輝国山人の韓国映画
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▼三流暴力団組織のナンバー2のビョンドゥ。組織のボスと,はい上がってくる後輩たちの狭間で,思い通りになる機会は一度もつかめない。組織内ですることは,踏み倒された金を回収してやる程度の格別用事のない人生だ。病気の母と二人の弟妹まで責任を負わなければならない彼に残ったものは,壊されていく撤去村の家一軒だけだ。
▼ゲームセンターの経営権までボスの代りに監房に入る後輩に奪われたビョンドは,もう一度絶望に陥るが,そのような彼にもチャンスがやってくる。組織の後見人ファン会長が,隠密な提案をしてきたこと。ファン会長は,未来を保障してやるから,自分を困らせる部長検事を処理してくれという要請をする。
ビョンドは,苦心の末に,危険だが,はやい道を選択することにする。
▼ファン会長と手を握ることで家族たちの生計を心配せずによくなったビョンドは,映画監督になって訪ねてきた同窓生ミノとの友情も,初恋の人ヒョンジュとの愛も育てながら,人生を楽しんでいると考える。そんな新しい人生に対する夢を育てたある日,ビョンドは,誰にも打ち明けられなかった内心を同窓生ミノに打ち明けるようになる。
小学校の同窓生である暴力団組織のナンバー2と映画監督の間の友情と背信を描いた映画
[制 作 年] 2006年 [韓国封切] 2006年6月15日 [観覧人員] 2,047,808人 2006年 第13位 (韓国映画データベース 年度別ボックスオフィス) [原 題] 卑劣な街 비열한 거리 [英 語 題] A Dirty Carnival [ジャンル] 犯罪,アクション,ノアール [原 作] [Producer] チェ・ソンジュン [脚 本] ユ・ハ [脚 色] [監 督] ユ・ハ [第4作] [助 監 督] イ・ジヌク [撮 影] チェ・ヒョンギ [照 明] カン・デヒ [編 集] パク・コッチ、チョン・ジニ [音 楽] チョ・ヨンウク(ハングリースクール) [美 術] プロダクションデザイン:キム・ギチョル、イ・スンハン (PDMネットワーク) [武 術] シン・ジェミョン,チュ・ヨンミン [出 演] チョ・インソン → キム・ビョンド チョン・ホジン → ファン・ミョングン 会長 ナムグン・ミン → キム・ミノ 映画監督 ビョンドの同窓生 イ・ボヨン → カン・ヒョンジュ 書店職員 ビョンドの同窓生 チング → チョンス ビョンドの手下 ユン・ジェムン → ノ・サンチョル(盧相哲) 中間ボス ソヌ・ウンスク → ビョンドの母 イ・ジョンヒョク → 映画の中 やくざ主人公 チョ・ジヌン → ヨンピル サンチョルの手下 ホ・イジェ → ソノク ビョンドの妹 イ・シンソン → ピョンシク ビョンドの弟 クォン・テウォン → パク部長検事 キム・ビョンチュン → ウ刑事 パク・ヒョジュン → ハマ(河馬) ビョンドの手下 パク・ミンギュ → ホンマン ビョンドの手下 パク・ヒョンミン → ムンシク ビョンドの手下 キム・スナム → チュノ ビョンドの手下 チェ・ジェファン → ミョング マンネ(末っ子) ビョンドの手下 キム・ヨンピル → イ代理 書店職員 パク・チンソン → 映画会社社長 テハンシネマ イ・ヤンヒ → ナ刑事 ムン・ソンヒョク → UTL開発チーム長 キム・ユニ → ルームサロン マダム イ・ドゥギョン → サンチョル同僚やくざ1 イム・ヒョンチョル → サンチョル同僚やくざ2 ペ・ソンホ → サンチョル同僚やくざ3 ファン・インボ → インターネットカフェ トクサ(毒蛇)組 チョウン → トクサ(毒蛇)組やくざ1 チャン・ムヨン → トクサ(毒蛇)組やくざ2 パク・ピョンニョル → トクサ(毒蛇)組やくざ3 ホン・ウィジョン → トクサ(毒蛇)組やくざ4 キム・ピルス → トクサ(毒蛇)組やくざ5 キム・グァンス → トクサ(毒蛇)組やくざ6 キム・テヒョン → サムゴリ(三叉路)組漢江(ハンガン)トンネルやくざ アン・ヨンウ → サムゴリ(三叉路)組ゲームセンターやくざ1 キム・チョルジュン → サムゴリ(三叉路)組ゲームセンターやくざ2 キム・ウォンジン → サムゴリ(三叉路)組ゲームセンターやくざ3 シン・チャンス → サムゴリ(三叉路)組ゲームセンターやくざ4 パク・ユミン → サンチョル ヨンピル手下やくざ1 ファン・ミノ → サンチョル ヨンピル手下やくざ2 チョン・ヨンシク → サムゴリ(三叉路)組 ハンガン(漢江)トンネルやくざ1 キム・ムンチャン → サムゴリ(三叉路)組 ハンガン(漢江)トンネルやくざ2 オ・ギファン → サムゴリ(三叉路)組 ハンガン(漢江)トンネルやくざ3 シン・ユンチョル → サムゴリ(三叉路)組 ハンガン(漢江)トンネルやくざ4 リュ・ジェヒョン → 同窓生 サンボム イ・スヒョン → 同窓生 ジンウク チョン・ジェハン → 同窓生1 クォン・ジョンミン → 同窓生2 ソン・ソヨン → 同窓生3 キム・ヒョソン → 同窓生4 イ・ヒョンジョン → 同窓生5 イ・ユンサン → 映画の中 検事 「南部やくざ抗争史」 ユン・ソヨン → 映画の中 情婦 チュ・ヨンミン → チャン武術監督 [武術監督] ソ・ジョンス → 映画の中 PD イ・サンイ → 映画の中 女主人公1 チョン・シヨン → 映画の中 女主人公2 カン・プン → 映画の中 やくざ俳優1 キム・ソンヒョン → 映画の中 やくざ俳優2 イム・ミギョン → 企画チーム長 ホン・ベヨン → 企画チーム員 チャン・ボギョン → 舞台者知人1 チョン・ユンジョン → 舞台者知人2 ユ・ジナ → エンディング ルームサロン マダム チャンゴ → ルームサロン ワンマンバンド キム・ジョンス → パク検事の情婦 パク・スヨン → インタビュー記者 ホン・ジェソン → 靴売り場店員 ホン・ヘリョン → 屋台女主人 イ・チャンジク → 町内有志 パク・チョンウォン → チャン・ドクテ 店主人 チャ・ジョンファン → 葬儀室やくざ チェ・ヒョサン → 債務者 チェ・ソンドク社長 108棟503号 チョン・ソンエ → 債務者の夫人 キム・ユリ → 債務者の娘 パク・ミヌ → 債務者の息子 ソ・ジュウォン → 女子大生マッサージ リュ・ソンヒョン → 刑事1 ソン・インガプ → 刑事2 ソ・デヒョン → 刑事3 パク・ヨンシク → 刑事4 ソ・ジョンジュ → 刑事5 キム・サンシク → トクサ(毒蛇) キム・ジヌ → トクサ(毒蛇)ルームサロン社長 チョン・ギョンス → トクサ(毒蛇)ルームサロン手下 [制作チーム] パク・セファン → チョンギュ ファン会長の秘書 チン・ガヨン → チヘ 女優 ファン会長の娘 チョン・スング → イ監督 [制作支援] ソ・ジヨン → 書店女性職員1 イ・ジョンウン → 書店女性職員2 イム・ジョンウ → 書店男の客 [制作チーム] イ・ジェヨン → インタビューカメラマン チェ・ソンジュン → 試写会場映画会社代表 [プロデューサー] チョン・ヘウォン → 