輝国山人の韓国映画
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▼ムンチャン警察署のオ・ビョンホ刑事(ハ・ミョンジュン)は,醸造場主人殺人事件を専門に担当することになる。
▼オ刑事は,死んだヤン・ダルス(イ・デグン)の過去とかかわった人々を尋ね歩き,ファン・バウ(チェ・ブラム)の存在を知るようになり,パルチザン出身のカン・マノとヤン・ダルスの妾で酒場女になったソン・ジヘ(チョン・ユニ)に会って真実に接近して行く。
▼6・25当時,一人娘ソン・ジヘを連れてチリサン(智異山)に入山した共産軍隊長ソン・ソクチンは,死ぬ前にカン・マノに父の遺産である莫大な宝物を隠した場所の地図を渡して娘のことを頼む。
しかし,共産軍は,ソン・ジヘを輪姦し,その過程で彼女が妊娠したことが明らかになる。
▼カン・マノは,青年団長ヤン・ダルスを通じて自首しようとするが,討伐前の過程で13人中9人が射殺され,カン・マノ,ファン・バウ,ソン・ジヘ,ハン・ドンジュだけが生き残ることになる。
▼ソン・ジヘとファン・バウは,夫婦の縁を結び,チリサン(智異山)の宝物を探そうとするが,ファン・バウは,ヤン・ダルスの陰謀によって,ハン・ドンジュを殺したという疑惑で逮捕され,無期懲役刑を宣告される。
▼ソン・ジヘは,ヤン・ダルスに身体を任せ,ヤン・ダルスは,宝物を売った金で醸造場を始める。
▼捜査を進めて行ったオ刑事は,衝撃的な秘密を知るようになる。死んだと思っていたハン・ドンジュが生きていたのだ。
▼結局,ヤン・ダルス殺人事件が,キム・ジュンヨプ弁護士の殺害と同じ件で,ハン・ドンジュの教唆によりソン・ジヘの息子テヨンが行った結果であることが明らかになる。
▼獄中生活を終わらせたファン・バウは,精神病院に入院させたテヨンを守るために,全てのことが自分の罪であるとして自殺し,ソン・ジヘも彼に従う。真実を全部暴いたオ刑事も,20年余り持続した悲劇の重さのせいで自殺してしまう。
[制 作 年] 1980年 [韓国封切] 1980年11月15日 [観覧人員] [原 題] 最後の証人 최후의 증인 [英 語 題] The Last Witness [ジャンル] ドラマ,犯罪,戦争 [原 作] キム・ソンジョン(金聖鐘)の推理小説「最後の証人」 [脚 色] ユン・サミュク [監 督] イ・ドゥヨン [第 作] [助 監 督] チョ・ミョンファ [撮 影] チョン・イルソン [照 明] チャ・ジョンナム [編 集] イ・ギョンジャ [音 楽] キム・ヒガプ [美 術] キム・ユジュン [武 術] [出 演] ハ・ミョンジュン → オ・ビョンホ 刑事 ムンチャン警察署 チョン・ユニ → ソン・ジヘ ソン・ソクチンの娘 チェ・ブラム → ファン・バウ ソン・ソクチン家の作男 本名:ファン・アム(黄岩) ヒョン・ギルス → カン・マノ(姜萬鎬) 元 共産軍パルチザン ハン・ヘスク → チョ・ヘオク 村の小学校の先生 イ・デグン → ヤン・ダルス(梁達洙) ムンチャン醸造場 主人 元 青年団長 ハン・ソリョン → キム・ジュンヨプ(金重Y) 弁護士 元検事 シン・ウチョル → オム記者 社会部 シン・ドンウク → チョ・イッキョン 村の小学校の校長 ヘオクの叔父 テイル → ハン・ドンジュ(韓東周) チェ・デス ユン・イルジュ → キム・ドックァン ムンチャン警察署長 イム・ヘリム → パク氏 プンサン村の長老 ハン・ドンジュが生きているという チェ・ソンホ → ソン・ソクチン 共産軍隊長 人民遊撃隊総司令官 イ・ヘリョン → ホ・シク パク・チョンソル → ハン・ボンジュ ハン・ドンジュの弟 チョン・ギュヨン → ユ・ジン ファン・バウの甥 キム・エラ → 酒屋 主人 チェ・ジュン → 老いた巡査 チェ・イル → 村役場 職員 ハン・ミョンファン → ヤン・ジョンテ ヤン・ダルスの息子 オ・ヨンファ → ヤン・ジョンテの妻 ラ・ジョンオク → イ・ボクスン チョンテの母 イム・センチュル → パク老人 ヨンジェの父 キム・スチョン → 老人 ソン・ジョン → 老人 イ・ベク → 老人 パク・タル → 老人 チュ・イルモン → 老人 パク・プヤン → カン・マノの息子 郵便局員 ヤン・チュン → カン・マノの嫁 息子の妻 クク・チョンスク → 女の先生 キム・デヒョン → 共産軍 パク・ヒジン → 共産軍 チュ・サンホ → 共産軍 イ・ジニョン → 共産軍 イ・ギョンウ → 共産軍 カク・コン → 警察幹部 チョ・ソング → 村人 パク・イル → 村人 チ・ヨンナム → ムンチャン警察署 刑事 イ・イェソン → ムンチャン警察署 刑事 キム・ウソク → ムンチャン警察署 刑事 ヤン・イルミン → 汽車 お客さん キム・シンミョン → 山村女 チョン・ミギョン → 飲み屋の女将 アン・ジンス → 酔客 チャン・チョル → 酔客 キム・ジヨン → 女給 キム・スギョン → 女給 ソク・インス → ペ・ジョンジャ ハン・ドンジュの妻 オ・チュングン → 青年団員 クォン・イルス → 青年団員 パク・ヨンパル → パク・ヨンジェ パク氏の息子 チェ・ソンギュ → 賭博屋 キム・ウォルソン → 賭博屋 パク・クァンジン → 賭博屋 シン・チャニル → シン係長 ファン・ゴン → キム捜査係長 プンサン警察署 オ・セジャン → プンサン警察署 刑事 チョン・ヨングク → プンサン警察署 刑事 ソ・ピョンソク → プンサン警察署 刑事 ホン・チュンギル → プンサン警察署 刑事 ハン・ダヨン → オクソン 支署主任 ソ・ジョンア → パク・ヨンジェの妻 マ・ドシク → ハン・ドンジュの部下 ナム・ソングク → ハン・ドンジュの部下 ナ・ガプソン → ハン・ドンジュの部下 ノ・サガン → ノ・ホンジュン キム署長の義弟 チェ・ソク → 裁判所 職員 チェ・ジェホ → クァンジュ(光州)刑務官 イム・ソンポ → ウォンジュ(原州)刑務官 チェ・ソングァン → モッポ(木浦)刑務官 課長 イ・ジョンエ → クァブ宅(テク) ファン・バウの姉 キム・ボムギ → ファン・テヨン ソン・ジヘとファン・バウの息子 クク・チョンファン → チェパンソル イム・イェシム → 大家 チョン・ジヒ → ヨンイン(龍仁)精神神経科病院 看護婦 イ・ギヨン → 治安本部 職員 キム・ギボム → 治安本部 職員 ソ・ジュニョン → 共産軍 カン・ユイル → 共産軍 カン・チョル → 共産軍 イ・テス → 共産軍 イ・ギョンベ → 軍将校 キム・ギョンラン → 村女 ユ・ミョンスン → 村女 [受 賞] 1980 第1回 韓国映画評論家協会賞/男子演技者賞(チェ・ブラム) [映 画 祭] [時 間] 158分 [観覧基準] 青少年 観覧不可 [制 作 者] キム・ファシク [制作会社] セギョン映画(株) [制 作 費] [D V D] 日本発売なし [レンタル] [You Tube] https://www.youtube.com/watch?v=YZayOSDtj7g
[撮影場所] [M-Video] [Private ] K-DVD(日本語字幕あり)【76】 韓国映像資料院コレクション [お ま け] ・キム・ソンジョン原作の「最後の証人」をイ・ドゥヨン監督が,154分という大作 として映画化したが,封切り当時,検閲によって40分もの部分が削除され,監督の 意思と関係なく,拙速に編集・封切された悲運の傑作と言われている。 ・幸いにも韓国映像資料院に保存されていたオリジナルネガフィルムを通じて,原本に 近い154分バージョンで復元公開され,その後,DVDも発売された。 ・2001年には,ペ・チャンホ監督により<黒水仙>という題名でリメイクされた。