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Rush 人気投票 & アンケート:第3回発表


 第2回正式発表からさらに21票集まりました。合計80票での第3回発表です。
 なお、前回までの発表等は以下をご覧下さい。

第1回中間発表 (11/26/97)
第2回中間発表 (12/18/97)
第1回発表 (01/18/98)
第3回中間発表 (03/01/98)
第2回発表 (06/10/98)

Rush-vote albums

 1位は相変わらず MP ですが、2位以下の混戦模様はさらに訳が分からなくなってきました (^_^;)。前回大量得票で2位の座を奪った PoW は CP と並んで6位へ後退。かわりに上がってきたのは Signals です。これは結構意外ですね。もちろん、収録曲はどれもいい曲ばかりです(8曲中6曲が人気投票で挙がっていますね。残りは "New World Man" と‥‥ "Countdown" ですか。これも得票していてもおかしくないですねえ)が、よく「このアルバムから変わった」なんて言われて、諸悪の根元みたいな扱い (^_^;) をされているじゃないですか。僕自身はその考えにはあまり納得していない(プロデュースさえもっとよければ、評価はもっと高かったはず:リマスター盤を聴けばそれはよくわかると思う)ですけど、やっぱりそう(このアルバムから極端に変わったと)思っていない人が多いんでしょうか。考えすぎ?
 この集団のアルバムのほとんどはいつも通りの得票をしていて、やっぱり混戦です。しかし、1枚だけ得票が非常に少なかったアルバムがありますね。そう、T4E です。これは、この人気投票を始めた頃ほど「最新作」というイメージ(いや、イメージだけじゃなくてそうなんですけど)が強くなくなってきたためなんでしょうか?
 また、最初期は得票率の低かった PeW は、今回躍進して遂に3位をゲットしました。収録曲の人気を考えると、このあたりが妥当なんじゃないでしょうか。
 さて、前回は COS が得票しましたが、今回はめでたく ATWAS も得票しました。しかも2票。Rush の本人たちは決して満足していないこのアルバムですが、やっぱり若々しいエネルギーが強みですよね(といっても、彼らが満足していると発言しているアルバムは 2112, MP くらいのものですけれど)。

 「最も聴かないアルバム」部門は、Rush の独走は変わりませんが、ほとんどのアルバムに票が入っています。残るは ATWAS, Hemispheres, PeW, MP, ESL それに CP の6枚となりました。で、これらが上位6枚かというとそうではないんですよね。面白いですね。


rush-vote songs

 "Limelight", "Subdivisions" の1位、2位は変わりません。3位以下7位まででは "The Spirit Of Radio" が落ちただけの変化ですね。以下中盤はちょこちょこと順位の変動がありますが、中でも得票の多かったのは "The Analog Kid" です。次期ライヴ盤 "Different Stages" に収録されることが決まって本当によかったですね。
 さて、中盤以下はあまり順位には意味がありません。だって、挙がった曲数が多すぎですから、票が割れ過ぎちゃっているんですよね。今回初登場はなんと10曲 (-_-)。"Before And Then" ですか‥‥。1st の曲が挙がったのは初めてですね。しかも、"In The Mood" でも "Finding My Way" でもなく "Before And Then"。マニアックです (^_^;)。その他、"Anthem", "Lakeside Park", "A Passage To Bangkok" と初期の代表曲ですね。そして、"Manhattan Project" や "Digital Man" などは中期の代表曲になりますね。この辺も考えてみればなんで得票していなかったのか不思議なんですよね。でも、これで67曲挙がってしまいました。ついに Rush の曲全ての過半数を超えてしまった‥‥。うーむ、「こりゃつまらん」という曲を挙げてもらった方が票がまとまるのかなあ‥‥


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 80人の投票結果では、Geddy, Neil, Alex の人気は2:2:1のようですね。海外の比率とは少し違うようですけれど、やっぱりこんなものでしょう。Alex は「あの」キャラクターが前面に出るような映像とか(1994年の Juno Awards の表彰の時とか、おかしいです)がもっとあれば、人気も上がるような気がしますが (^_^;)。

 リアル・タイムで体験した初めてのアルバムでは、山が3つ見えてきたような気がします。PeW, MP の山、p/g, PoW の山、そして CP の山です。これはやはりメディアへの露出度が影響しているんではないでしょうか。PeW, MP の時期は最初にヒットした時期ですし、日本では配給元が変わって大々的に宣伝されていましたよね。そして p/g, PoW の時期はもちろん初来日公演がらみで今までで最も Rush が日本のメディアに露出した時期です。Rush Japanese Article を見てもらえばわかりますが、p/g から PoW の時期の記事の数はすごく多いです。そしてまた露出が減るんですが、メタル系のバンドがらみの「再評価」(ずっと好きな人間にとってこの「再評価」というのはいまいちピンときませんけど)のせいか、CP の時期はまた記事が多くなるんですよね。Dream Theater をはじめとする Metal-Prog. バンドや、セバスチャン・バックのインタビューとか(このあいだ彼のインタビューを読んでいたら、「結婚したのは "Bravado" を聴いたからだ」なんて言っていて笑ってしまった)で Rush のことが出てくるもんだから、メディアも Rush の記事を増やしたんじゃないでしょうか。

 今回増えた分も加えた個別の投票結果はこちらでご覧になれます。コメントをたくさん書いて下さった方々、どうもありがとうございました。とても励みになります。掲示板への書き込みやメイルもお待ちしています (^_^)

 なお、特に投票を打ち切ってはいませんので、まだお済みでない方、ぜひ投票して下さい


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