輝国山人の韓国映画
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▼ソウルの鍾路(チョンノ)の街で家族の生計の責任を負って熱心に暮らすジンテ(チャン・ドンゴン)は,努力の生活の中にもフィアンセであるヨンシン(イ・ウンジュ)との結婚と,世の中で最も大切に思う弟ジンソク(ウォンビン)の大学進学のためにいつも活気に満ちた明るい生活をしている。
▼6月のある日,韓半島に戦争が起きたという号外が配布され,平和だったソウルは,あっという間にサイレンと爆発音,そして人々の悲鳴の声でいっぱいになる。
▼南に避難することを決めたジンテは,ヨンシンと家族を連れて数多くの避難行列に加わるけれど,避難列車に乗るために到着した大邱(テグ)駅で巨大な運命のうず巻きに巻き込まれてしまう。
▼満18歳で徴兵対象のジンソクは,軍人たちに強制的に軍用列車に乗せられ,ジンソクを追って列車に飛び乗ったジンテも徴兵され,軍用列車にのせられる。
▼平穏な日常から血が流れる戦場へ追い込まれたジンテとジンソクは,訓練を受ける間もなく,国軍最後の砦である洛東江(ナクトンガン)防御線へ実戦投入されるが,弟と同じ小隊に配置されたジンテは,弟の徴兵解除のために大隊長に会うようになる。
▼大隊長との面談を通し,弟の除隊のために自身がしなければならない最善のことが何であるのかを悟ったジンテは,弟の生存のために何よりも銃を取って英雄になることを自任する。
▼ジンテの輝かしい戦果で洛東江防御線の守りに成功した国軍は,仁川(インチョン)上陸作戦が成功したという消息を聞いていよいよ北進を始める。
▼愛国理念も民主思想もなく,取りあえず弟の生存のためという理由一つで戦争英雄になったジンテと,戦争を通し,自ら強くなってこそ生き残れるということを悟ったジンソクは,数多くの戦闘で勝利をおさめて常勝疾走し,平壌(ピョンヤン)へ向かうが,思いもしなかった運命の罠が,彼ら兄弟を待っていた。
[制 作 年] 2003年 [韓国封切] 2004年2月5日 [観覧人員] 11,746,135人 2004年 第1位 歴代 第15位 (韓国映画データベース 年度別ボックスオフィス) 11,746,135人(映画振興委員会公式統計基準) [原 題] 太極旗を翻して 태극기 휘날리며 [英 語 題] Taegukgi [ジャンル] 戦争,ドラマ,アクション [原 作] [脚 本] カン・ジェギュ,ハン・ジフン,キム・サンドン [監 督] カン・ジェギュ(姜帝圭) [第3作] [助 監 督] ソン・ミンギュ [撮 影] ホン・ギョンピョ [照 明] ユ・ヨンジョン [音 楽] イ・ドンジュン [武 術] キム・ミンス,チョン・ドゥホン [出 演] チャン・ドンゴン → イ・ジンテ 兄 ウォンビン → イ・ジンソク 弟 イ・ウンジュ → ヨンシン ジンテの婚約者 コン・ヒョンジン → コ・ヨンマン イ・ヨンナン → 母 チャン・ミノ → 老いたジンソク チョ・ユニ → ユジン ジンソクの孫娘 アン・ギルガン → ホ中士 パク・キルス → ヤン中士 チョン・ジン → イム一等兵 チョウン → 小隊員1 ファン・テカ → 小隊員2 イ・ジュウォン → 小隊員3 キム・ヒョヨル → 小隊員5 無電兵 チョ・ウォニ → 大隊長 シム・ウミョン → 中隊長 ユン・ヒウォン → 小隊長 オム・ソンモ → スンチョル チョン・ジェヒョン → ヨンソク 靴磨き コ・ドヒ → ヨングク ヨンシンの妹 チュ・ダヨン → ヨンジャ ヨンシンの妹 キム・ギョンファン → ヨンミン ヨンシンの弟 <友情出演> チェ・ミンシク → 人民軍大佐 キム・スロ → 青年団長 チョン・ドゥホン → 大佐参謀 キム・ヘゴン → 新任大隊長 チョン・ホビン → 人民軍将校 パク・トンビン → 人民軍小隊長 キム・デフン → BAR射手 キム・マンギ → 分隊長キム下士 イ・ドンホ → フォー班長 パク・チングク → 作戦指揮官 チョン・チュンホ → 衛生兵 カン・ボムグ → フォー計測兵 チェ・スンファン → 作戦参謀 キム・ボギョン → 人民軍 捕虜3 キム・ボムジュ → 輸送兵 イ・ヨセプ → 脚切られた人民軍 キム・デヨン → キャリバー30射手 ペク・ウォンギョン → 作戦将校2 イム・ドンミン → 学徒兵 イ・ヨンボン → 井戸の周り兵士 