはまるとしばらくはそこから抜け出せなくなって困ります。そういえばこの曲，昔欲しかったんだよなー病が発症してその手のＣＤを買いあさったりする日々が続きます。

それでも昔に比べるとだいぶビョーキは薄味になったかな。以前は本にしてもＣＤやＬＤ，ＤＶＤにしてもかなりコレクターの血が騒いだものですが，近ごろはだいぶ達観したみたいです。いやホント，集めるということにこだわりがなくなったのは事実です。まあよいことだと思うことにしますか。

ＣＤ自体を聴くよりiPodやiTunesに取り込んだものを聴く方が多いのでアンプに火を入れることもなくなってちょっと寂しい気はしますが，なに，上にも書いたようにこの手の趣味のことというのは何度でも再発する病ですからね，そのうちまたどっぷりコレクター道の泥沼にはまり込む日がやってくるかもしれません。

それとＣＤを買う度に思うのは「ＤＶＤって安くなったなー」ということ。前にも同じことを言ったような気がしますが，映画のサントラより映画本編の方が安いというのはなんだか話が逆じゃないのかとさえ思ってしまいます。もちろんありがたいことだと歓迎しているのですが，薄利多売時代になったメーカーさんはたいへんだろうな，なんてことも感じます。

ＬＤを誕生当時から買っていた人間としては今どきの安価なＤＶＤの時代がちょいフクザツ。あの当時この値段だったらどれだけコレクションが膨張していたかと思うと少しこわい気もしますけどね。

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気がつけば８月ももう下旬，夜ともなれば窓の外では虫の音がリーリーと鳴ってます。しばらくすればまともに頭が働くようになると期待してもう少しだけ辛抱の日々といったところ。この夏の映画は話題作がいろいろあったのですが，結局すべてＤＶＤ待ちになりそうです。

このところ小さな画面に安住しかけているので大画面も少し懐かしくなってきたかな。もう少し涼しくなってきたらまた更新のペースも戻ってくると思いますので巡回してくださっている皆さんにはどうぞのんびりお付き合いくださいと申し上げておきますね。

ではでは。