輝国山人の韓国映画
<Home>へ
<モーテル・サボテン>という旅館の407号室を素材にして,そこにやってきた4組のカップルの話をオムニバス形式で描いた作品
<夏 (執着と逃避)>
<春 (ときめきとぎこちなさ)>
<秋 (傷と懐かしさ)>
<再び春 (わびしさとむなしさ)>
ミング(チョン・ウソン)とヒョンジュ(チン・ヒギョン)は,ヒョンジュの誕生日に情事を交わす。女は男に執着し,男はそれが負担になっている。結局 ,二人の関係は終末が近づいている。
ジュンギ (ハン・ウンス)とソギョン(キム・スンヒョン)は,映画科の学生で実習作品を撮るために旅館に来る。撮影を引き受けた友人を待つ二人は,旅館の周囲の奇妙な雰囲気の影響で初めての経験をする。結局,二人は映画を撮れなかったが,なにか新しい感情の始まりを漠然と感じる。
ヒョンジュ(チン・ヒギョン)とソクテ(パク・シニャン)は,偶然に酒場で会い,泥酔状態で何の考えもなくセックスをする。妙な虚脱感に捕われた二人は,それぞれが持つ傷が癒えることもなく,関係の終末を迎える。
ソクテ(パク・シニャン)とヒス(イ・ミヨン)は,別れた大学時代の恋人で,先輩の葬式で久しぶりに会い,旅館に来る。二人は,息がつまるような愛を交し,愛の痛い記憶が癒えていくかのように見えるけれど,自分たちの関係が変わる必要がないことを感じるかもしれない。
[制 作 年] 1997年 [韓国封切] 1997年10月25日 [観覧人員] 34,400人 [ジャンル] ドラマ,ロマンス(メロー) [原 題] モーテル・サボテン 모텔 선인장 [英 語 題] Motel Cactus [脚 本] パク・キヨン,ポン・ジュノ [監 督] パク・キヨン[第1作] [助 監 督] ポン・ジュノ,チャン・ジュナン,キム・ジョンフン [撮 影] クリストファー・ドイル [音 楽] チョ・ジュニョン ミュージックディレクター:キム・ジェウォン [出 演] チョン・ウソン → イ・ミング パク・シニャン → キム・ソクテ チン・ヒギョン → チェ・ヒョンジュ イ・ミヨン → ミン・ヒス キム・スンヒョン → ユン・ソギョン ハン・ウンス → ソン・ジュンギ キム・エラ → 掃除婦 シン・ドンファン → チェ・ソンジュン → イ・スナム → ハン・ジェソク → ヨム・ギジョン → [時 間] 91分 [等 級] 18歳以上 観覧可 [受 賞] 1997 第2回 釜山国際映画祭 アジア新人作家賞(ニューカレンツ(新しい波)賞) 1998 第27回 オランダ ロッテルダム国際映画祭 特別国際批評家連盟賞 フリブール国際映画祭 審査委員賞 1997 映画振興公社 良い映画 [制 作] チャ・スンジェ [共同制作] キム・スンボム [制作会社] ウノフィルム(株) [ビ デ オ] ニューセレクト(DVD 3,150円) [レンタル] あり [Private ] K-DVD【39】 J-DVD(2,457)【39】2006/2/16 [お ま け]