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August 2004: Rush Live Report

2004年8月 R30 北米最終4公演観戦記 Part 6

8月18日水曜日(晴、時々曇り、雨)
Manhattan 観光→RUSH コンサート
18th breakfast
2つのデリのサンド。奥の白いのが‥‥
 6時半頃起床。さすがに昨晩早く寝ただけあって気持ちのいい目覚め。シャワーを浴びて出る支度をした後、昨日買ったサンドウィッチで朝食を取ることにしました。Carnegie Deli のサンドウィッチは2002年にも食べたのですが、2年ぶりに包みを開けるとやはりアメリカ人のアホさ加減が身に染みます。デカイ。400グラムくらいあるんじゃないでしょうか。画像では白く飛んでしまっていますが、帽子のように乗ったライ麦パン(この言い回しの copyright: KN さん)に挟まれているのは尋常ならざる量のチキンサラダ(チキンとセロリがマヨネーズ和えになっているもの)。しかも、写っているのはサンドウィッチ1個です。1個を半分に分けて、皿に置いているのです。まあ、画像ではその凄まじさはわかりにくいと思いますが‥‥。ちなみに $10.05という値段はサンドウィッチ一つとしては高額ですが、このサイズを見れば誰もが納得でしょう。しかし、大きくても大味ではないんです。繊細、というと言い過ぎかもしれませんが、非常に上品な味で、おいしいことこの上なし。一度気に入ると思わず同じものを頼んでしまいたくなるような味です。ただ、難点は複数のサンドを一度に食べられないこと。できたらハーフ・サイズがあると、色々食べられるんですが。それから手前にあるのが初めて食べる 55 St. デリのパストラミ&スイス・サンド。こちらは普通サイズ(でも大きい)で、味はなかなか。比較対象がないのでこちらの方がおおいしい、かどうかは判定できませんが、買って後悔する味では決してありません。本当は Carnegie Deli の一番の人気がパストラミ・サンドなので、両方買って比較するとよくわかるでしょうね。ともかく、おいしい上に大量で満足すること間違いなし。
50th St Station
50 St.駅のホーム
 のんびり朝食を取り終え、9時にホテルを出発。今日はまず Port Authority Bus Terminal に行って Montreal 行きのバスのチェックしなければなりません。50 St.駅まで歩き、自販機で 1 Day Fun Pass($7)購入。それから改札をくぐり、乗って一駅で Port Authority駅に到着。駅構内で繋がっているバス・ターミナルに入り、Info で Montreal 行きのチケットはどこで買えるかを尋ねるとおばちゃんが一言、「Go ahead & ask at Grey Hound」。その言葉に従ってまっすぐ進むとすぐに Grey Hound のカウンターに到着。時刻表に事前の調査通りの朝8時半発の便が出ていたので、安心してチケット購入。しかし、カウンターのおばちゃんの態度は横柄。ちょっとムカつく。
Ed Sullivan Theater
Ed Sullivan Theater
 地下鉄に戻り、今度は自然史博物館へ向かう。博物館の地下に直接繋がる駅があるんですが、その少し手前、現在開発が進んでいてどんどんにぎやかになっているという Columbus Circle の見物がてら、同駅で下車。外に出て地図を確認するためにベンチに腰掛けると、はす向かいに CBS Late Show with David Letterman の張り出し看板発見!Ed Sullivan Theater です。2002年11月25日、この張り出しの上で Audioslave がライブを行い、その映像がリリースされていますが‥‥ホントにビルの谷間。さぞかしうるさかったことでしょう (笑)。
Sign Board at AHONM
自然史博物館の案内板
