▼燃え上がる太陽と,限りなく広く青い海を見て夢を育ててきた少年ドゥックは,ある日,夢への挑戦を決心してバスに乗る。ソウルに上京したドゥックは,必ずチャンピオンになるんだという決心で東亜体育館に入団する。そして,性格がよく活発なチョンパル,寡黙だけれど信頼できるサンボンなどと親兄弟ように暮らすようになる。しかし,ドゥックにとって最も貴重な友達は,「ボクシング」という奴だ。最善を尽くせば,尽くしただけ答えてくれるボクシングの魅力にすっかり魅了されたドゥックは,大小の試合を熱情的に戦い,真のボクサーになっていく...。
▼ボクシングにだけ熱中していたドゥックは,ある日,近くの事務室に引っ越ししてきたギョンミを見て一目惚れする。彼女をつかまえるために走るバスを追うドゥック...。
▼韓国チャンピオンと東洋チャンピオンのタイトルを次々に獲得したドゥック。夢のため,愛のために彼に残されたのは,世界チャンピオン。彼は,愛する彼女を残し,世界チャンピオンのタイトルを得るためにラスベガス行きの飛行機に乗る。そして,いよいよ運命の時間が近づく...。
1982年11月14日,米国ラスベガスのシザーズパレスホテルに用意された特設リングでWBA世界ライト級タイトルに挑戦し,米国レイ・ブンブン・マンシーニ(Ray Boom Boom Mancini)に14回KO負けをして3日後に帰らぬ人となった韓国の悲運のボクサー,キム・ドゥック(金得九)の人生を描いた作品。
[製 作 年] 2002年
[韓国封切] 2002年6月28日
[観覧人員] 567,000人(ソウル封切館基準)
[原 題] チャンピオン 챔피언
[英 語 題] Champion
[原 作]
[脚 本] カク・キョンテク
[監 督] カク・キョンテク [第4作]
[助 監 督] キム・チャンレ
[撮 影] ホン・ギョンピョ
[照 明] ユ・ヨンジョン
[音 楽]
[出 演] ユ・オソン → キム・ドゥック(金得九)
チェ・ミンソ → イ・ギョンミ
ユン・スンウォン → キム・ヒョンジ館長
チョン・ドゥホン → イ・サンボン
キム・ビョンソ → パク・チョンパル
チ・デハン → ファン・ジュンソク
シン・ジョングン → キム・ユング プロモーター
キム・サンブン → ヤン・ソンニョ キム・ドゥックの母
ナム・ジヨン → ギョンミの妹
シン・ヨンファン → ドゥックの子1
チ・ヘチャン → ドゥックの子2
パク・チュチョン → キム・グァンミン
ヤン・ギリョン → イ・ジョンシル
イ・ジョンピル → チャン・ソクス
キム・ウォンジュン → キム・ヨンデ
ミン・ドギ → 痩せぽっち
オ・ソンイル → ぼってり
チェ・ヒュジン → 特異な観衆
オ・ミンジョン → 体育館経理
イ・ギウク → ドゥックの1番目の兄
チ・ソングン → ドゥックの2番目の兄
キム・チャンレ → ドゥックの3番目の兄 [助監督]
イ・ジェウォン → 短髪1
ユ・ビョンソク → 短髪2
ハン・デグァン → 短髪3
チュ・ブジン → 暗票おばさん
イ・ソンフン → 優しい後輩
イ・ジエ → バス次長1
キム・ヒョンスク →
特別出演
カク・イナン → 江原道コソンの郡守 [カク・キョンテク監督の実父]
ソン・ジェイク → キャスター
クォン・ヨンホ → リング・アナウンサー [韓国ボクシング委員会常任顧問]
字幕外
チェ・チョンジャ
[受 賞]
[映 画 祭] 2002 第3回 東京フィルメックス 特別招待作品
[時 間] 117分
[観覧基準] 12歳未満 観覧不可
[制 作 者] ヤン・ジュンギョン
[制作会社] (株)ジニンサ(盡人事)フィルム
[ビ デ オ] ポニーキャニオン
[レンタル] あり
[H P]
[撮影場所]
[Private ] K-VHS J-DVD
[お ま け] ・キム・ドゥック(ユ・オソン)とイ・ギョンミ(チェ・ミンソ)が見に行った映画は,
80年代最大のヒットを記録したアン・ソヨン主演の映画<エマ夫人>
<トピックス>○キム・ドゥックの死を契機に,世界ボクシング界は,選手の保護問題を論議し,ついに15回戦を12回に減らすとともに,スタンディング・ダウン制を導入するようになった。
○人生に疲れたキム・ドゥックの母親を演じたのは,カク・キョンテク監督が城南(ソンナム)のモラン市場で偶然に会い,その場でキャスティングを決めたキム・サンブン氏。キム・サンブン氏は,誰が見ても驚くほど実際の母親ヤン・ソンニョとそっくりな姿だった。問題は,おばあさんの家族の同意を得ることであったが,カク・キョンテク監督のファンだった家族は,快くOKしてくれたそうだ。
○対戦相手だった前WBAライト級チャンピオンのレイ・マンシーニは,この映画の試写会に参加するため初めて訪韓し,次のように述べたそうだ。
「キム選手は,チャンピオンのように戦いました。彼と戦いながら,あまりに辛くて生まれて初めて競技を止めたいという気がするほどでした。試合後,すぐ病院に走って行きましたが,面会が許されずに一人で祈りました。」
「事実,私は,チャンピオンになりたくて戦い自体が好きでした。しかし,あの事件以後,私はボクシングに対する愛情を失いました。」
「私は,キム・ドゥック選手と永遠につながっていると感じています。彼と一度も対話したことはないけれど,彼は私の人生の一部です。」
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