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ピョンテとヨンジャ

馬鹿たちの行進」の続編。前作でキム・ピョンテ(金丙泰)が入隊し,一時中断したオ・ヨンジャ(呉英子)との恋の行方をコミカルに描く。ハ・ギルチョン監督の遺作となった。

ヨンジャに失恋したピョンテは,挫折して軍隊に入隊する。除隊まで2ヶ月を残したある日,ピョンテは,思いがけないヨンジャの面会を受けて,特別外出をするようになる。

その後,ピョンテは,ヨンジャが3年の間,一度もピョンテを忘れたことがないという手紙を読むようになる。ところが何日か後,今度は,ヨンジャが有望な若い医師ジュヒョクとまもなく結婚するという衝撃的な手紙をもらう。

大学を卒業したヨンジャは,銀行に就職し,除隊したピョンテは,復学する。ピョンテは,ヨンジャから結婚督促を受けているという話を聞いて,必死に結婚の申し込みをする。結婚の承諾を受けるが,ヨンジャから絶交宣言を聞くことになったピョンテは,失意に陥る。

しかし,弟の激励を受けたピョンテは,ヨンジャとチュ・ヒョクの婚約式の日,車で向かうチュ・ヒョクより先に婚約式場に着いたらヨンジャをもらうという賭けをする。乗用車に走ったジュヒョクより早く,裸足で走ったピョンテが汗にぬれて待つ。あわてるジュヒョクを後にして,ピョンテは,ヨンジャを連れて婚約式場を抜け出す。

[制 作 年] 1979年 [韓国封切] 1979年2月9日 [観覧人員] 180,858人 1979年 第5位       (韓国映画データベース 年度別ボックスオフィス) [原 題] ピョンテ(丙泰)とヨンジャ(英子) 병태와 영자 [英 語 題] Byeong-tae and Young-ja [ジャンル] 文芸,コメディー,ロマンス(愛情,メロー) [原 作] チェ・イノ(崔仁浩)「ピョンテとヨンジャ」(邦題:ソウルの華麗な憂鬱) [監 督] ハ・ギルチョン(河吉鍾) [第7作] [助 監 督] キム・ソンウォン [撮 影] チャン・ソクチュン [照  明] カン・グァンホ [音 楽] チェ・ジョンヒョク [美 術] キム・ユジュン [出 演] ソン・ジョンファン → キム・ビョンテ(金丙泰)    イ・ヨンオク    → オ・ヨンジャ(呉英子)    ハン・ジニ     → イ・ジュヒョク 医師 特別出演    ペク・イルソプ   → キム・ビョンテの兄    パク・ナモク    → キム・ビョンテの兄嫁    キム・ヒラ     → キム・ビョンテの姉の夫    ホン・ユジョン   → キム・ビョンテの姉    チェ・ナミョン   → オ・ヨンジャの父    キム・シンジェ   → オ・ヨンジャの母       ヤン・グァンナム  → オ・ヨンジャの叔父    イ・スンヒョン   → キム・ビョンテの弟    イ・ヘリョン    → 将軍       イ・チョル     → 秘書       キム・ウン     → イ・ジュヒョクの父       ペク・ソン     →        イム・ソンポ    → 守衛       チョン・スク    → イ・ジュヒョクの母       パク・イェスク   → 酒場女       ソク・インス    → 酒場女       ヤン・チュン    → 酒場女    チョ・チュン    → 腕相撲男       ナ・ガプソン    → 将校       イ・ソック     → 兵士       イ・ジョンチョル  → 上官       キム・ウソク    → 下士    チョ・サング    → チョングァン キム・ビョンテの友だち    ハン・ウンジン   → キム・ビョンテの母       チ・ヨンナム    → 宝石商 主人       チュ・ソンテ    → キム・ビョンテの父 (写真出演)       イ・ヒャン     → 老人患者       イ・サンスク    → 看護婦       ユ・ミョンスン   → 祝いの客       シン・ドンウク   → 祝いの客       チョ・ドクソン   → 祝いの客       カク・コン     → 祝いの客       ソン・ミョンスン  → 祝いの客 [受 賞]  [映 画 祭] 1988 福岡韓国映画祭 上映作品 [時 間] 115分 [観覧基準] 12歳以上 観覧可   [制 作 者] パク・チョンチャン [制作会社] (株)ファチョン(貨泉)公社 [ビ デ オ] 日本発売なし [レンタル] なし [H P]  [撮影場所]  [You Tube] https://www.youtube.com/watch?v=YM0zdAZk808 [Private ] K-DVD 【58】 韓国映画 コレクション KMDb [お ま け] ・この映画の結末は、マイク・ニコルズの『卒業』の結末を引用しているそうだ。


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