 しばし見物した後は Broadway を北上して Columbus Circle の中心へ。そこからは Central Park の西の縁を歩き、81 St. まで進み、自然史博物館に到着。2002年にも訪れましたが、その時は全体を把握しておらず、最後の最後に超駆け足で見ることになってしまった自然石・宝石コーナーをもう一度しっかり見たかった!入館してすぐにあった、階の表示と各階のジャンル紹介のパネルがかわいいので撮影‥‥したら、撮影後にカメラの液晶が全点灯して動かなくなってしまった!すわ、こいつも故障か!と焦ったのですが、単に電池が切れただけという可能性も高く、電池交換を試すことに‥‥電池をホテルに忘れた!一応、館内の売店も見たのですが、見た範囲では電池は売っておらず、仕方なく二手に分かれて僕がホテルに戻ることに。
 10時40分に 81 St.-自然史博物館駅でオレンジのBラインに乗車し、Rockefeller Center駅へ。そこから歩いて3分でホテルに到着。そして電池を交換して試し撮りしてみると‥‥復活!よかった〜。すぐにホテルを出てまた同じ経路を反対に。Rockefeller Center から北上した地下鉄は Central Park の下辺で西に折れ、 Columbus Circle に到着。‥‥とここでなにやらアナウンスがあり、人が結構降りてしまう。とはいえ全員降りたわけではないのでそのまま乗っていると‥‥次の 72 St.駅を通過。ナヌ?その次の自然史博物館駅も通過。ナヌ〜!?なんと、 Columbus Circle で急行のDに変わってしまったみたいなのです!結局、Halem の 125 St.駅までノン・ストップ。あう。125 St.駅で反対の線に乗り、やっと自然史博物館に戻れたのは11時40分。1時間もかかってしまいました。
Jewerys
色見本のような宝石コーナー
 ここのチケット、見せるだけで切られたりしないので出入り可能だと思うんですが、どうなんでしょう。かなり怪しまれてしまいましたが、再入館できました。そして待ち合わせの自然石コーナーで彼女と落ち合って、改めて鑑賞再開。自然石コーナーは1階の奥の奥にあるのでなかなか行きづらいですが、一見の価値はあります。巨大な隕石が出迎えてくれ、その先には2002年にも書いた、さまざまな自然石の標本と、自然石を生かした工芸品の数々。そして更に奧には圧巻の宝石コーナー。さまざまな色、サイズの水晶や貴石、レア・メタルなども凄いですが、ダイヤモンドゲームができそうなくらいのカラー・ダイヤ、大きなルビー、サファイアに至っては目眩がしそうです。堪能。
 その後は海の生物コーナーをざっと見て、Museum Shop を探索。さっき電池を探した時に入らなかった、建物の中心にあるショップが実は一番大きくて、3階にまたがって様々なものが売られていました。ここだけでもかなり面白いです(しかもカメラ電池もあったし‥‥)。ここでおみやげを数点買い、更にプラネタリウム横のショップでもTシャツを購入。そうして自然史博物館を後にしました。外に出て次の行動を考えようとベンチに座ると、突然雨が!でも5分くらいで小降りになり、更に数分で完全に止んでくれました。よかったよかった。
Good Enough to Eat
Good Enough to Eat
 もう2時に近い時間だったので、お昼にすることに決定。自然史博物館の近くでお昼といったら、僕らにはもう1軒しかありません。アメリカの家庭料理を出す Good Enough to Eat自然史博物館から歩いて5分もかかりません。ここはミートローフとパンケーキが特に有名なんですが、そのほかの料理も「これがアメリカの料理か!」と思うくらい上品‥‥というとちょっと語弊がありますが、クドくなく、大味じゃないのがとてもいいです。今回はイチゴの乗ったパンケーキとミートボール、スクランブル・エッグのセット「Lumber Jill」(前回はその名も「Lumberjack(木こり)」というのを食べてとてもおいしかった)、フェッタチーズのオムレツとスコーンのセット「Astoria」、更に単品でワッフル(これもここの名物)、白豆とケナフのスープ、そしてコーヒーを注文。
18th Lunch
