輝国山人の韓国映画
<Home>へ

朴さん

朴さんは,オンドルの焚き口の修理を生業にして3人の子どもたちを育てている。

長男ヨンボムは,一流製薬会社のエリート社員,長女ヨンスンは町でも評判の美人,次女ミョンスンは外国航空会社のタイピストである。

だが,酒好きでお人好しで頑固な父親は,家族の悩みの種。適齢期の子どもたちに持ち上がった結婚話で,妻は父と子の間で板挟みになる。

長男は,会社の同僚カン・ジョムネとの結婚後に初代のタイ支店長として赴任する話が決まっていた。長女の恋人チェチョンは,かつての不良生活から更生の道を歩んでいた。次女は,家柄の違いから会社の同僚アン・チュシクとの結婚話が難航していた。

朴さんは,子どもたちが独り立ちして家を離れる寂しさをかみしめ,初めは,子どもたちの結婚に反対するが,子どもたちの幸福は,紛れもなく朴さんの生き甲斐の全部でもあった。

[制 作 年] 1960年 [韓国封切] 1960年10月5日 [観覧人員] 100,000人 [原  題] パクソバン(朴書房) 박서방  [英 語 題] Mr.Park [原 作] キム・ヨンス [脚  本] チョ・ナムサ(趙南史) [監  督] カン・デジン(姜大振) [監 督 補] ユン・チョルサン、チョン・ウン ファン・ドソク [撮 影] イ・ムンベク [照  明] ユン・ヨンソン [編  集] キム・ヒス [音 楽] イ・イングォン [美 術] ウォン・ジェレ [出  演] キム・スンホ    → 朴さん      ファン・ジョンスン → 妻 チャン氏      キム・ジンギュ   → 長男 ヨンボム      チョ・ミリョン   → 長女 ヨンスン      オム・エンナン   → 次女 ミョンスン      キム・ヘジョン   → カン・ジョムネ ヨンボムの妻      ファン・ヘ     → キム・ジェチョン ヨンスンの夫      パン・スイル    → アン・ジュンシク      キム・ヒガプ    → ファンさん 朴さんの友だち      ユ・ゲソン     → ハワイ叔母      ユン・ジョンナン  → 夫人      ナ・ジョンオク   →      チャン・ミ     → 女職工      チャン・フン    → ソン社長      チュ・ソクヤン   → カプドゥク    ヤン・イルミン   → ヤクザ      チャン・ヒョク   → ヤクザ      イ・ヨン      →       チョン・チョル   → コさん      パン・ヨンシル   → ミス・ユン      ファン・インギュ  → [受  賞] 1961 第4回 釜日映画賞/主演男優賞(キム・ジンギュ)       1961 第8回 アジア・太平洋映画祭/男優主演賞(キム・スンホ) [時  間] 137分 [カ ラ ー] モノクロ [等  級]  [制 作] イ・ファリョン(李華龍) [制作会社] ファソン(華盛)映画社   [ビ デ オ] あり [レンタル] あり(今はもうないかも) [You Tube] https://www.youtube.com/watch?v=GTjIZvR6M0M [Private ] Jd-8Video KMDb [お ま け] ・この映画の制作者であるイ・ファリョン(李華龍)は,暴力団から映画制作者に        転向した人で,1961年の5.16軍事クーデター後の軍による全国一斉暴力        団狩りにより摘発され,革命裁判所で死刑を宣告されたそうだ。


プラウザの「戻る」で戻ってください。