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August 2004: Rush Live Report

2004年8月 R30 北米最終4公演観戦記 Part 5

8月17日火曜日(Toronto 曇り〜移動中霧雨〜晴れ)
高速バス(Toronto→国境→Buffalo→New York City)→Manhattan 観光
Express Bus to NYC
NYC へ向かう夜行バス
 深夜1時頃、カナダーアメリカ国境にある Buffalo の US イミグレーションに到着。先に着いていたバスの手続きを待ち、1時5分頃に下車しました。待合室に入ると、僕らよりも前に降りた2名の乗客がすぐに手続きを開始したのですが、なかなか終わらない。一人はインドもしくはアラブ系の中年男性で、なにやら商用で入国するための書類でトラブっている模様。そしてもう一人はアジア系の女性なんですが、提出している証明書や行き先を記したものなどがとても古いらしく、係官に「everything is very very old !」などと言われている。そして10分ほど経ち、男性はなんとか先へ進めたものの、女性はこちらへ帰ってきて、そのまま建物の外へ行ってしまいました。どーなるんでしょう?そして僕らの番。2002年にも経験しているので、その時と同じく簡単な書類に記入し、パスポートを見せればいいだろうと思っていたのですが、とんでもない。口頭で記入事項を全て訊かれ、それを係官が記入。しかも、行き先にはホテルの名前と住所まで言わされる。あわてて本を出して答えましたが、まさかこんなに事細かに訊かれるとは。
 5分以上かかった書類審査が終わったのですが、荷物検査も厳しかった。カバンの中身を奥の奥までチェックされ、小さなバッグや袋に入っているものは全てあけてチェック。しかもひとつひとつ「これは何だ?」と訊かれ、そのたびに説明。そして一番怪しまれたのが大量のフィルムと電池とDATのテープ。「何に使うんだ?」と言われても (爆)。そして全てが終わったのが1時半過ぎ。15分以上もかかりました。それからバスに戻って他の人の審査を待ちながら観察すると、時間がかかっているのは明らかに有色人種。白人はほとんどノーチェックと言っていいくらいにスムーズに進んでいます。アメリカって‥‥ (-_-)
 ところで、待っている最中に彼女がトイレに行きたくなったのですが、車内のトイレはエンジンがかかっていないので使用できず。どうしようかと思っていると、イミグレーションの建物内にトイレの案内が見える。そこで、建物の前で一服しているバスの運ちゃん2名に「中のトイレって使える?」と尋ねると、一人がすぐに「Sure !」と言ってくれたのに、もう一人がワンテンポ遅れて「NO !」と言って遮るふり。それから笑って通してくれたんですが、カナダ人って‥‥ (笑)
 彼女が戻ってきてから、夜食として昨日昼に買った mmmuffins のマフィンとチーズ・スコーンを食べたんですが、これがうまい!ここのマフィンは彼女のお気に入りなんですが、本当に他よりも1ランクおいしいです。ボソボソしていなくてしっとりしていて、また味もしっかり付いていながら甘すぎず。そしてチーズ・スコーンもチーズたっぷりでうまい!さすがはマーヴェラス・マフィン。そして2時頃、やっと出発。でも前の女性は帰ってこなかった‥‥。
 2時半頃に Buffalo に到着し、トイレ休憩となりました。Boston 他、行き先の違う人たちはここで乗り換え。また、運ちゃんはカナダ人から黒人でえらくノリのいい兄ちゃんに交代。2時45分頃に出発した後は、すぐに眠りの淵に。
 5時頃、Syracuse 手前のドライブインでの休憩を挟み、7時頃にどこだかわからない途中のドライブイン、というかバーガーキングに停車し、朝食休憩。クロワッサンにソーセージとオムレツ(らしきもの)が挟まったサンドウィッチ、コーヒー、ハッシュドポテト、これらが全て2個ずつになった2人用セット(US$7)を購入。しょっぱい。けれどこれはこれでジャンクでおいしい (^_^;)。
 ちなみにこの辺りはずっと凄い霧で、一時は走っている前方10m位しか視界がなく、スロー走行する場面も。このまま NYC も天気が悪いのか‥‥と思っていたのですが、7時半頃にはすっかり晴れて一安心。そしてまた眠りに落ちる。
Lincoln Tunnel
Lincoln Tunnel 出口