18th Lunch
 わくわくしながら待つこと数分、まずはスープが到着。さっぱりしていてとてもおいしい。そしてメインが登場。ボリューム満点!Lumber Jill のイチゴなんて本当に山盛り!それにイチゴ・ホイップ・バターとメープル・シロップをかけて食べるとおいしいこと(画像奧のプレートが Lumber Jill ですが、もしかして女の子の顔になってる!?)。今回初挑戦のワッフルは軽く焼き上がっていて、生地に甘みがあまりないのでパンとして食べられます。そしてオムレツ、肉類もアメリカとは思えない良い味で、あっという間に平らげてしまいました。その後、会計時にここの店のトレード・マークである牛マークの入った帽子を購入。あと、ここのメニューの作り方が載っている本もありましたが、白黒で写真がないのでパスしました。
 店を出ると、そろそろコンサートの準備をしなければならない時間になっていたので、Will Call のチケットを受け取りに RCMH へ。Rockefeller Center駅を出てすぐに RCMH に到着。Box Office に行ってチケット購入時に使ったカードを見せると、すぐに当日、翌日のチケットが渡されました。席を確認‥‥やはり奇跡は起きず。まあ、Sold Out ですから‥‥と思っていると、次の客が着ているTシャツにびっくり。なんと僕がいつも参加しているトレードのコミュニティで作った、ほんの数十枚しかないTシャツじゃないですか(僕は買ってないけれど)!歩道に出てから声をかけると、お互い顔も本名も知らなかったもののネット上では何度もやりとりした Jeff という人物。なんて奇遇!更に彼と一緒に来ていた人たちの中にも同じようなトレード仲間がいて、しばし歓談してしまいました。その後、5時にすぐ近くのバーにもっと集まるから来い、と誘われ、いったんホテルに戻ってから参加することに。
 部屋に戻ったのは4時を少し回った頃。少し休んでからシャワーを浴び、服装も RUSH コンサート仕様に着替え、さらに DXT、カメラ等の準備をして5時少し前に出発。そして5時丁度に約束のバーに着いたのですが‥‥いない。店内は RUSH ファンでごったがえしているものの、Jeff 達がいない。‥‥結局、6時過ぎまで待つものの会えず、仕方なくホテルに帰って寝てしまいました。
VH1 Classic Budge
VH1 バッジ
 やはり疲れていたので、少しだけですが寝られて頭がすっきり。7時を少し回ったところでホテルを出発し、RCMH に着いてみると辺りは既に黒山の人だかり。正面のゲートは閉まっていて、サイドに誘導されてそこの最後尾に向かいました。とその時、何かを配っている人が。よくわからないまま受け取ってみると、MTV に代わってロック系の音楽番組を作っている VH1 Classic の缶バッジでした。RUSH の特集もしてくれたりしています。ラッキー。
 列の最後尾に到着した時、更に後方で建物の上の方を見ているファンが数名。もしかして、窓からメンバーが顔を出したりするの?と思って見上げましたが、特になにもないようなのでそのまま列へ。進み具合は結構早く、すぐに自分たちの番が来ました。さあ、どんなチェックをされるのか!と思ったら、金属探知器なし、カバンは開けているのを上から覗くだけ。さらに「No Cameras ?」と聞かれるのでもちろん「No」と答える。すると通過できてしまいました。ヨユウ。
 そしてエントランス・ホールに入ると‥‥。絶句。壁や手すりは木目を生かした木製で、天井からは巨大なシャンデリア。照明は全て白熱灯なので、少し暗い感じが豪華さを演出しています。もちろん床は全て絨毯敷き。ゆるやかなアールで上に続く階段を登っている RUSH Tシャツを着た男どもが思いっきり不釣り合いです (笑)。まさに豪華絢爛。こりゃロックの会場じゃないな〜。などと思いながら、係員に1階席への行き方を聞き、我々のシートへ。今日は1階席、Mezzanine から、ステージ全体を眺めます。

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