▼中産層アパートに住む大学の時間講師コ・ユンジュ(イ・ソンジェ)は,ある家の子犬の吠え声に耐えられずペンドリという子犬をアパートの地下に監禁する。
▼一方,アパート管理室に勤める女子経理職員パク・ヒョンナム(ペ・ドゥナ)は,極めて平凡な日常に退屈していた。彼女は,幼い少女スルギの,いなくなった犬ペンドリを探すビラ張りを手伝う。
▼ビラを見たユンジュは,自分が監禁した子犬が声帯手術で吠えられないことを知り,地下室におりて行ってみるけれど,子犬はもうその場にいなかった。
▼本当の騒々しい子犬は別の犬だった。ユンジュは,問題の子犬を捜し出し,下の階に住む一人暮らしの老婆からら致して屋上から落として殺してしまう。
▼その光景を目撃したヒョンナムは,ユンジュを追撃するけれど,突然に開いたアパート玄関の扉にぶつかり倒れてしまう。
▼ユンジュは,長い間の失職のために妻との関係が悪化しており,あげくの果てに彼女が子犬を買ってくると不満は極限に達する。
▼しかし,問題が解決されないうちに,ユンジュの妻が買ってきた子犬スンジャが失踪する。この事件の犯人は,地下に住んでいる浮浪者(キム・ルェハ)。アパートの中でおかしな追跡劇が始まる。
大学教授を夢見る白手乾逹(一文なしのプー太郎)のような男とアパート管理事務所の大それた女子職員が,アパート団地内で相次いで起こる犬の失踪事件にかかわり繰り広げる戯画的な状況を描いたヒューマンドラマタッチのコミック劇。
[制 作 年] 2000年
[韓国封切] 2000年2月19日
[日本公開] 2003年10月18日
[観覧人員] 57,469人
[原 題] フランダースの犬 플란다스의 개
[英 語 題] The Dog of Flanders
A Higher Animal
Barking Dogs Never Bite
[原 作]
[脚 本] ポン・ジュノ, ソン・ジホ, ソン・テウン
[監 督] ポン・ジュノ[第1作]
[撮 影] チョ・ヨンギュ
[照 明] パク・チョンファン
[音 楽] チョ・ソンウ
[出 演] イ・ソンジェ → コ・ユンジュ 大学時間講師
ペ・ドゥナ → パク・ヒョンナム アパート管理事務所女子職員
キム・ホジョン → ペ・ウンシル コ・ユンジュの妻
ピョン・ヒボン → ピョン警備員
コ・スヒ → ユン・ジャンミ トゥンニョ 文房具店員
キム・ルェハ → 浮浪者 チェ某氏
キム・ジング → チワワ婆さん 切り干し大根婆さん
イム・サンス → ジュンピョ先輩
ソン・ジョンソン → エンボリ 電車内の物乞い
チョ・ジェハ → エンボリの赤ん坊
ファン・チェリン → 少女スルギ
オ・スギョン → スルギの母
クォン・ヒョクプン → 管理所主任
フィンクルム(白雲) → 子犬 スンジャ プードル
チェ・ヘリ → ヒョンナムの妹
オ・ドジャ → 大学院同期3
チェ・ソンジュン → 大学院同期1
オ・セグム → チワワ婆さんの親戚
チョ・ハニ → ヒョンナムの母
キム・ヨンオク → 管理所所長
カン・ソンヘ → ナムグン・ミン
キム・ジュチョル → 大学院同期4
イ・ミョンア → 管理所古参
チョン・スジン → 後輩ミジョン
イ・ジノン → 大学学長
ムン・ヨン → 大学院同期2
キム・ジョンフン → 過大票
パンウリ → 子犬 ペンドリ シーズー
トゥルミ → 子犬 坊や ミニチュア・ピンシャー
(チワワと間違えられる)
[受 賞] 2000 第21回 青龍映画祭/女子新人賞(ペ・ドゥナ)
2000 第1回 釜山映画評論家協会賞/助演女優賞(キム・ホジョン)
2001 第25回 香港国際映画祭/ 国際映画批評家連盟賞 (FIPRESCI Award)
2001 第19回 ミュンヘン国際映画祭/新人監督賞
ハイホープス アワード(High Hopes Award)
2001 第3回 ブエノスアイレス国際映画祭/ 特別賞(音楽, チョ・ソンウ)
2001 第7回 スラムダンス映画祭/編集賞
[映 画 祭] 2001 第30回 ロッテルダム国際映画祭 競争の部 招請
ファンタジア映画祭 招請
2000 第46回 サンセバスチャン映画祭 招請
トリノ映画祭 招請
2001 第24回 シアトル映画祭 招請
ダブリン映画祭 招請
2001 第30回 ロッテルダム映画祭 招請
パームスプリングス映画祭 招請
2001 第3回 ブエノスアイレス映画祭 招請
ブリスベーン映画祭 招請
2001 アジアフォーカス・福岡国際映画祭2001 招請
2000 第19回 バンクーバー国際映画祭 競争の部 招請
2000 第44回 ロンドン映画祭 招請
東京映画祭招請
[時 間] 108分
[等 級] 12歳以上 観覧可
[制 作 者] チャ・スンジェ
[製作会社] ウノフィルム
[ビ デ オ] なし
[レンタル] なし
[H P] http://www.hoeruinu.com/(日本)
[Private ] K-VCD J-DVD ★★★☆☆☆
[お ま け] ・原題「フランダースの犬」は,監督によると,深い意味があるわけではなく,
主人公が「フランダースの犬」の主題歌を歌っている場面があるから何となく
そんな題名にしたそうだ。
・福岡市総合図書館 所蔵作品
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