輝国山人の韓国映画イ・ドゥヨン

輝国山人の韓国映画
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イ・ドゥヨン
李斗鏞
이두용
I Tu-Yong

１９４２年　出生（１２月２４日）　　　　　　ヨンサン（龍山）高等学校卒業　　　　　　トングク（東国）大学校経済学部中退　　　　　　学生時代にハリウッド映画にはまって過ごし，高等学校を　　　　　　卒業する頃，助監督だった先輩からの映画を習わないかと　　　　　　いう提案に映画の世界に飛び込んだ。　　　　　　１０年弱の期間をイ・マニ監督，チョン・ソヨン監督をは　　　　　　じめとして有名監督下で助監督として演出授業を積んだ。１９７０年　＜失われた面紗布（ウェディング・ベール）＞監督，脚本　［デビュー作］１９７１年　＜夜烏鬼（やおき）＞監督１９７１年　＜ある夫婦＞監督１９７１年　＜お宅のパパもこうですか＞監督１９７１年　＜晴天の雷＞監督１９７１年　＜続・兄＞監督１９７１年　＜罪深い女性＞監督１９７２年　＜行かないで＞監督１９７２年　＜どこへ行くべきか＞監督１９７２年　＜逮捕令＞監督１９７２年　＜笑って生きてるパクさん＞監督１９７２年　＜惜しみなく捧げん＞監督１９７３年　＜紅衣将軍＞監督，脚本　　　　　　　壬辰倭乱の時活躍した義兵長カク・チェウの武勇談を描いた時代劇　　　　　　　　1973 第12回大鐘賞映画祭／最優秀作品賞（大統領賞）１９７４年　＜帰ってきた一本脚の男＞監督　　　　　　　韓国式カンフー（拳撃）アクション映画　　　　　　[You Tube]　https://www.youtube.com/watch?v=MCAEErEhDHQ １９７４年　＜背信者＞監督１９７４年　＜続・帰ってきた一本脚の男（ウェダリ）＞監督１９７４年　＜憤怒の左足＞監督　　　　　　　満州を背景にしたテコンドー映画を開拓した。１９７４年　＜小さな鳥＞監督１９７４年　＜屍の橋＞監督１９７４年　＜龍虎対練（ヨンホデリョン）＞監督，脚本　　　　　　　劣悪な制作環境で海外にも売れる映画ジャンルについて悩み，アクション映画を　　　　　　　考え出して，一連のテコンドー映画を演出した。　　　　　　　スタント俳優の基盤さえ脆弱な時期だったので，全国のテコンドー有段者を呼び　　　　　　　集めてオーディションを経て，２０～３０人程度の人員を選んで，その中で主助　　　　　　　演，端役をする俳優を選び出して映画に出演させた。　　　　　　[You Tube]　https://www.youtube.com/watch?v=li72N-RzJ60 １９７５年　＜死生決断＞監督１９７５年　＜黒夜＞監督１９７５年　＜ビョンテの感激時代＞監督１９７５年　＜武装解除＞監督１９７６年　＜続・秘密客＞監督，脚色１９７６年　＜アメリカ訪問客＞監督，脚色１９７６年　＜ニューヨーク４４番街＞監督，脚色１９７７年　＜草墳＞監督　　　　　　　人里離れた島を背景に，邪悪な巫女が草墳を利用して島を支配しようとするとい　　　　　　　う内容の恐ろしくて奇妙な素材を扱った作品　　　　　　　＜草墳＞とは，一種の二重葬の習慣のことで，全羅南道などの離島で，死んだ人　　　　　　　間を草や筵で覆ってモガリとして，数年後に改めて白骨化した死骸を本葬にする　　　　　　　という葬礼　　　　　　　（川村湊[著] アリラン坂のシネマ通り韓国映画史を歩く 45頁より) 　１９７８年　＜お兄ちゃんがいる＞監督，脚本　　　　　　　日本統治下の京城で抗日テロに消えた兄の面影を慕う妹が、名家の令嬢から妓生　　　　　　　に転落する。　　　　　　　そこに死んだはずの兄が現れ、必死になって兄を探す。　　　　　　　最後に自害した妹の死骸の前で、兄は親日派に寝返ったかつての親友に天誅を加　　　　　　　える。　　　　　　　息せききった調子の反日歌謡新派アクションドラマである。　　　　　　　　　　（四方田犬彦[編]　思想読本９アジア映画 2003年 89頁より）１９７８年　＜警察官＞監督　　　　　　　1978 第17回大鐘賞映画祭／最優秀作品賞（大統領賞）１９７８年　＜生死の告白＞監督１９７９年　＜地獄の４９日＞監督１９７９年　＜河回の村【ムルドリン】＞監督　　　　　　　＜ムルドリン＞とは，疱瘡神の村への侵入を防ぐ疫神（疫病神）祓いの儀式のこと　　　　　　　で，この映画は，伝統的なヤンバン（両班）の村（ハフェ（河回））に仮面劇とし　　　　　　　て伝わる伝説的な物語を映画化したもの。　　　　　　　（川村湊[著] アリラン坂のシネマ通り韓国映画史を歩く 46頁より) １９７９年　＜先輩＞監督　　　　　　　現金輸送車を襲う犯罪組織の話で，推理物と犯罪物のジャンル的特性をそのまま　　　　　　　見せた。