輝国山人の韓国映画
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▼私生子である娘と母を扶養して生きている女性カン・ヒョンヒは,マドンナという喫茶店を経営しながら生計を維持している。
▼ヒョンヒは,生活苦に苦しめられているが,自尊心を失わないで生きていくように努めている。しかし,彼女が私生子を産んで喫茶店を経営しているという事実だけでも,人々は彼女を無視しようとする。
▼ヒョンヒは,お客さんの1人である新聞社論説委員イ・サンヒョンと愛に陥るが,彼は,彼女の大学同窓と結婚した身だ。一方,マドンナの得意客である若い詩人ミヌは,ヒョンヒが好きだが,ヒョンヒが受け入れないので,酒を飲んでは乱暴を働く。
▼ミヌが好きな喫茶店の従業員クァンヒは,ミヌと一夜を過ごすが,ミヌが自分の愛を受け入れないので絶望し,ヒョンヒの助けも断り,道路で身体を売って正気を失って自殺する。
▼ヒョンヒは,愛と倫理の間で悩みながらも,サンヒョンとの愛を育てる。しかし,サンヒョンが出張のため米国に発ったある日,お客さんの1人である通訳チェ・ヨンチョルが外国人に自分を売り払う対話を聞き,怒って偶発的に花瓶を投げてヨンチョルを死なせる。
▼監獄に収監されて病に罹ったヒョンヒは,病気保釈で解放され,サンヒョンと共に人里離れた島に行って暮らすことになるが,幸せな時間も束の間,病気で死を迎える。
[制 作 年] 1960年 [韓国封切] 1960年12月17日 [観覧人員] [原 題] 漂流島 표류도 [英 語 題] [ジャンル] メロドラマ,文芸 [原 作] パク・キョンニ(朴景利) [脚 色] チェ・グムドン(崔琴桐) [監 督] クォン・ヨンスン [第 作] [助 監 督] [撮 影] イ・ソンチュン(李成春) [照 明] コ・ヘジン(高海振) [編 集] イ・ウォンド [音 楽] チョン・ス(鄭秀) [美 術] パク・ソギン(朴石人) [武 術] [出 演] ムン・ジョンスク → カン・ヒョニ 喫茶店マドンナ経営 キム・ジンギュ → イ・サンヒョン 東洋新聞社 論説委員 チェ・ムリョン → ミヌ 詩人 オム・エンナン → クァンヒ 喫茶店マドンナ従業員 パク・アム → キム・ファンギュ社長 出版社 ファン・ジョンスン → ヒョニの母 ホ・ジャンガン → チェ・ヨンチョル 通訳 ト・グンボン → ケヨン 准将夫人 大学同期 キム・ドンウォン → 弁護人 イ・ビナ → ミス・ユ スンジェ 喫茶店マドンナ従業員 ナム・チュニョク → ソン氏 喫茶店マドンナの前の煙草露天商 ムン・ヘラン → ヤン・スジョン(梁秀貞) サンヒョンの妻 ソン・ソミン → ウォン・セジョン サンヒョンの中学同窓 イ・ギョンヒ → ミョンジャ 喫茶店マドンナ従業員 ソ・ウォリョン → 裁判長 コ・ソネ → マナニム(奥様) 売春宿の女将 チャン・ミノ → 検事 ハン・ミナ → ソンヒ ヒョンヒの同窓 ハン・ウンジン → 女性刑務官 チョン・エラン → 女親分 監房 イ・ヒャンジャ → ヨス(麗水) 乙(ウル) 監房 ナム・ミリ → ヨス(麗水) 丁(チョン) 監房 キム・スギル → ヨス(麗水) 甲(カプ) 監房 キム・ヒョンジュ → ヨス(麗水) 丙(ピョン) 監房 チョン・チョル → (uncredited) 子役 チョン・ヨンソン → フナ ヒョニの娘 特別出演 ウイリアム・バネス → ミスター・スミス [受 賞] [映 画 祭] [時 間] 124分 [観覧基準] [制 作 者] ソン・ドンホ(成東鎬) [制作会社] 中央文化映画社,クォン(權)プロダクション [制 作 費] [D V D] 日本発売なし [レンタル] [H P] [撮影場所] [主 題 歌] 作詞:崔琴桐 作曲:朴是春 歌:白雪姫 [You Tube] https://www.youtube.com/watch?v=HZFyDUgAe40
[Private ] K-DVD 【75】 KMDb 韓国映像資料院 戦後の風景(日本語字幕あり) Landscape Afeter The War 未亡人(1955年:パク・ナモク監督) 地獄花(1958年:シン・サンオク監督) お金 (1958年:キム・ソドン監督) 漂流島(1960年:クォン・ヨンスン監督) [お ま け] ・この映画は,最後の2分37秒分のサウンドが遺失しており,2時間1分5秒以後は, 映像は出るが,オーディオが出ない。