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ホリデー

1988年10月,国民が皆,88(パルパル)ソウルオリンピックの成功的な開催で浮き立っている頃,刑務所から護送バスで移送中だった12人の服役者たちが緻密な事前計画により刑務官たちを急襲して,銃と実弾を奪って脱出するという<チ・ガンホン脱走事件>と呼ばれる前代未聞の事件を描いた作品

1988年10月,オリンピックという世界的な行事を終えて,世界4位という感興から抜け出られなかった頃。懲役7年,保護監護10年の刑を受けて服役中のチ・ガンヒョクと囚人たちが,護送車を転覆脱出するという世の中をびっくりさせる事件が発生する。

拳銃1丁と実弾を奪って武装脱走に成功したカンヒョクたちは,遠征強盗と家庭を回りながら,人質劇を繰り広げるなど,ソウルを恐怖のるつぼに追い込む。

だが,人質になった人々は,マスコミで話す凶悪犯という話とは違い,人間的で礼儀正しいカンヒョク一党に憐憫の情を感じるようになる。

脱走9日目,プッカジャンドン(北加佐洞)の家庭に隠れていたカンヒョク一党は,自分たちをしつこく追った警察官キム・アンソクに発覚して,警察と最後の対立劇を繰り広げるようになる。

カンヒョクの最後の願いのビージーズの<Holiday>が鳴り響く中で,カンヒョクは自分たちをとり囲んでいる警察とマスコミに向かって叫ぶ。「有銭無罪,無銭有罪」 お金があれば罪がなく,金がなければ罪となる。カンヒョクの叫びは,TVなどマスコミを通して全国に鳴り響いて,カンヒョクたちは,最後の選択をするようになる。

[制 作 年] 2005年
[韓国封切] 2006年1月19日
[観覧人員] 1,458,896人 2006年 第19位
      (韓国映画データベース 年度別ボックスオフィス)
[原    題] ホリデー 홀리데이
[英 語 題] Holiday
[ジャンル] 犯罪,ドラマ
[原    作] イ・スニョル
[脚    本] キム・ヒジェ,ヤン・ユノ,ユン・ジェソプ
       シン・ジョンス,チョン・ジェホ,ソ・サンミン
[監    督] ヤン・ユノ [第7作]
[撮    影] シン・オッキョン
[照  明] イ・ソンファン
[音    楽] チェ・マンシク
[出    演] イ・ソンジェ    → チ・ガンヒョク
       チェ・ミンス    → キム・アンソク 副刑務所長
       チャン・セジン   → チャンギョン 囚人6471
       イ・オル      → ファン・デチョル 囚人8683
       ムン・ヨンドン   → サンホ 囚人8483
       ドンヒョン     → クァンパル 囚人4705
       ヨ・ヒョンス    → ミンス 囚人2344
       イ・ボンギュ    → イ・ドンマン 囚人2485
       チョ・アン     → ヒョジュ 最後の家の人質
       オ・サンフン    → シムボク アンソクの部下
       ソル・ソンミン   → イ・ジュファン カンヒョクの弟分
       チェ・チャンギュン → ブローカー
       イ・ソンギョン   → ジョンスク 最初の人質
       キム・ヨンウン   → ジョンスクの夫 最初の人質
       ムン・ヒョンジュ  → チュンジャ チャンギョンの元恋人
       オム・ヘラン    → 新妻
       キム・ドヨン    → 賭博ハウス社長
       チェ・ジウン    → 撤去用役隊長
       パク・チュンソン  → 区庁職員
       パク・ソンミン   → 偽装活動家
       イ・サナ      → 撤去村の住民
       ソ・ギョンファ   → 撤去村の子供の母
       ヤン・ギリョン   → 車主人
       チャ・ユギョン   → ヒョジュの母
       キム・ジソン    → ヒョギョン ヒョンジュの妹
       カン・ミン     → ヒョチョル ヒョンジュの弟
       イ・マニョン    → 刑務官1
       ノ・ビョンガプ   → 刑務官2
       イ・ソクス     → 刑務官3
       カン・ジェソク   → ポムトル在監者 [制作総指揮]
       コ・グァンジェ   → スンドゥンイ在監者
       コ・ソンファン   → モジリ在監者1
       キム・ジニョク   → モジリ在監者2
       キム・ウォンジュン → 暴力団在監者1
       ユン・ジョンソク  → 暴力団在監者2
       チョン・ミョンギュ → 暴力団在監者3
       キム・ジング    → 痴呆老母
       ユン・ソンウォン  → チュンジャの夫
       シン・チァニョン  → チュンジャの赤ん坊
       キム・ジンギュ   → 新妻の夫
       キム・グァンホ   → 賭博ハウス ボディーガード
       チョン・ホンジュン → 刑事1
       キム・チャンス   → 刑事2
       イ・ウィソン    → 元大統領
       パク・サンギュ   → 補佐官
       イ・ジェソン    → 無電兵
       イ・ヒョヌ     → 幼いカンヒョク
       イ・ジミン     → 幼いジュファン
       ヤン・ヒョニョン  → 女子大生1
       イ・ヒョウォン   → 女子大生2
       キム・ヒョンテ   → 男性アナウンサー
       イ・ウニョン    → 女性アナウンサー
       ウォン・ジョンソン → ニュース記者
       ソ・サンミン    → 撞球場主人 [助監督,脚本]
       ユ・ジェソン    → 警護チーム長
       チョ・ウォニ    → 警護員
       カン・ジゴン    → 警護員
       キム・ムンファン  → 警護員
       パク・ジョンソク  → 警護員
       キム・ドンヒョン  → 警護員
       キム・ジュヨン   → 警護員
       イ・テフン     → 警護員
       ハム・フンソク   → 警護員
       イ・スンス     → 警護員
       ピョン・サンオ   → 警護員