１９８０年　＜鬼火山荘＞監督　　　　　　　怪奇映画　　　　　　＜魔の階段＞（1964年：イ・マニ監督）のリメイク１９８０年　＜避幕＞監督　　　　　　　1981 第17回百想芸術大賞／監督賞　　　　　　　1981 第38回ヴェネチア国際映画祭／ノン・コンペティション部門ＩＳＤＡＰ賞（特別監督賞）１９８０年　＜傘の中の３人の女＞監督１９８０年　＜双雄＞監督１９８０年　＜最後の証人＞監督１９８１年　＜解決士＞監督１９８２年　＜欲望の沼＞監督１９８３年　＜糸車よ糸車よ＞監督　　　　　　　1983 第22回大鐘賞映画祭最優秀作品賞（一般部門），監督賞１９８４年　＜おかしな関係＞監督１９８４年　＜長男＞監督，脚本１９８４年　＜昼と夜＞監督１９８５年　解放後韓国映画４０年史に１０大監督として選定（韓国日報主管）１９８５年　＜トライ（石の児）＞　監督　　　　　　　[You Tube]　https://www.youtube.com/watch?v=Zs6TzaDu2tg 　　　　　　　イ・ドゥヨン監督が人気歌手のチョン・ヨンノクを「韓国のジャッキー・チェン」　　　　　　　として売り出そうと仕掛けた痛快アクションコメディ　　　　　　　題名は，Crazy Boyという意味１９８５年　＜桑の葉＞監督　　　　　　　ナ・ドヒャンのユーモア的な郷土小説を映像に移した作品　　　　　　　　1986 第22回百想芸術大賞／監督賞　　　　　　　　1986 第６回韓国映画評論家協会賞／最優秀作品賞１９８６年　＜エレベーター上昇＞監督　　　　　　　1986 第10回黄金撮影賞／監督賞１９８６年　トゥソン映画株式会社設立１９８６年　＜内侍＞監督　　　　　　　[You Tube]　https://www.youtube.com/watch?v=imGhp7iDO2c（削除）　　　　　　　トゥソン映画株式会社創立作品１９８６年　＜トライ（石の児）２＞監督，脚本　　　　　　　題名は，Crazy Boyという意味１９８７年　第11回インド国際映画祭審査委員１９８７年　＜高速道路＞監督，脚色１９８８年　映画館経営　　　　　　　ロッテワールドシネマ，ロッテ芸術劇場，ヨンプン（永豊）シネマ，エギョンシネマ１９８８年　＜新・桑の葉　【桑の葉２】＞監督１９８８年　＜沈黙の暗殺者＞監督１９８８年　＜業＞監督，脚本１９９０年　＜青松へ行く道＞監督　　　　　　　監獄より過酷な収容所として知られていた青松保護看護所を舞台に，非情な資本主義社会で　　　　　　　貧しくて疎外された人々の話を現実感あるように描き出したリアリズム映画　　　　　　　　1990 第10回韓国映画評論家協会賞／最優秀作品賞，監督賞１９９０年　＜黒い雪＞監督，脚本１９９２年　＜桑の葉３＞（再生不可）監督１９９３年　第21回仏国ラロセル（La Rochelle）国際映画祭に招請され，イ・ドゥヨン監督回顧展（hommage）が　　　　　　開催される。１９９４年　米国ニューヨーク現代美術館招請イ・ドゥヨン監督作品展１９９４年　＜恋愛はプロ，結婚はアマチュア＞総監督１９９５年　第19代韓国映画監督協会会長１９９５年　＜暗殺　【偉大なハンターＧＪ】＞監督，脚本１９９８年　ミョンジ（明知）専門大学招聘教授１９９８年　韓国映画人協会理事長（代理）１９９８年　大鐘賞映画祭執行委員長１９９９年　韓国映像物等級委員会委員１９９９年　韓国映画審議委員会議長１９９９年　＜愛＞監督，脚本２００３年　＜アリラン＞監督，脚本２００５年　第11回プジュル（Vesoul）映画祭で，イ・ドゥヨン監督回顧展および芸術功労賞受賞２００７年　第３回シネマテーク友人たち映画祭イ・ドゥヨン監督特別展２００７年　第44回大鐘賞映画祭短編映画部門設置および審査委員長２００８年　トンア（東亜）放送芸術大学客員教授および DIMA Entertainment顧問２００８年　韓国映像資料院選定　　　　　　　韓国代表映画人３５中１人として映画博物館に記録保存２００８年　第12回プチョン（富川）国際ファンタスティック映画祭競争部門審査委員長２００８年　プサン（釜山）アジア短編映画祭審査委員長２００８年　第45回百想芸術大賞審査委員長２００８年　＜私の愛、私の映画＞出演２００９年　第11回ソウル国際青少年映画祭審査委員長２００９年　プサン（釜山）アジア短編映画祭審査委員長２００９年　第３回ソウルチュンムロ（忠武路）国際映画祭副執行委員長２００９年　第８回ミザンセーヌ（Mise-en-scene）短編映画祭イ・ドゥヨン賞制定２００９年　ハワイ国際映画祭 NATPAC賞審査委員長２００９年　米国チャップマン大学主催 Pusan West Film Festival イ・ドゥヨン監督回顧展２０１０年　プチョン（富川）国際ファンタスティック映画祭イ・ドゥヨン監督回顧展' ２０１１年　＜處容舞（チョヨンム）＞監督２０１１年　＜マスタークラスの散策＞監督　[オムニバス映画] 　　　　　　　　・失明（イ・ジャンホ監督）　　　　　　　　・處容舞（チョヨンム）（イ・ドゥヨン監督）　　　　　　　　・イ・ホンのオディセイ（チョン・ジヨン監督）　　　　　　　　・迷夢（パク・チョルス監督）２０１１年　＜映画の場＞出演 [最終更新]　2019-07-10

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