ファン・ウヨン → 大邱駅避難民 キム・ドヨプ → マキシム射手 アン・デジャン → 人民軍バンカー兵士 チョン・ギソプ → 衛生兵2 パク・ユシン → 洛東江防御線中隊長 キム・ヨンス → 大邱駅憲兵 クォン・テウォン → 連隊長 イ・チャニョン → 作戦将校 キム・ソックァン → 防諜団長 イム・ヒョンジュン → 青年団員 パク・スイル → 防諜隊員 イ・ジャンウク → 大隊状況兵 パク・チョンム → 大隊状況兵 チェ・テソク → 保安将校 チョン・イミン → 保安将校 パク・テウォン → 小隊員4 パク・チョンウ → 募兵官 ヨム・チョロ → 募兵軍人 キム・テボム → 保命軍人 ソン・ジェゴン → 人民軍将校 チュ・ミョンチョル → 人民軍1 イ・ゴヌ → 人民軍2 チ・スンハク → 人民軍3 チョン・スンジェ → 人民軍無電兵 チョン・インゴル → 虐殺される人民軍 チョン・デフン → 人民軍少年兵士 シン・グァンチョル → 学生護国団長 チョ・ヨンホ → 医務兵 ハン・ジェジュン → 終結地 状況兵 カン・ヒソン → 記者 チョ・ヨンジン → 少女 イ・ホヨン → 少女 イ・スジョン → 少女 パク・ソンヒ → 慰問公演 歌手 キム・スリョン → 慰問公演 歌手 ハン・ジェミン → 慰問公演団 サキソフォーン チェ・ジェヒョク → 慰問公演団 ドラム キム・インス → 慰問公演団 アコーディオン イ・ジョンフン → アイスケーキ 少年 オ・ミョンジュン → 靴磨少年 キム・テウ → 靴磨少年 イ・ジョンサン → 踊るおじさん ペ・ジャンス → ククス(うどん)お客さん ヒョン・スンジン → ヒョン・スンジン ペ・サンチョル → ペ・サンチョル イ・ドンヒョク → イ・ドンヒョク イ・ファニ → イ・ファニ キム・ジョンテ → 駅員 イ・ヨンファン → 駅員 ハン・ジェヒョク → 遺体発掘現場 団員 ウォン・ミナ → 遺体発掘現場 団員 キム・ヒョンドン → 遺体発掘現場 団員 パク・サンギュ → 遺体発掘現場 団員 キム・ジェジュン → 遺体発掘現場 団員 パク・トッキ → 遺体発掘現場 団員 オ・ウンベク → 避難民 チェ・ヘウォル → 避難民 チェ・ギョシク → 避難民 キム・ユンシク → 避難民 ファン・ジョンオ → 避難民 安養ウインド・ オーケストラ → 楽隊 キム・ジャグァン → 慰問公演歌手 後時録音 <スタント−武術俳優> ヤン・ギリョン → スタント ユ・サンソプ → スタント ソ・ジオ → スタント チョン・チャンヒョン → スタント チ・ジュンヒョン → スタント ユン・ジョンソク → スタント ソ・スンオク → スタント ホ・ミョンヘン → スタント ハン・ソンラン → スタント ハン・ジョンウク → スタント ソン・ジョンミン → スタント ク・ジョンウク → スタント イ・ジョンピル → スタント ソ・ジュナ → スタント ムン・サンム → スタント チョン・ジェヒョン → スタント ペク・トンヒョン → スタント キム・ジョンジュン → スタント イ・ホンピョ → スタント パク・クンソク → スタント パク・ソンギュ → スタント ユン・ジニュル → スタント カン・ヨンモク → スタント パク・ジュチョン → スタント シム・ジェウォン → スタント ソン・ミンソク → スタント チャン・ヨンジン → スタント キム・ウォンジュン → スタント チェ・チュンボム → スタント ノ・ナムソク → スタント イ・ギワン → スタント クォン・ジフン → スタント イ・ウォンジク → スタント チョン・ヒジュン → スタント イム・ソンテク → スタント ソン・ミファ → スタント <スタント−アクションスクール7期生> パク・チマン → スタント ヤン・カンヨン → スタント パク・チェヨン → スタント ユ・ソンチョル → スタント チョン・ジングン → スタント チャン・ハンスン → スタント チョン・スンジン → スタント ユ・ホヨル → スタント ノ・ヒョンギ → スタント キム・デヨン → スタント ファン・ギュチャン → スタント キム・ソンウン → スタント キム・ジョンヒョン → スタント チョ・グォンジェ → スタント キム・ヨンギ → スタント キム・ヒョジュン → スタント キム・チャンス → スタント キム・ジュヨン → スタント コ・ガプソン → スタント イ・ホチョン → スタント イ・ジョンギル → スタント イ・ドンミン → スタント キム・ヨンヒョン → スタント キム・ジニョン → スタント キム・デフン → スタント イ・ギス → スタント 字幕外 チョ・ソンモ → 人民軍 チェ・ヨンジン → パク・ソンギュン → チェ・イクチュン → [受 賞] 2004 第41回 大鐘賞映画祭/撮影賞(ホン・ギョンピョ),美術賞(シン・ボギョン) 音響技術賞(イ・テギュ,キム・ソグォン) 2004 第12回 利川春史大賞映画祭/審査委員特別賞,技術賞 新人男優賞(ウォンビン) 2004 第25回 青龍映画賞/男優主演賞(チャン・ドンゴン) 撮影賞,技術賞(特殊効果:チョン・ドアン) 韓国映画最高興行賞 2004 第3回 大韓民国映画大賞/撮影賞(ホン・ギョンピョ) 視覚効果賞(特殊効果:チョン・ドアン) 音響賞(キム・ソグォン) 2004 第40回 百想芸術大賞/作品賞 2004 第27回 黄金撮影賞授賞式/新人男優賞(ウォンビン) 審査委員特別賞(カン・ジェギュ) 2004 第24回 韓国映画評論家協会賞/撮影賞(ホン・ギョンピョ), 技術賞(チョン・ドアン) 2005 第50回 アジア太平洋映画祭/最優秀作品賞,監督賞 [時 間] 145分 [観覧基準] 15歳以上 観覧可 [制 作 者] 制作管理総括:キム・ギョンモク 制作総責任:チェ・ジンファ [制作会社] カン・ジェギュフィルム [制 作 費] 148億ウォン [ビ デ オ] ジェネオンエンタテインメント → NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(2016年1月1日付で合併)(Video 16,800円,DVD 4,179円,2,500円) [レンタル] あり [You Tube] https://www.youtube.com/watch?v=n_yNmiRq1b4(字幕版:購入/レンタル) [H P] 終了(日本) [撮影場所] ・戦争勃発前の街 → 京畿道 プチョン(富川)市 富川ファンタスティックスタジオ ・冬の戦闘シーン → 江源道 ピョンチャン(平昌)郡 テグァルリョン(大関嶺)のサミャン(三養)牧場 ・ナクトンガン(洛東江)の戦闘,ピョンヤン(平壌)での市街戦シーン → 慶尚南道 ハプチョン(陜川)郡 ブラザーフッド撮影場(ハプチョン(陜川)映像テーマパーク) ・ナクトンガン(洛東江)防御線,トゥミルリョン戦闘シーン → 慶尚南道 ハプチョン(陜川)郡 ファンメ(黄梅)山とカヤ(伽椰)山 ・イ・ジンテとイ・ジンソクが小川で遊ぶシーン → 慶尚南道 ハプチョン(陜川)郡 テビョンミョン(大併面)渓谷 ・イ・ジンテとイ・ジンソクがテグ(大邱)駅で強制徴兵されるシーン → 全羅南道 旧コクソン(谷城)駅 [現在は,ソムジンガン(蟾津川)汽車村] クレジット キョンナム(慶南)ハプチョン(陜川)ファンメ(黄梅)山郡立公園 キョンナム(慶南)ハプチョン(陜川)水資源公社 キョンジュ(慶州)トトゥラク牧場 キョンジュ(慶州)アムゴク(岩谷)洞 ハンチョン工場 キョンジュ(慶州)アムゴク(岩谷)洞 ワンサンマウル チョンナム(全南)コクソン(谷城)シムチョンゴル鉄道公園 スンチョン(順天)ナガンウプソン(楽安邑城) チュンナム(忠南)アサン(牙山)ウェアム(外岩)民俗村 チュンナム(忠南)アサン(牙山)コンセリ(貢税里)聖堂 テグァルリョン(大関嶺)サミャン(三養)牧場 プチョン(富川)ファンタスティックスタジオ プサン(釜山)保健環境院 ヨンドク(盈徳)郡 (株)トンウォン炭鉱 サブク(かなめの)炭座 キムジェ(金堤)ヨンソン起業 チョンジュ(全州)工業大学 ヤング(楊口) パロ(破虜)湖 スモル地区 [Private ] J-DVD()【34】→ (600-2021/02/14) J-Blu-ray-Rec(ブラザーフッド)【10】 J-Blu-ray-Rec(ミッシングナイン 15・16) 翻訳者:根本理恵 [お ま け] ・この映画は,ソウル観客350万9千人を動員し,2003年のカン・ウソク(康祐碩) 監督作品<シルミド/SILMIDO>の記録(326万4千人)を更新した。 ・俳優のイ・ビョンホンが,銃を撃って戦う人民軍兵士役でカメオ出演している。