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ヨンジャ(英子)の全盛時代

ベトナム戦への軍服務を終えて帰還し,銭湯で垢すりをするチャンスは,警察署の保護室で偶然にヨンジャに会う。

3年前,鉄工所の作工だったチャンスは,社長宅の家政婦だったヨンジャと出会う。純真で優しいヨンジャに惚れたチャンスは,ヨンジャに求婚してベトナムに発ったのだった。

しかし,ヨンジャは,チャンスの軍服務中,社長宅のならず者のような息子にもてあそばれ,恥辱を受けて家から追い出される。

堅実に生きたいヨンジャは,縫製工場に就職するが,工場でもらう月給では生活ができず,知り合いの姉さんの勧誘で酒場のバーガールをしてみるが,適応できない。

ヨンジャは,やがてバス案内嬢になるが,不幸にも満員バスの交通事故で片腕を失い,自殺を試みるが,九死に一生を得て売春婦となったのであった。

チャンスは,3年ぶりに再会したヨンジャが何の希望もなく暮らしているのを見て,彼女を救援するためにあらゆる誠意を傾ける。しかし,ヨンジャは,チャンスの将来のために彼のそばを離れる。

何年か後,ヨンジャの去就を知るようになったチャンスは,彼女の家を訪ねて行く。そしてそこで,障害者である夫と結婚して子供まで産んで幸せに暮らしているヨンジャを見て,喜ばしい気持ちで立ち去る。

[制 作 年] 1975年
[韓国封切] 1975年2月11日
[観覧人員] 361,213人
[原    題] ヨンジャ(英子)の全盛時代 영자의 전성시대
[英 語 題] Yeong-Ja's Heydays 
[ジャンル] メロドラマ
[原    作] チョ・ソンジャク
[脚    本] キム・ホソン(金鎬善)
[脚    色] キム・スンオク
[監    督] キム・ホソン(金鎬善) [第 作]
[助 監 督] チュ・ヨンジュン,ペク・チョング,キム・ソンギ
[撮  影] チャン・ソクチュン
[照  明] チャ・ジョンナム
[音    楽] チョン・ソンジョ
[美    術] キム・ユジュン

[出    演] ヨム・ボクスン   → ヨンジャ(英子)
      ソン・ジェホ    → イ・チャンス 

      友情出演
      チェ・ブラム    → キム氏おじさん 銭湯のボイラーマン
      イ・スンジェ    → ヨンジャの夫

      ト・グンボン    → 知り合いの姉さん
      パク・チュア    → 
      ユン・ヨン     → 
      キム・ギジョン   → 売春宿の客 画家
      キム・スンナム   → 
      キム・ギボム    → 酒場の客
      ペク・ソン     → 垢すりの客
      イム・ヘリム    → 鉄工所の先輩
      イム・ソンポ    → 
      イム・センチュル  → 
      キム・デヨン    → 
      ムン・イル     → 
      キム・ホボム    → 
      チョ・ヨンジュン  → 
      チェ・ソンジョン  → 
      チェ・ミンギュ   → 
      シン・ジェフン   → 
      パク・イェスク   → 売春宿の女将
      チョ・ハクチャ   → 泌尿器科 医師
      クォン・イルジョン → 
      イ・ジョンエ    → 売春婦
      キム・エラ     → ヨンジャの母
      ソン・ミョンスン  → 
      キム・ジヨン    → 
      キム・スンミ    → 
      キム・ヨンエ    → ヨインスク(旅人宿)の女将
      キム・ギョンラン  → 
      キム・インソン   → 
      ユン・ジュソン   → 
      ハ・スク      → 


[受    賞] 
[映 画 祭] 
[時    間] 103分
[観覧基準] 青少年 観覧不可
[制 作 者] キム・テス
[制作会社] テチャン興業
[制 作 費] 
[D V D] 日本発売なし
[レンタル] 
[H    P] 
[撮影場所] 
[M-Video] 
[Private ] K-DVD【60】韓国映画 クラシック・コレクション (7枚組)
             キム・ホソン監督のコメンタリー

             ヨンジャ(英子)の全盛時代 (1975年:キム・ホソン監督)
             わが青春の甘き日々 (1987年:ペ・チャンホ監督)
             ギャグマン (1988年:イ・ミョンセ監督)
             若き日の肖像 (1990年:カク・チギュン監督)
             競馬場へ行く道 (1991年:チャン・ソヌ監督)
             華厳経(けごんきょう) (1993年:チャン・ソヌ監督)
             薔薇色の人生 (1994年:キム・ホンジュン監督)

[お ま け] ・ハ・ギルジョン(河吉鍾)監督やイ・ジャンホ(李長鎬)監督らと共に1970年代中盤に
       衰退していった韓国映画に新しい流れを作り出したキム・ホソン(金鎬善)のデビュー作。

      ・1970年代に流行した<ホステス メロドラマ>の代表作と呼ばれるが,封切り当時は,
       <ホステス映画>というよりは,<青年映画>として注目されたそうだ。

      ・<ホステス メロドラマ>とは,若い下層階級の女性が人生の挫折に達する過程を描き出した
       ジャンルで,この映画のヨンジャは,これを最も典型的に見せる事例といえる。

      ・当時,都市に来た農村の女の子たちが歩かなければならなかった代表的な経路である家政婦,
       工場労働者,バーガール,バスの車掌を経て遊郭に流れるという道をヨンジャを通して描い
       ている。

      ・封切り当時,ハリウッド映画<スティング>の33万人を追い越し,観客36万人余りを動員
       して興行に大きく成功したそうだ。


      ・この映画が興行に成功したため,すぐに<チャンスの全盛時代>や<ミス・ヨムの純情時代>
       といった我流作が続出したそうだ。


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