輝国山人の韓国映画
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夜行

ソウルのアスファルト・ビルディング林の中のある銀行で,一日の日課が始まる。

イ・ヒョンジュ(ユン・ジョンヒ)は,銀行で同じオールドミスだったミス・オーが銀行の同僚と結婚することを知る。

彼女は,帰途,ヒョンチュンウォン(顕忠園:国立墓地)の前でバスを降り,スーパーで夕食のおかずの材料を買ってアパートに戻る。内部は,女性一人で暮らしている家のように見える。

夕食準備を終えたヒョンジュは,ソファの上で寝ついて,酒に酔って入ってきたパク代理(シン・ソンイル)が,ヒョンジュと関係を持つ。しかし,彼は早漏症なので,ヒョンジュに満足を与えることができない。

事実,二人は,職場には隠したまま,結婚式を上げないで同居する内縁の関係だ。結婚を望まないで自分だけのために生きるパク代理に嫌気を起こしたイ・ヒョンジュは,休暇期間に故郷へ向かう。

高校時代の制服に着替えて,妹ヒョンミに自転車に乗る方法を教えた彼女は,高等学校時代にベトナム戦争に向かう直前の学校先生との情事を思い出す。先生は戦死し,ヒョンジュは,小さい海辺の村でうわさの主人公になった。

休暇最後の日にエステマッサージを受けたヒョンジュは,帰り道で名前も知らない男に引きずられて行って関係を持つ。

連絡なく外泊したヒョンジュに不安になったパク代理は,ヒョンジュの故郷へ行って,母に挨拶をして婚姻届を出そうとヒョンジュを引っ張って汽車に乗る。

イ・ヒョンジュは,パク代理が寝ついた合間を利用して,汽車から降りてソウルに帰る。彼女は,いつものように銀行に出勤し,先生が祭られているヒョンチュンウォン(顕忠園)で降りてアパートに戻る。

[制 作 年] 1977年 [韓国封切] 1977年4月23日 [観覧人員]  [原 題] 夜行 야행 [英 語 題] Night Journey  VOYAGE DE NUIT [ジャンル] メロドラマ [原 作] キム・スンオク(金承ト) [脚 色] キム・ギパル [潤  色] ホン・パ [監 督] キム・スヨン [第 作] [助 監 督] キム・ホソン,チュ・ヨンジュン [撮  影] キム・ドクチン [照  明] チャ・ジョンナム [編  集] イ・ギョンジャ [音 楽] チョン・ユンジュ [美 術]  [武 術]  [出 演] ユン・ジョンヒ   → イ・ヒョンジュ 銀行員       シン・ソンイル   → パク・チングク代理 銀行員       チュ・ズンニョ   → イ・ヒョンジュの母       チェ・ヒヨン    → ヒョンミ イ・ヒョンジュの妹       チェ・ギロ     → チェ社長       イ・イルウン    → コン・グン       イ・ジャヨン    →  ミス・オー       チュ・ヒョン    → チャ・ヨンフェ       キム・ホンジ    → チェ社長       チョン・ソニョ   → 銀行員       イ・ヨンホ     → 銀行員       ヤン・イルミン   → 次長       イム・センチュル  → 部長       チョ・ハクチャ   → 銀行 お客さん       クォン・イルジョン → 銀行 お客さん       イムソンポ     → 銀行 お客さん       イ・イェソン    → 銀行 お客さん       ユ・チャンウ    → 酒客       キム・ウンオク   → 汽車 女性       パク・イェスク   → 雑貨屋 主人       イム・ヘリム    → 工場 人夫       キム・ギョンラン  → 喫茶店 マダム       チョン・ウソン   → 路上男       キム・スンナム   → 路上男       キム・スチョン   → 路上男       ホン・スンチャン  → 銀行 お客さん [受 賞]  [映 画 祭]  [時 間] 76分 [観覧基準] 15歳以上 観覧可   [制 作 者] キム・テス [制作会社] テチャン興業株式会社 [制 作 費]  [D V D] 日本発売なし [レンタル]  [H P]  [撮影場所] トクスグン(徳寿宮)       梁山泊 [M-Video]  [You Tube] https://www.youtube.com/watch?v=DnrgRbIL6bY [Private ] K-DVD 【74】(5,600-2023/03/04)        韓国映像資料院 キム・スヨン監督 コレクション(日本語字幕あり)         浜辺の村(1965年)         (1967年)         ある女優の告白(1967年)         夜行(1977年)          コメンタリー キム・スヨン(監督),ホ・ムニョン(映画評論家) [お ま け] 


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