
雑記帖
4月23日はサンジョルディの日だそうです。(2003年4月13日) |
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会社の女子社員に教えてもらったのですが、4月23日はサンジョルディの日で、女性が親しい男性に本を贈り、受け取った男性はそのお返しに、女性に真紅のバラを贈るという記念日だそうです。調べてみると、某広告代理店の社長が働きかけて日本書店組合連合会と日本カタロニア友好親善協会等が、1986(昭和61)年に制定したということで、新しく作られた習慣みたいですね。
でも、本をプレゼントするって結構難しいような気がするね。どんな本が好きかって、好みは人それぞれだし、その時々によってマイブームみたいにこの作家が今はお気に入り、みたいなこともあるだろうし。その人のことを本当によく知らないと、せっかくプレゼントしたのに読んでもらえないって事もあるんとちゃうやろか。もちろん自分が気に入っていて読んでほしいと送ったら、趣味がぴったりで喜んでもらえるってケースもあるやろね。
かくゆう、私もこの前の誕生日に家内から本をプレゼントされました。村上春樹の編訳した「バースディ・ストーリーズ」(中央公論社)という本で、誕生日にちなんだ海外の作家10人と村上春樹の書いた11作品からなる短篇集です。家内には申し訳ないけど、未だに一つの話 しか読んでません。私の場合は、SFか、最近は、恩田陸、重松清に偏ってるもんで、興味の無い本はなかなか読めませんね。
家内から贈られたもので思い出に残っているものとしては、本ではないのですが、結婚前のバレンタインデーに、チョコとセットで短編のお話がおまけで付いていたのがありました。予めストーリーが出来ていて、主人公や登場人物の名前に自分や彼氏や友人の名前を入れてくれてプリントアウトしてくれるサービスだったらしいのですが、結構その時の自分たちの状況に似ていたので(まぁ、よくあるパターンだったってことかな)面白かったのを憶えています。
いっそ自分で、今の彼と二人の物語を小説にして贈ったらどうやろか?ハッピーエンドにするか、悲劇の結末にするかはお好みでね。
ちなみに、私の家内は花をプレゼントされるのが嫌いです。結婚してすぐの家内の誕生日に、薔薇の花束(5000円くらいしたんちゃうかったかな?)をプレゼントに持って帰ったら、花はもらっても食べられへんし飾るのも大変やし嫌いやわ、と言われてショックでした。女性はみんな花をプレゼントされると喜ぶと思ってたのに。好みは難しい。
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