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1942 奇談      DVD発売

1942年に京城の新式病院で起きた3つの奇異な話を通常でない手法で描いた恐怖映画

1942年の京城。東京留学中だったエリート医師夫婦キム・イニョンとキム・ドンウォンは,突然帰国して,京城最高の洋式病院アンセン(安生)病院に赴任する。

彼らは,病院院長の娘との政略結婚を目前にしている医大実習生パク・チョンナム,幼年時の事故で足が不自由な天才医師イ・スインとともに京城生活を始めるようになる。

京城を荒々しいうわさで染めた連鎖殺人が猛威を振るう中,自殺した女子高生の死体,一家族を抹殺した交通事故で唯一生き残った10歳の少女が運ばれてきて,病院には陰鬱な仏教の声が鳴り広がる。

それぞれ秘密の愛を抱いて一所に集まるようになった彼らは,近寄ってくる破局を感知できないまま,徐々に愛と懐かしさが醸し出す背筋が寒くなるような事件と向き合うようになって,京城を揺るがす悲劇のうず巻きがますます彼らの前に迫ってくる。

[制 作 年] 2007年 [韓国封切] 2007年8月1日 [観覧人員]  [原 題] 奇談 기담 [英 語 題] Epitaph [ジャンル] 恐怖 [原 作] パク・チンソン,パク・チンソク「病院奇譚」 [脚 本] チョン家兄弟=弟:チョン・シク,兄:チョン・ボムシク [監 督] チョン家兄弟=弟:チョン・シク,兄:チョン・ボムシク [第1作] [撮  影] ユン・ナムジュ [照  明] キム・ジフン [音 楽] パク・ヨンナン [美 術]  [武 術]  [出 演] チング       → パク・チョンナム 医大実習生      イ・ドンギュ    → イ・スイン 医師      キム・テウ     → キム・ドンウォン 医師 金田      キム・ボギョン   → キム・イニョン 医師 金田      コ・ジュヨン    → あさこ      キム・ウンス    → 秋山少佐      イェ・スジョン   → 院長 アンセン(安生)病院(あおい病院)      ヨジ        → あおい(葵) 美貌の女子高生死体      チョン・ジアン   → チェ看護婦      チェ・ジェファン  → チェ・ジェファン 医大実習生      チョン・ウシク   → チョン・ウシク 医大実習生 [監督の実弟]      ハン・ドンリョン  → ハン・ドンリョン 医大実習生      シン・テヤン    → 少年兵      パク・スヨン    → 中尉      コン・ホソク    → 日本軍隊長      キム・ヒジョン   → 日本人僧侶      キム・ジャヨン   → 看護班長      ソン・ヨンスン   → 老婆      チェ・デウン    → チョン教授 [編集でCut]      パク・ヒョンジュ  → パク看護婦      オム・テグ     → 日本軍1      ソン・イニョン   → 日本軍2      カク・ヨン     → 日本軍将校      キム・ジョンユン  → カメラマン      吉村謙一      → おんじ・こしろう(声)/日本語セリフ指導      友情出演      チン・ナムス    → 現場所長      ワン・ドンルン   → 日本軍      特別出演      チョン・ムソン   → パク・チョンナム教授 高木正男      オム・ジウォン   → パク教授の娘      パク・チア     → あさこの母      David McInnis    → あさこの新しい父 おんじ・こしろう    字幕外       ソ・ミニ      →  [受 賞] 2007 第28回 青龍映画賞/撮影賞(ユン・ナムジュ)                   美術賞(イ・ミンボク、キム・ユジョン)      2007 第27回 韓国映画評論家協会賞/新人監督賞(チョン家兄弟)       2007 第8回 釜山映画評論家協会賞/新人監督賞(チョン家兄弟)       2007 第10回 ディレクターズ・カット・アワーズ/今年の新人監督賞       2008 第31回 黄金撮影賞授賞式/新人男優賞(チング) [映 画 祭]  [時 間] 98分 [観覧基準] 15歳以上 観覧可   [制 作 者] チャン・ソジョン [制作会社] 映画社ドロシー(Drothy) [制 作 費]  [D V D] CCRE (DVD 3,990円)2009/11/4発売 [レンタル]  [H P] 終了(韓国) [撮影場所]  [Private ] ★★★☆☆      K-DVD【11】 J-DVD(2,925)【11】2009/10/11 [お ま け] ・日本版DVDでは,秋山少佐役のキム・ウンスや日本軍の兵隊役の韓国人        の日本語が,日本人の声に吹き替えられているようだ。       ・キム・ウンスは,大学卒業後,日本に行き,今村昌平監督が校長である日        本映画学校で映画演出を勉強した経験もあり,この映画をはじめ,<極道        修行・決着(おとしまえ)>,<ロストメモリーズ>,<おもしろい映画>        <ワンス・アポン・ア・タイム>,<影の殺人>などの作品で,堪能な日本        語を披露している。 


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