1. クローサー・トゥ・ザ・ハート

1. マドリガル

備考：RUSHの日本で最初の７インチ・シングル。伊藤政則氏による、この盤用の解説付き。まだ日本でRUSHがほとんど人気のなかった時期ですが、『AFTK』が「Rock Now」シリーズの一環として売り出されていたことから、シングルも発売されたと思われます。しかし当然のように数は出ず、日本盤はおろか、世界のRUSHアイテムでも有数のレア盤となってしまいました。画像はホワイトラベル・プロモと呼ばれる見本盤で、スリーブには管理番号か何かが貼ってあった跡があります。状態の良いものであれば、海外市場ではMoon盤と近いレベルで取引されています。

1. アフターイメージ

1. ボディ・エレクトリック

備考：Epic/Sonyに移ってから初めての７インチ・シングル。『p/g』からのシングル・カットですが、「Afterimage」がA面のシングルは世界広しといえどもこの盤のみ。日本人好みの曲だったため、完全に独自に製作されたものと思われます。解説は大森庸雄氏で、このシングルのために書かれたもの。来日に向けてレコード会社も力を入れていたようです。来日が決まった後に多少売れたようですが、そこそこのレア盤。

1. ザ・ビッグ・マネー

1. レッド・セクター A

備考：『PoW』と同時にリリースされた第１弾シングル。解説は無記名で、RUSHの略歴が記載されています。来日から１年と、日本でのRUSH人気が最も高まっていた時期だっただけに、かなりの枚数が販売されました。特に、当時隆盛を誇っていたレンタル・レコード店に多数が売れ、CD時代に移ってからそのレンタル落ち盤が多数中古市場に流れました。画像もレンタル落ち。割と綺麗に剥がしてありますが、レンタル盤を示すシールの跡があります。いずれにしても、日本盤７インチ・シングルで一番数の多い一枚。

1. ミスティック・リズムス

1. エモーション・ディテクター

備考：『PoW』からの第２弾シングル且つ、日本での最後のシングルとなった盤。解説は当時のRUSHのチャート・アクションを記した無記名のもの。カナダでも同内容のシングルがカットされてはいますが、アルバムのラストの２曲という地味な選曲の盤で、これも数は出なかった模様。『アフターイメージ』よりも流通数は少ないと思われます。