 すっかり熟睡していたのですが、肩を叩かれて起きてみるともう既にリンカーン・トンネルの手前で、時刻は10時半頃。アメリカ入国後は非常にスムーズだったようで、マンハッタンのバス・ディーポ、Port Authority Bus Terminal に到着したのは10時45分頃、ほぼ定刻通りでした。あの長〜いイミグレーションの時間、予定通りなのね。
 さて、すぐに地下鉄(路線図)の駅に行き、Single Ride($2)の乗車券をクレジット・カードで購入してホテルに向かった‥‥のですが、ホテルに一番近い駅である 49 St駅を通る Yellow Line(NQRW)への道のりが長かった‥‥。42 St/Port Authority Bus Terminal駅から地下道を通って Times Square駅まで歩いたのですが、遠い!実際 8th Avenue から 7th Avenue まで歩いたわけですから距離があるのは当たり前なんですが、地下は曲がりくねっている分、地上をまっすぐ歩くよりもずっと距離を感じます。荷物がある時はやめた方が良いですね‥‥ (^_^;)。やっと目的のラインに乗ったら一駅で 49 St駅に到着。これなら全部歩いてもあまり変わらなかったかも。
NYC Hotel
Hotel 玄関
 地上に出てからはあっという間でした。目的のホテルは駅から歩いて30秒ほどで発見。まだ11時でしたが、すぐにチェックインできるということで、予約時の email のやりとりのプリントを見せて手続き。部屋は9階でした。エレベーターで上り、部屋に到着したのが11時半頃。初めて使うホテルでしたが、事前の調査通り小綺麗で、アメニティも充実。ここもアパートメント・タイプで、冷蔵庫も充分な大きさ、キッチンの使い勝手も良さそう。そして何よりロケーションばっちりな割に安いのが最大のポイントですね。さて、一休みした後シャワーを浴び(さすがに Manhattan は暑く、荷物を持っての移動で汗だくでした)、まずは昼食を買いに出ました。
 ガイドに載っていて試したかった「Hello Berlin」というドイツ・タイプのホットドッグ屋台を目指して 5th Av. 55 St. 交差点方面へ歩き出すと、すぐに目に飛び込んできたのが明日、明後日と RUSH を見る Radio City Music Hall!サインボードには「RUSH - 30TH ANNIVERSARY TOUR AUG 18-19 SOLD OUT」の文字!ワオ!すぐに遠景、近景、それに入り口にあったポスターを撮影。
 ひとしきりショウ前日の RCMH を堪能した後、また歩き出しました。5th Av. は RCMH から東(厳密にはマンハッタンは南北に伸びているのではなく、北西から南東に延びているので、数字の小さい Av. に向かう時は東ではなく南東なんですが、便宜上東と表記します。同様に、数字の小さい St. 方向は北と表記)へ1ブロック、北へ5ブロックと、すぐ近く。数分して目的の交差点に到着すると、すぐに Hello Berlin 発見。メニューは全てドイツ車の名前になっていて面白いですね。どれもおいしそうだったんですが、2種類のソーセージがセットとなった「5th Av. Combo」を注文。それに本日のスープ $1.5、キュウリとポテトのサラダ $2(わざわざ「No Mayo」とマヨネーズを使っていないことを表記していたのはいずこも同じヘルシー・ブームならではか)で、合計 $10.5。
17th Lanch
Hello Berlin の昼食
 さすがに疲れが出て、ホットドッグを持ってホテルへUターン。そしてさあ食べるぞ、と袋から取り出すと、確かにソーセージは2種だったんですが、パンは一つ。あれ、思っていたのと違う‥‥。2種類のホットドッグがセットになったものではなかったのね‥‥。残念。ただ、食べてみてびっくり。確かにこれはアメリカのホットドッグではない!アメリカのものはパンもソーセージも柔らかく、それはそれでおいしいんですが、ちょっと食べ応えが足りないんですよね。そこはやはりソーセージの国ドイッチェランド、ブリブリで味のしっかりしたソーセージはとてもおいしい。パンも堅い、質実剛健な感じがいいですね。サラダもビネガーが利いていてひと味違う感じ。そして何よりもうまかったのがスープ!具だくさんで味が濃すぎず薄すぎず、これだけでもかなりおなかに溜まるものでした。次回はちゃんと2人前買おう!ちなみに画像は途中まで食べてしまってから撮影したもの。スイマセン、腹ぺこだったもので (^_^;)。
Times Square Visitors Center