       友情出演
       チョ・サング    → 捜査本部長
       パク・ヨンノ    → 

         字幕外
       クォン・オフン   → 用役職員

[受    賞] 
[時    間] 120分
[観覧基準] 18歳以上 観覧可  
[制 作 者] イ・スニョル
[制作会社] ヒョンジンシネマ
[制 作 費] 
[ビ デ オ] 日本発売なし
[レンタル] なし
[H    P] 終了(韓国)
[撮影場所] 全羅北道 イクサン(益山)市 刑務所セット
       全羅北道 クンサン(群山)市
[Private ] K-DVD【36】

[お ま け] 
8泊9日,195時間にわたる実際の<チ・ガンホン脱走事件>の経緯は,次のとおり

1988年
10月8日
 ・午前9時30分 ヨンドンポ(永登浦)刑務所を出発,テジョン(大田)刑務所を経て,コン
  ジュ(公州)刑務所へ向かう移送バスに,服役者25人が搭乗移監中,アンソン(安城)料金
  所付近で護送官を凶器で威嚇して,バスを奪取し,この中の12が脱走。
 ・拳銃1丁と実弾を奪って逃走したチ・ガンホンと連中は,脱走直後,シンチョン(新村)市場
  で私服に着替えた後,市内バスとタクシーを利用し,コリョ(高麗)大学近所に移動して,近
  所の後方の山で一夜を送る。
 ・1人自首,1人検挙。

10月9日
 ・明け方2時頃,チ・ガンホンを含む脱走犯7人は,ソンブク(城北)区アナム(安岩)洞のソ
  ン氏宅に侵入,家族6人を人質にして26時間を送る。

10月10日
 ・チ・ガンホン一党と違った方向へ脱走した3人の脱走犯をルームサロンで検挙。
 ・明け方6時20分頃,アナム(安岩)洞のソン氏宅を出たチ・カンホン一党は,大学ノートと
  英文パンフレットを奪い,大学生を装ってハニャン(漢陽)大学に移動し,後方の山で1泊す
    る。
 ・最初の人質だったソン氏が警察に申告

10月11日
 ・明け方4時30分頃,ヘンダン(杏堂)洞のパク氏宅に侵入。
 ・家族4人を人質にして25時間潜伏。

10月12日
 ・明け方6時30分頃,パク氏宅から出た彼らは,ミョンドン(明洞)聖堂のミサに参加後,ナ
  ムサン(南山)図書館で会うことにした後,散り散りに別れる。
 ・以後,彼らと別れたキム氏を除いたチ・ガンホンと連中は,ソウル大病院でチョン氏を拉致,
  ムンジョン(文井)洞のチョン氏宅に移動。

10月13日
 ・午後9時50分頃,家族たちの勧めでキム氏自首。
 ・午後10時30分頃,チ・ガンホンら3人が,ノンヒョン(論硯)洞で1次遠征強盗。

10月14日
 ・明け方5時頃,チャヤン(紫陽)洞で2次遠征強盗。
 ・午後5時頃,ムンジョン(文井)洞チョン氏宅から出て,午後7時40分頃,シンチョン(新
  村)に到着。この中で,ソン氏検挙。
 ・ソン氏の検挙を目撃したチ・ガンホン一党は,チャンチョン(滄川)洞イム氏宅に唾である一
  家族を人質にして25時間潜伏。

10月15日
 ・午後9時20分頃,チャンチョン(滄川)洞イム氏宅を出発。
 ・検問を避けるために,一部は女装する。
 ・午後10時頃,ウンピョン(恩平)区ブッガジャ(北加佐)洞のコ氏宅に侵入。

10月16日
 ・明け方3時30分,チ・ガンホン一党が寝ついた間を利用して,コ氏が脱出して警察に申告。
 ・この後,警察と対立劇を繰り広げたが,その中のカン氏が自首。
 ・アン氏とハン氏は,現場で自殺。
 ・主犯のチ・ガンホンは,最後まで人質劇を繰り広げて,現場に投入された警察特攻隊によって
    射殺。
 ・この後,唯一行方不明だったキム氏は,事件発生1年9か月後,面牧洞印刷所寄宿舎で検挙。



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