輝国山人の韓国映画
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▼朝鮮戦争において北朝鮮軍が後退した後,アン神父は,ルシア修道女,新しく赴任したチョン修道士とともに廃墟になった聖堂に戻る。
▼ミサを上げるために聖堂を補修していた3人の聖職者に対して,北朝鮮軍が現れ,銃口を突きつけ彼らを地下室に引っ張っていく。聖堂の地下室には,北朝鮮軍の落伍兵3人が隠れていた。
▼北朝鮮軍は,ルシア修道女を人質に取って,アン神父に協力しろと威嚇する。アン神父は,この北朝鮮軍は天主様が送ってくださった迷える羊だと思い,彼らに対し,改心して自首しろとこんこんと言い聞かせる。
▼北朝鮮軍のパク上尉は,女性将校と部下を威嚇して亡命しようとする。その瞬間,地下室内の秘密場所に隠れていた北朝鮮軍の副司令官が現れて,パク上尉を殺害する。
▼戦争で心に深い傷を負って聖堂で起居していた篤実な信者マリアも偶然に地下室に降りていき,地下室には,北朝鮮軍3人と人質4人が一か所に集まることになる。
▼聖堂を通った子供の申告で,聖堂地下室に北朝鮮軍が隠れているという事実を知った国軍は,北朝鮮軍に亡命しろと説得するが,北朝鮮軍は,聖職者を人質に脱出を図り,前方まで乗って行くトラックを国軍に要求する。
▼北朝鮮軍が人質をトラックに乗せて出発しようとする瞬間,マリアが副司令官を引きずり下ろしてダイナマイトを奪う。国軍は,この時を逃さず北朝鮮軍を殲滅する。
▼その後,休戦の便りが伝えられる。アン神父は,「銃声は止まったが,平和はない」と嘆く。
地下室に閉じ込められた絶望的な人間の姿を通じて,人間の原初的な本能と信仰的人間の救援という主題を扱った作品
[制 作 年] 1969年 [韓国封切] 1969年10月31日 [観覧人員] 18,316人 [原 題] 地下室の7人 지하실의 7인 [英 語 題] 7 People in the Cellar [ジャンル] 反共,分断 [原 作] ユン・ジョビョン(尹朝炳)の戯曲「苔が生えた故郷に帰ってくる」 [脚 色] イ・ヨンイル [監 督] イ・ソング [第 作] [監 督 補] イ・ジャンホ [撮 影] チョン・イルソン [照 明] チャ・ジョンナム [音 楽] キム・ヒジョ [編 集] ユ・ジェウォン [美 術] イ・ムニョン [武 術] [出 演] ホ・ジャンガン → アン神父 ユン・ジョンヒ → マリア 信者 キム・イルスン キム・ヘジョン → オク少尉 北朝鮮軍 女性看護将校 中央党から派遣された朝鮮人民軍 特察班員 イ・イェチュン → ホ副司令官 北朝鮮軍 第3連隊 総佐 イ・スンジェ → チョン修道士 ユン・ソラ → ルシア修道女 キム・ソックン → チェ大尉 国軍 中隊長 ユン・ヤンハ → キム戦士 北朝鮮軍 パク・クニョン → パク上尉 北朝鮮軍 キム・ウン → 連隊長 キジュ警備隊 ソン・ジョン → 校友A チュ・ボン → ユン・シノク → 村の人々 キム・ジョンオク → キム・ジヨン → 村の人々 イ・ヨンホ → 民政の男 トク・ウヨン → シム・サンヒョン → 国軍兵士 ユ・ハナ → アンジェラ修道女 パク・イェスク → 村の人々 イム・ソヨン → キム・ジュオ → 労働党員 テ・イル → ホン・ドンウン → チェ・ムウン → 国軍少尉 パク・ピョンギ → パク氏 ウォン・インギ → チュ・イルモン → 村の人々 コン・シフン → チョン・ドンアム → チャン・ヒョノ → イ・ギョンス → チョン・ヨンテク → コ・ドクチョル → 子役 キルボク 戦争孤児 ファン・ゴニル → 子役 ミン・ビョンフン → 子役 ピョンフン シン・ヒョンス → 子役 アン・サンジュン → 子役 [受 賞] 1970 第6回 百想芸術大賞/映画部門 監督賞,技術賞(撮影:チョン・イルソン) [映 画 祭] [時 間] 99分 [観覧基準] 歳以上 観覧可 [制 作 者] キム・テス [制作会社] テチャン興業 [制 作 費] [D V D] 日本発売なし [レンタル] [H P] [撮影場所] [M-Video] [Private ] K-DVD【75】(5,600-2022/12/21) 韓国映像資料院 イ・ソング コレクション (4ディスク) 音声解説:キム・デスン(映画監督),チュ・ソンチョル(シネ21記者) * 日月(1967年) * 蕎麦の花が咲く頃(1968年) * 将軍の髭(1968年) * 地下室の7人(1969年) [お ま け] KMDb(韓国映画データベース)