輝国山人の韓国映画
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ポン・ジュノ
奉俊昊
봉준호

1969年 9月14日 テグ(大邱)広域市南区ポンドク(鳳徳)洞で2男2女の末っ子として出生       父:ポン・サンギュン ヨンナム(嶺南)大学校応用美術科教授、グラフィックデザイナー         1959年からの3年間、政府広報映画や文化映画を製作する文化広報部国立映画製作所の         美術室長を勤めていた。         キム・ギヨン監督の「下女」のオープニング・タイトルの文字デザインを手がけた人で         もあるそうだ。       母:パク・ソヨン(朴小英)       兄:ポン・ジュンス ソウル大学校英文科教授       姉:ポン・ジヒ ヨンセ(延世)大学校ファッション・ビジネス学科教授       姉:ポン・ジヨン 主婦       <小説家 仇甫(クボ)の一日>で有名な小説家パク・テウォン(朴泰遠)の外孫       (ボン・ジュノの母パク・ソヨンがパク・テウォンの次女で,母方の祖父にあたる。) 1976年 父の転勤でソウル特別市ソンバ(松坡)区チャムシル(蚕室)チャンミ(薔薇)アパートに引っ越す。       (小学校3年生) 1985年 チャムシル(蚕室)高等学校 入学 1988年 ヨンセ(延世)大学 社会学科 入学 1994年 <白色人(White Collar)>(短編 18分) 監督,脚本       ヨンセ(延世)大学の映画サークル「黄色いドア」で作った。        極めて平凡な小市民であるWは,ある日,出勤途中に切られた人差し指を発見する。        彼は,指の正体が何か,主人が誰なのか、どんな事故によるものか,それほど気にならない。        彼にとって指は,珍しいおもちゃ程度に過ぎない。        数日後,作業中に指を失った産業災害者が,会社社長を殴って全治6週事故を起こしたというニュースがTVで報道される。        翌日,Wは,会社への出勤途中、町内の犬に指を投げ与える。        1993 シニョン青少年映画祭 奨励賞        <ポン・ジュノ アーリーワークス> [DVD]に収録         主演:キム・ルェハ(W役) 1994年 韓国映画アカデミー 入学(11期生)  1994年 <フレームの中の記憶(Memories in My Frame)>(短編 5分半) 監督        韓国映画アカデミーの入学後すぐに行われた実習課題として撮影        幼い時期に犬を育ててなくした記憶を想いうかべる映画        バンクーバー映画祭 公式上映        香港国際映画祭 公式上映        <ポン・ジュノ アーリーワークス> [DVD]に収録 1994年 <2001イマジン(短編)> 撮影 1994年 <天の声 地の声(短編)> 照明 1994年 <ブドウの種の愛(短編)> 照明 1994年 <帽子(短編)> 撮影 1995年 <支離滅裂(Incoherence)>(短編 30分) 監督,脚本,編集,出演(配達少年の兄役)        韓国映画アカデミー 11期生 卒業作品        バンクーバー映画祭 公式上映        香港国際映画祭 公式上映        ぴあフィルムフェスティバル(PFF) 上映        <ポン・ジュノ アーリーワークス> [DVD]に収録 1995年 韓国映画アカデミー 卒業 1995年 シナリオ作家であるチョン・ソニョンと結婚式を挙げた。 1996年 <ビールが恋人よりいい7つの理由カン・ウソク監督ほか)> 脚本,演出部 1997年 <モーテルカクタスパク・キヨン監督)> 共同脚本,助監督 1999年 <ユリョン(幽霊)ミン・ビョンチョン監督)> 共同脚本 2000年 ミュージックビデオ キム・ドンギュ <タン(但)=ただし> 演出  出演:パク・ヘイルペ・ドゥナ 2000年 <ほえる犬は噛まない 【フランダースの犬】> 監督,脚本        2001 第25回 香港国際映画祭              / 国際映画批評家連盟賞 (FIPRESCI Award)     2001 第19回 ミュンヘン国際映画祭              /新人監督賞               ハイホープス アワード(High Hopes Award)        2000 第3回 ディレクターズ・カット・アワーズ/今年の新人監督賞 2000年 <ダイ・バッド 〜死ぬか,もしくは悪(ワル)になるか〜リュ・スンワン監督)> 編集支援 2002年 <血も涙もなくリュ・スンワン監督)> 出演(取調刑事役) 