結婚式カメラマン チョ・ジンチョル → サンチョルの妹の新郎 イム・ハンソプ → サンチョル ゲームセンター同業社長 クォン・オフン → サンチョル結婚式やくざ1 イ・サンチュン → サンチョル結婚式やくざ2 キム・ギョンチョン → サンチョル結婚式やくざ3 チョ・ジョンヒ → 披露宴やくざ1 ペ・サンチョル → 披露宴やくざ2 キム・ミヒ → ファン会長ルームサロン ホステス1 チョン・ジェウン → ファン会長ルームサロン ホステス2 チョン・ダニ → ミノ ルームサロン ホステス1 チョン・ミソ → ミノ ルームサロン ホステス2 チャン・スジン → エンディング ルームサロン ホステス1 ハン・ウンソン → エンディング ルームサロン ホステス2 パク・ソンア → ビョンド家族ルームサロン ホステス パク・キョンミン → 川辺レストラン ウェイター パク・ヨン → 媒酌人 チェ・ヘウン → ピアノ伴奏者 チェ・ウソン → 小学生のビョンド イ・ヒョヌ → 小学生のミノ ソ・ミンギョン → 小学生のヒョンジュ 武術チーム イ・ゴンムン ホン・ウィジョン チョン・ソンホ ソ・ワンソク ウォンジン パク・チョンニュル 字幕外 イ・ジヌク → レイ → 入れ墨 [受 賞] 2006 第5回 大韓民国映画大賞/男優主演賞(チョ・インソン) 編集賞(パク・コッチ,チョン・ジニ) 2006 第14回 利川春史大賞映画祭/女子新人賞(イ・ボヨン) 2006 第26回 韓国映画評論家協会賞/監督賞 [映 画 祭] [時 間] 141分 [観覧基準] 18歳以上 観覧可 [制 作 者] チャ・スンジェ,キム・ミヒ,チェ・ソンジュン [制作会社] サイダスFNH [共同制作] フィルムポエタ(株) [制 作 費] [D V D] ジェネオンエンタテインメント → NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(2016年1月1日付で合併)(DVD 5,040円)2008/2/22発売 [レンタル] あり [H P] http://www.dirtycarnival.co.kr/(韓国) [撮影場所] CGVサンアム(上岩) CGVチョンジュ(全州) ナムサン(南山)タウンアパート テハン(大韓)住宅公社 トングク(東国)大学校プンダン(盆唐)漢方病院 マンモスナイトクラブ サンロク総合建設 ソウル カンソ(江西)警察署 ヨンプン(永豊)文庫 インチョン(仁川)湾 守直業紹介所 チョンジュ(全州)シネマ インチョン(仁川)トンネル ソウル 江東区 チョンホ(千戸)洞 ゲームセンター ソウル ヨンプン(永豊)文庫 ソウル ハンガン(漢江)川辺 [Private ] K-DVD【32】(1,100-2021/09/30) J-DVD【32】(1,400-2021/03/22) ★★★★☆☆ [お ま け] KMDb(韓国映画データベース) ・映画の中で,主演のチョ・インソンをはじめ,イ・ボヨン,それから会長役の チョン・ホジンまで,それぞれ自慢の歌をカラオケで聞かせてくれる。 ・同窓会の2次会のカラオケで,ヒョンジュ(イ・ボヨン)が歌ったのは,チョ・ ソンモの<君が僕の心に入って来てくれるなら>。 ・その後,ビョンド(チョ・インソン)も同じ歌をルームサロンで歌う。 ・ビョンド(チョ・インソン)は,組員たちとカラオケでもう1曲歌うが,これは, トロット歌手カンジンの<テンボル(穴蜂)>という曲。この映画で使われたお かげで,5年ぶりに大ヒットしたそうだ。