日帝強制占領期間，日本軍の端島（はしま：軍艦の形に似ていて，軍艦島と呼ばれる。)に強制徴用された後，命をかけて脱出を試みる４００人余りの朝鮮人の話
▼１９４５年，日帝強制占領期間。京城半島ホテルの楽団長カンオク（ファン・ジョンミン）と彼の一人娘ソヒ（キム・スアン），そして，チョンノ（鍾路）一帯を牛耳るチルソン（ソ・ジソプ），日帝統治下であらゆる苦難に会ってきたマルニョン（イ・ジョンヒョン）など，それぞれ違った理由を抱いた朝鮮人が，日本で金を儲けることができるという言葉に騙されて軍艦島へ向かう。
▼だが，彼らが一緒に乗った船が到着したところは，朝鮮人を強制徴用して労働者として絞り取っていた地獄島，軍艦島であった。
▼わけも分からないまま連れてこられた朝鮮人が，海底1,000メートル深さのどん詰まりの中で，毎日，ガス爆発の危険を甘受して労役しなければならない軍艦島。
▼カンオクは，どのようにしようが，日本人官吏の機嫌を取って，娘ソヒだけでも守るためにあらゆる手を尽くし，チルソンとマルニョンは，それぞれのやり方で苦痛な一日一日を耐え抜く。
▼一方，戦争が終結に向かうと，光復軍所属のＯＳＳ要員ムヨン（ソン・ジュンギ）は，独立運動の主要人士救出作戦の指示を受けて，軍艦島に潜入する。
▼日本全域に米国の爆撃が始まって，日本の敗色が深まると，日本は，軍艦島で朝鮮人に対して犯したすべての蛮行を隠すために，朝鮮人を坑道に閉じ込めたまま爆破しようとする。
▼これに気付いたムヨンは，カンオク，チルソン，マルニョンをはじめとする朝鮮人たちすべてと軍艦島を抜け出すことを決心する。（出処：報道資料）
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