2003年 <殺人の追憶> 監督,脚本        2003 第40回 大鐘賞映画祭/最優秀作品賞,監督賞     2003 第23回 韓国映画評論家協会賞/最優秀作品賞,監督賞     2003 第11回 春史羅雲奎映画芸術祭/大賞,監督賞,脚本賞     2003 第4回 釜山映画評論家協会賞/監督賞,脚本賞     2003 第2回 大韓民国映画大賞/最優秀作品賞,監督賞,脚本・脚色賞     2003 第51回 スペイン サンセバスチャン国際映画祭/最優秀監督賞,新人監督賞     2003 第21回 イタリア トリノ国際映画祭/脚本賞,観客賞     2003 第16回 東京国際映画祭/アジア映画賞     2004 第22回 フランス コニャック・ミステリー映画祭               /大賞,警察賞,プレミア誌大賞,メディアテック賞 2003年 ミュージックビデオ ハン・ヨンエ <孤独な街灯> 演出  出演:カン・ヘジョンキム・ルェハ 2004年 <デジタル三人三色 2004>の3編中         インフルエンザ(短編 30分) 監督,脚本          主演:ユン・ジェムン(チョ・ヒョクレ役)、コ・スヒ 2004年 <20のアイデンティティ −シンク&ライズ−> 監督,脚本 2004年 ミュージックビデオ ハン・ヨンエ <孤独な街灯> 2005年 <南極日誌イム・ピルソン監督)> 脚本 2006年 <グエムル 漢江の怪物> 監督,原作,脚本       2006 第5回 大韓民国映画大賞/最優秀作品賞,監督賞       2006 第27回 青龍映画賞/最優秀作品賞,韓国映画最多観客賞       2006 第26回 米国 ハワイ国際映画祭 観客賞        2006 第39回 シッチェス国際映画祭 オリエンタル エクスプレス賞     2007 第27回 ポルトガル ファンタスポルト国際映画祭               コンペティション部門 監督賞     2007 第1回 アジア・フィルム・アワード 最優秀作品賞       2007 第44回 大鐘賞映画祭/監督賞       2007 第43回 百想芸術大賞/作品賞        2007 第30回 黄金撮影賞/作品賞        2007 第25回 ブリュッセル ファンタスティック映画祭 金鴉賞        2007 第4回 マックスムービー最高の映画賞 最高の作品賞 2008年 <ミスにんじんイ・ギョンミ監督)> 出演(英語学院受講生 会社員役) 2008年 <TOKYO! −Shaking Tokyo−> 監督,脚本        オムニバス プロジェクト映画 [ J-Blu-ray-Rec《10》、J-Blu-ray-Rec(単独)]         主演:香川照之、蒼井優 2009年 <母なる証明 【マザー】> 監督,脚本,原案        2009 第30回 青龍映画賞/最優秀作品賞        2009 第18回 釜日映画賞/最優秀作品賞        2009 第10回 釜山映画評論家協会賞/最優秀作品賞        2009 第29回 韓国映画評論家協会賞/最優秀作品賞,脚本賞        2010 第6回 チェチョン(堤川)国際音楽映画祭 APN Awards 監督賞        2010 第6回 ドバイ国際映画祭 アジア-アフリカ長編劇映画の部 脚本賞        2010 第4回 アジアン フィルム アワード 最優秀作品賞,脚本賞        2010 第25回 サンタバーバラ・ククチェ映画祭イースト ミーツ ウェスト シネマ賞        2010 第28回 ミュンヘン国際映画祭 Arri-Zeiss賞        2010 第1回 今年の映画賞/作品賞        2010 日本 日刊スポーツ映画賞 外国作品賞        2010 第24回 マルデルプラタ映画祭 シグニス賞        2010 米国 クリンフィレニ映画授賞式 最優秀外国映画 選定        2010 APN(Asia Pacific Producers Network)アワード アジア映画関係者賞        2011 米国 ボストン映画批評家協会 最優秀外国映画賞        2011 米国 サンフランシスコ映画批評家協会 最優秀外国映画賞        2011 米国 南東部映画批評家協会 最優秀外国映画賞        2011 米国 セントラルオハイオ批評家協会 最優秀外国映画賞        2011 米国 カンザスシティ批評家協会 最優秀外国映画賞        2011 米国 オンライン映画批評家協会 最優秀外国映画賞        2011 米国 女性映画批評家協会 