▼19世紀朝鮮時代の末葉,製紙業を基盤に成長した人里離れた島の村トンファ(東花)島。ある日,朝廷に献上しなければならない製紙が,輸送船もろとも燃えてしまうという事件が起こる。事件を解決するため,捜査官ウォンギュ一行がトンファ(東花)島へ派遣されるが,島に到着した日,火災事件の解決を急ぐウォンギュ一行の前で,残酷な殺人事件が起きる。
▼犯人が分からない殺人事件で動揺する村の人々は,7年前,謀逆を率いる天主教徒の仲間だと烙印を押され,家族全員が斬刑にあったカン客主(ゲクチュ)の怨みの霊が起こした呪いと思い,ますます狂気に包まれて行く。そして,不吉な島に孤立していくウォンギュ一行は,殺人犯の行方を探せないまま,狂気じみた村の人々の雰囲気に動揺してしまう。その上,事件を解決するために冷徹に推理するウォンギュの前に,残酷な連鎖殺人事件が続く。
▼製紙所主人キム・チソン大監の息子イングォンは,荒々しい村の雰囲気を強圧的な態度で押さえて,ウォンギュと絶えず対立する。さらに,斬刑されたカン・ゲクチュに恩恵を感じているトゥホの登場で,ウォンギュはますます混乱に陥るようになる。
1808年の朝鮮時代を背景に,トンファ(東花)島という人里離れた島の製紙所を囲んで起きる残酷な連続殺人事件とその糸口を解いていく捜査官の話を描いたミステリー時代劇スリラー
[制 作 年] 2005年
[韓国封切] 2005年5月4日
[観覧人員] 763,864人(ソウル封切館基準)
[原 題] 血の涙 혈의 누
[英 語 題] Blood Rain
[ジャンル] 犯罪,スリラー,ミステリー
[原 作]
[脚 本] イ・ウォンジェ
[監 督] キム・デスン [第2作]
[撮 影] チェ・ヨンファン
[照 明] キム・ソングァン
[音 楽]
[出 演] チャ・スンウォン → イ・ウォンギュ 軍官
パク・ヨンウ → キム・イングォン キム・チソン大監の息子
チソン → トゥホ 画工
ユン・セア → カン・ソヨン カン客主(ゲクチュ)の娘
チェ・ジョンウォン → チェ差使(チャサ)
チョン・ホジン → カン・スンニュル客主(ゲクチュ) 特別出演
オ・ヒョンギョン → キム・チソン大監(テガム) 特別出演
パク・チョルミン → チョ達令(ダルリョン)
ユ・ヘジン → トッキ(毒気)
チョン・ギュス → チャン戸房(ホバン)
パク・チュンソン → チャン・ハクス 紙職人
チェ・ドンジュン → イ・ジサン大監 討捕使(トボサ) イ・ウォンギュの父
イム・ジョンユン → ホン司令 イ・ウォンギュ軍官の部下
チェ・ジナ → マンシン ムーダン(巫女)
クォン・テウォン → チョ船夫長
チョン・ジノ → チャ船員
ファン・チュナ → チョン船員
キム・ワングン → ナム医院(医師)
キム・ギチョン → ホ書房(ソバン)
キム・チョロン → ホ氏 ホ書房の息子
コ・ギョンヘ → ホ氏の妻
キム・サンギュ → 村老
ホン・ギョンヨン → 酒母(飲み屋の女将)
チョ・ジョンヒ → 酒飲み
イ・ジェグ → コミュル
キム・ハッキュ → 番守
チャン・ソグォン → 使令(下級役人)1
チャ・ウニョン → 使令(下級役人)2
イ・ヨンジク → 船員1
パク・チョンウォン → 住民1
チェ・ヒョンスク → 住民2
ソ・サンウォン → 住民3
チャン・ジェヨン → 住民4
キム・ジュノン → 住民5
チュ・ヒョマン → 抄紙工1
クォン・ヨンホン → 抄紙工2
カン・ミンソ → 軍官
ソン・ヨンスン → ソヨンの祖母
チョン・ミエ → ソヨンの母
チョン・イェリン → ソヨンの妹
ファン・ビンナ → イングォンの女従
字幕外
チェ・チョンジャ
スタント
ハン・ジョンウク → スタント
チェガル・ドンファ → スタント
ソ・スンオク → スタント
チャン・ユノン → スタント
イ・ジョンピル → スタント
ノ・ナムソク → スタント
パク・ソンギュ → スタント
チャン・ハンスン → スタント
イ・ジョンヨン → スタント
イ・ムリョン → スタント
ソ・ジョンソク → スタント
ヤン・ヘギル → スタント
チョン・ボンヨン → スタント
チェ・チュンボム → スタント
ユン・ジニュル → スタント
ソン・ジョンミン → スタント
チェ・ボンノク → スタント
ヤン・ガンヨン → スタント
[受 賞] 2005 第38回 スペイン シッチェス国際カタルニヤ映画祭
オリエンタル・エキスプレス部門 ノミネート
2005 第26回 青龍映画賞 技術賞(特殊メイク:シン・ジェホ)
2005 第25回 映画評論家協会賞 脚本賞(イ・ウォンジェ),技術賞(シン・ジェホ)
2005 第4回 大韓民国映画大賞 音響賞(キム・ソグォン,キム・チャンソプ),
視覚効果賞(シン・ジェホ),美術賞(ミン・オノク)
2005 第42回 大鐘賞映画祭 衣装賞(チョン・ギョンヒ)
美術賞(ミン・オノク)
2005 第13回 春史羅雲奎映画芸術祭 大賞,監督賞,撮影賞,男優助演賞(パク・ヨンウ)
照明賞(キム・ソングァン)
美術賞(ミン・オノク)
技術賞(シン・ジェホ)
2006 第17回 日本 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2006
ヤング・ファンタスティック・コンペティション部門 グランプリ
[時 間] 119分
[観覧基準] 18歳以上 観覧可
[制 作 者] キム・ミヒ
[制作会社] 良い映画
[制 作 費] 純制作費56億ウォン
[ビ デ オ] 日本発売なし
[レンタル] なし
[H P] http://www.bloodtears.co.kr/(韓国)
[撮影場所] 全羅南道 ヨス(麗水),同 ポソン(宝城),慶尚北道 キョンジュ(慶州)
[Private ] K-DVD
J-Blu-ray-Rec(京城スキャンダル 13-16)
[お ま け] ・映画の中には,朝鮮時代に行われた5つの処刑(死刑)方法がでてくる。
梟示(ヒョシ) 死刑を執行した後,人々を威嚇するために大逆罪を犯した罪人の
頭や死体をぶら下げて,公衆に展示する。
石刑(ソギョン) 罪人の首に太い縄を巻いて引っぱり,石垣に頭をぶつける。
塗貌紙(トモジ) 罪人の足首と手を後ろできつく縛り,半紙を顔にかぶせた後,水
をかけて徐々に窒息させる。
車裂(コヨル) 罪人の四肢を4方向の綱で縛った後,牛や馬にこれを引っ張らせ
て身体を引き裂く。
肉漿(ユクチャン)釜に罪人を入れて火をたいて煮る。
(これは,実際に執行されたことはなかったそうだ。)
・最後に流れる管弦楽は,ラフマニノフのピアノ協奏曲 第2番 第1楽章
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