Visitors Center
 1時間ほど休憩して16時頃、また散策に出発しました。まず向かったのは Times Square にある Visitors Center。が、特にたいした情報、チラシはなし。それと、情報検索用のネット端末が空いていたので使ってみる。まずは Digital Rush Experience の News Group で、最後に書き込んだスレッドをチェック。すると21日に会う予定の Montreal の Kam、英国の Harry などが返事をしてくれていました。それを読んだ後、日本のサイトを見てみると‥‥なんと日本語が通らない。うーむ、New York City の Info のネット端末で日本語が表示もできないのはちょっと問題では。ネットを終えると、少し目に付いた完全日本人向けの冊子が2種あったのでそれらをゲット。ひとつはアテネオリンピック情報誌で、もう一つはタウン情報誌みたいなもの‥‥だと思ったら、夜の怪しい店の広告ばかりでびっくり。なにも New York まで来て、ねぇ。それと、エンターティメント系のフリー・ペーパー、「VOICE」もゲット。ざっと見たところ RUSH のコンサート告知があったから持ってきたのですが、改めて後で読んでみたらとてもいい紹介じゃあないですか。みんなこういう紹介してくれると嬉しいですね。
VOICE
VOICE
 外に出て、隣の Virgin Megastore に入店。まず RUSH コーナーを見てみたのですが、扱いは普通。『Feedback』は新譜扱いで沢山並んでいるものの、通常のアルバムの品揃えはイマイチ。あと高い!『Feedback』は US$15位で、SAM の CA$7.09 とは大違い。他、興味のあるところをチェックしてみましたが、総じてカナダより高いので全てパス。また地下の書籍コーナーにも行ったのですが、RUSH の本がなにもない!『Traveling Music』と『Contents Under Pressure』は出たばっかりでしょう。なんで置いてないかな〜。
Naked Cowboy
Naked Cowboy !
 店を出て Times Square 中心の中央分離帯に目を向けると、またいました、Naked Cowboy(web site があるし‥‥ (爆))。10人以上の観光客に囲まれていて、次から次へと撮影に応じているところを横から撮影 (笑)。ちなみに、一緒に撮らせて貰った人は彼のブーツにおひねり‥‥もといチップをねじ込みます。
 それからは Broadway をどんどん南下。42 St. からずっと南へ歩いて 34 St. Penn Station に到着し、2002年に RUSH を見た MSG、泊まったホテル、エンパイアステートビルなどを眺めました。それから地下に降り、巨大な Penn Station をさまよいつつ Brooklyn 行きの地下鉄に乗車。そして2駅戻って 50 St.駅で下車。夕食を買うために、2002年にも使った有名な Carnegie Deli、それと今回のガイドに「Carnegie Deli よりおいしい」という読者投稿のあった 55 St. デリを目指す。
Carnegie & 55 St. Deli
Carnegie & 55 St. Deli
 Carnegie Deli に到着してみると、なんと 55 St. デリはお隣じゃないですか。入ってみるとアジア系の店員がいて、New York にしてはかなりフレンドリー。隣が超有名店だからでしょうか。そこでパストラミ&スイス・サンド(US$5.5)と水を購入し、隣へ移動。いつものチキンサラダ・サンド(US$10.05)を注文。サンドが出来上がるとシェフのアジア系おじさんが「Anything else ?」。が、他のメニューを眺めていて反応が遅れた僕に、つづいて「ほ・か・に・は」? (爆)。日本人客も多いんでしょうね。それとも日系?「That's all」と返事をしてレジで会計、レシートとサンドを引き替えにもらう。ここは注文してからレシートを受け取り、向かいのレジで会計を済ませ、会計済のレシートを引換券として品物を受け取るという、ちょっと変わったシステム。受け取ると店を出て歩いてホテルへ。重し。
 ホテルに着くと疲れがドッと出てしまってダウン。おなかもあまりすかないので、ベッドの上でジェリービーンズをつまみながら日記をつけ、10時頃就寝。

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