最優秀外国映画賞 2009年 <火をちょうだい(短編)> 出演(ギター男) 2009年 第5回 チェチョン(提川)国際音楽映画祭 名誉広報委員 2009年 第8回 ミザンセーヌ(Mise-en-scene)短編映画祭 代表執行委員 2010年 第9回 ミザンセーヌ(Mise-en-scene)短編映画祭 恐怖,ファンタジー部門 審査委員 2011年 <人類滅亡計画書 −素晴らしい新世界− (イム・ピルソン)> 出演(パネラー(イ・ジュノ)役) 2011年 3.11 A Sense of Home Films       東日本大震災を受けて企画されたオムニバス作品         <Iki(短編)> 監督,脚本 2011年 米国 サンダンス映画祭 審査委員 2011年 第64回 カンヌ国際映画祭 黄金カメラ部門 審査委員 2011年 第10回 ミザンセーヌ(Mise-en-scene)短編映画祭 絶対悪夢部門 審査委員 2013年 <巨匠、韓国最高の興行映画監督(ドキュメンタリー)エピソード2 ボン・ジュノ監督編> 2013年 <スノーピアサー> 監督,脚本        2013 第14回 釜山映画評論家協会賞/監督賞,脚本賞(ポン・ジュノ,Kelly Masterson)        2013 第34回 青龍映画賞/監督賞        2014 第5回 今年の映画賞/作品賞,監督賞        2014 第14回 ディレクターズ・カット・アワーズ/今年の監督賞 2014年 <海にかかる霧シム・ソンボ監督)> 制作総指揮、脚本 2017年 <オクジャ> 監督,脚本 2019年 <パラサイト 半地下の家族> 監督、脚本        2019 第72回 カンヌ国際映画祭 パルム・ドール(作品賞)       2019 第40回 青龍映画賞 最優秀作品賞、監督賞       2019 第45回 LA批評家協会賞 作品賞、監督賞       2019 第32回 シカゴ批評家協会賞 作品賞、監督賞、外国映画賞、脚本賞       2019 第84回 ニューヨーク批評家協会賞 外国映画賞       2019 第38回 バンクーバー国際映画祭 観客賞       2019 第44回 トロント国際映画祭 観客賞-セカンド       2019 第24回 利川春史大賞映画祭 最優秀監督賞、脚本賞       2019 第15回 チェチョン(提川)国際音楽映画祭 今年の映画人       2019 第39回 韓国映画評論家協会賞 最優秀作品賞、監督賞、映評10選       2019 第28回 釜日映画賞 最優秀作品賞、脚本賞       2019 第13回 アジア太平洋スクリーンアワード 最優秀作品賞       2019 第19回 ディレクターズ・カット・アワーズ 今年の監督賞、今年の脚本賞       2019 第6回 韓国映画制作家協会賞/監督賞       2019 第66回 シドニー映画祭 作品賞       2019 第15回 ユーラシア国際映画祭 監督賞       2020 第77回 ゴールデングローブ授賞式 外国語映画賞       2020 第54回 全米批評家協会賞 作品賞、脚本賞       2020 第26回 アメリカ俳優組合賞 映画部門 アンサンブル賞       2020 第25回 クリティクス チョイス授賞式 監督賞、外国語映画賞       2020 第31回 パームスプリングス国際映画祭 国際批評家協会(FIPRESCI)脚本賞       2020 第92回 アカデミー賞 作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞        2020 第56回 百想芸術大賞 大賞、作品賞       2021 第40回 黄金撮影賞授賞式 最優秀作品賞、映画発展功労賞       2020 第56回 大鐘賞映画祭 大賞、作品賞 2024年 <ミッキー17> 監督 [監督作品]
制作年作 品 名 【原 題 名】
1993
1994
1994
2000
2003
2004
2004
2006
2008
2009
2013
2017
2019
2024
白色人 (短編)
フレームの中の記憶たち(短編)
支離滅裂 (短編)
吠える犬は噛まない 【フランダースの犬】
殺人の追憶
20のアイデンティティ −シンク&ライズ−
インフルエンザ(短編)
グエムル 漢江の怪物
東京! −シェイキング東京−
母なる証明 【マザー】
スノーピアサー
オクジャ
パラサイト 半地下の家族
ミッキー17

[最終更新] 2020-06-01

 



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