輝国山人の韓国映画
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ベトナム戦の後遺症に苦しめられる男と,不遇な過去を持った女の偶然な出逢いを描いた社会劇
▼チボリに向かう列車の中で男と女が同席となる。男は,ソン・ピルウン元中尉(イ・ヨンハ)。ベトナム戦争で武功勲章を受けて除隊したが,小隊の傷ついた部下を銃で死なせた罪にさいなまれ,家族も仕事も失い,放浪の旅をしている。
▼女は,チョン・スンナ(カン・スヨン)。情夫スンホ(チョン・スンホ)を父母に会わせるため故郷に向っている。スンナは,列車で眠っている間に,苦労してためた400万ウォンをスンホに盗まれ,自殺を図ったところをピルウンに助けられる。
[制 作 年] 1987年 [韓国封切] 1987年2月18日 [観覧人員] 124,259人 1988年 第6位 (韓国映画データベース 年度別ボックスオフィス) [原 題] 我々は今ジェネバへ行く [ジャンル] メロー [脚 本] イ・ユンテク [監 督] ソン・ヨンス [撮 影] パク・スンベ [照 明] [音 楽] [出 演] カン・スヨン → チョン・スンナ 写真(左) イ・ヨンハ → ソン・ピルウン元中尉 写真(右) チョン・スンホ → スンホ ナム・ポウォン → 特別出演 カン・ジョンア → ピルウンの妻 特別出演 ホン・ミョンジン → 特別出演 オ・ヒチャン → 市場の男A ムン・チョルジェ → 市場の男B カン・ヨンギュ → 市場の男C チャン・ジョングク → 弁護士 パク・トンニョン → 薬売りA イ・テギュ → 薬売りB ペ・ピルラン → 女歌手 ナム・ポドン → 撞球場の男A チェ・グンジェ → 撞球場の男B ソク・セヨン → 撞球場の男C チェ・ハナ → 看護婦 パク・ヨンパル → チャンクン(商人) イ・ヨンホ → スンナの父 ムン・ミボン → スンナの母 パク・イェスク → 屋台女主人 キム・ギョンラン → 汽車駅員 ヤン・ジョンミン → 子役 キム・ヒョンテ → キム兵長 チュ・サンホ → 大隊長 シン・チャニル → 同僚少尉 イ・ミレ → ベトナム売春婦 ユ・イルムン → ベトコン1 ピョン・ヒボン → 田舎医師 LIEU MINH SON LE VAN LE TRAN MINH QUANG LE HWA [受 賞] 1987 第26回 大鐘賞映画祭/脚本賞(イ・ユンテク),男優主演賞(イ・ヨンハ) 女優主演賞(カン・スヨン),音楽効果賞(イ・ジェヒ) 1988 第8回 映画評論家賞/作品賞,監督賞 [映 画 祭] 1989 第42回 カンヌ国際映画祭 出品 1987 第33回 アジア太平洋映画祭 出品 [時 間] 92分 [観覧基準] 18歳未満観覧不可 [制 作] イ・ウヨン [制作会社] テギョン(大慶)フィルム [ビ デ オ] 東映 [レンタル] あり(少ない) [Private ] Jd-8Video [お ま け] ・あばずれ女のスンホが,ピルウンに諭され,清楚な少女に変わるところは, カン・スヨン本来の純真さがあふれてまぶしい。 ・主演俳優たちの演技に比べて,表現が下手で,音響など技術的にも問題が ある作品