Travel Diary → 98年1月4〜10日
インド放浪記
Part V
97年12月23日〜98年1月17日にかけてのインド旅行記。
(１ルピー 約3.5円)
98年 1月4日 (日) 晴れ
プッタパルティーを離れバンガロールへ。列車のWLをチェック
してみると空席はなく未だにウエイティング。チケットを払い戻し
して、明日の同じ便を購入。このままでは明日も乗れないので
レールロードオフィスへ交渉しに行く。係りの人はあっけなく明日の
席を取ってくれた。こんな事なら最初からオフィスに行けば良かった。
1月5日 (月) 晴れ
昨夜の鼾は凄かった。まるで恐竜の様、おかげで12〜1時にかけて
眠れない。宿からブル寺院まで約10Km歩く。オートリキシャは値段
交渉で疲れるのであまり利用しないようにしている。寺院の中に巨大
な牛の彫刻が。
4時PMこれから40時間の列車の旅。どうなる事やら。
1月6日 (火) 晴れ
アーグラ行きの車中。やっと24時間経った。残り16時間もある。とほほ。
少し気分が悪い。あまりに暇なので手紙の内容などを考えたりする。
食事も駅弁でターリーなどがあるが美味しくない。早く到着しないかな。
1月7日 (水) 晴れ
3時間遅れでアーグラに到着。流石に疲れた。まず、最初にバナーラス行き
のチケットの予約をする。宿泊はTaji Hotel。ここはロンリープラネットや
地球の歩き方にも紹介されている。100RSでホットシャワー付。少し高いが
綺麗だし、従業員の応対もいい。
荷物を部屋に置き、早速タージマハルへ。この建築物を見たときあまりの
凄さに鳥肌が立った。靄の中にぼーっと見える正確に左右対称な美しい建物。
総大理石で作られていて、不思議な光の反射をする。これが、お姫さまの
お墓だなんて。ロマンチック。
1月8日 (木) 晴れ
貸し自転車(一日20RS)を借りアーグラフォート城へ。広大さに驚き。
野生の猿が城の周りに沢山いた。ここの物売りには注意、とてつもなく
ふっかけてくる。20RSぐらいのポストカードを200RSぐらいで売っている。
ここから、ヤムナ河を渡りイティマド･ウッダウラー廟へ。ここはタージ
マハルを小さくした感じ。観光客が少なく写真を撮るならこちらの方が
いいかも。
インドの町中を自転車で走るのは楽しかった。現地の人が不思議そうに
見てくるのがおかしい。
1月9日 (金) 晴れ
朝6時半からタージマハルを見に行く。金曜日は入場料がFreeになる。
しかし、深い霧の為に何も見る事ができず残念。ホテルで知り合いになった
日本人とキータム湖鳥類保護区へ。広大な湿地帯。ツルやガンみたいなのが
沢山いた。美しい所でタージマハルの人工美とはまた違った美しさ。
10時15発の列車でバナーラシへ。
1月10日 (土) 晴れ
昨夜のバナーラス行きの列車は5時間遅れでアーグラに到着し、バナーラシ
には12時間遅れて到着。朝10時到着予定が夜10時到着。流石はインドだ。
本人経営の久美子ハウスは時間が遅いので入れず、となりのヴィシュヌ
へ宿泊(二人部屋120RS)。テラスからガンガーが見渡せる。遂にガンジス河
に着いたぞ。
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