輝国山人の韓国映画
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あの島へ行きたい

ムン・ジェグは,自分を故郷の島に埋葬してくれという父ムン・トクベの遺言にしたがって,花棺輿を積んで島に向かう。
 しかし,ジェグの友人で詩人のキムチョルの予想どおり,島に近づこうとすると島の人々の猛烈な反対にあう。
 島から追放されたムン・トクベの遺体を島の人々が拒否する理由は何か。
 その島で育った詩人キムチョルの回想を追って,過去の恨が多い理由が明るみになる。そして,朝鮮戦争の傷と和解の可能性を提示する。

1950年,朝鮮戦争が起きた年,村の学校の先生の息子で,母がいない7歳の少年キム・チョルは,島の村のすべての女性の懐で育てられていた。

苦労して育てていた障害児の娘が死んで気が狂い,夫ムン・トクベに捨てられるノプト宅の恨や,持って生まれた色気で村女たちの嫉妬を一身に受けたポルトンニョの浮気心を見て好奇心を育てたり,巫女になったオプスンネにせがんで死んだ母の霊魂に会わせてもらったりした。

また,村女たちが無理に嫁がせた日に老いた新郎を追い出して子供たちと遊んだり,昏睡状態のチョルに乳を飲ませてくれた知恵遅れのパボ(馬鹿)オンニミからは,暖かい夢と虚しい死を分からせてもらっていた。

そんなある日,島に武装した人民軍がやってきて,村の人々の中から反動分子を探し出し始める。すると島の人々の中には,自分の命を守るために隣人を反動分子だと告発する者が現れ始める。

[制 作 年] 1993年 [韓国封切] 1993年12月24日 [観覧人員] 147,310人 1993年 第4位       (韓国映画データベース 年度別ボックスオフィス) [原 題] あの島へ行きたい 그섬에 가고 싶다 [英 語 題] To The Starry Island [ジャンル] ドラマ [原 作] イム・チョル [脚 本] パク・クァンスイ・チャンドン,イム・チョル [監 督] パク・クァンス [第4作] [助 監 督] イ・チャンドン,パク・ピョングォン,パク・フンシクオ・スンウクホ・ジノ    キム・ソクテ,チャン・ムニル [撮 影] ユ・ヨンギル [照  明] キム・ドンホ [音 楽] ソン・ホンソプ [出 演] アン・ソンギ   → キム・チョル / キム先生    ムン・ソングン  → ムン・ジェグ / ムン・トクベ    シム・ヘジン   → パボ オンニミ    アン・ソヨン   → ボルトンニョ    チェ・ヒョンイン → ノプド宅    イ・ヨンイ    → オプスンネ    キム・ヨンマン  → ファン・ドンパル / ファン・ソルボン    ホ・ジュノ    → スンドリ    イ・ギョンヨン  → 指揮官    キム・イル    → ナム書房    ミン・ギョンジン → 鋳掛け屋    ミョン・ゲナム  → 指揮官補    パク・プヤン   →    ユ・スンチョル  →     カン・ソンスク  →     イ・ヨンニョ   →     パク・ヨンパル  → 老新夫    イム・イェシム  →     チョ・ハクチャ  →     イ・ユンミ    →     キム・ヨンナン  →     イ・ヘシク    →     イム・イルチャン →    イム・ジンテク  →    チョ・ヘウン   →      パク・ヒョンジュ →    イ・ドゥイル   →     チョ・ヒョンテ  →     クォン・テウォン →     ホ・ソクト    →     キム・ソンジェ  →    子役    チェ・ウヒョク  → キム・チョル    チョン・ソンモク →    チュ・ソヌン   →     ユン・ドンウォン →    キム・ボギョン  →    キム・ギョンジェ →     ホ・ジャングン  →    チョン・ミマ   →    パク・ヘミ    →    ユン・ソンジョン →  [受 賞] 1994 第32回 大鐘賞映画祭/衣装賞(クォン・ユジン)       1994 第16回 フランス ナント国際映画祭 観客賞 [映 画 祭] 1994 第47回 スイス ロカルノ国際映画祭 競争部門 招請       1994 第32回 ニューヨーク映画祭 競争部門 招請 [時 間] 102分 [観覧基準] 15歳以上 観覧可   [制 作 者] パク・クァンス [制作会社] パク・クァンスフィルム [ビ デ オ] 日本発売なし [レンタル] なし [H P]  [撮影場所] 全羅南道 チンド(珍島)郡 イムフェ(臨淮)面 クィソン里 [Private ] K-VHS  KMDb [お ま け] ・小説家イム・チョルの同名連作小説とその他短編を総合して新しくシナリオ化した作品


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