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化粧/火葬

生命と消滅の間に置かれた,ある中年男の煩悶と欲望のくびき

4年の闘病の果てに妻が亡くなって,50代半ばのオ・ジョンソク常務(アン・ソンギ)は,ゆっくり葬儀の手続きを始める。

消息を聞いて駆け付けた娘の長く粘り強い嗚咽に,オ常務は,脳腫瘍が再発したことを知った妻の泣き声を思い出す。

化粧品会社の重役であるオ常務は,妻にとって献身的な夫であり,忠実な看病人としての役割を黙黙とやり遂げているけれど,心の片隅には,長い時間,部下職員チュ・ウンジュ(キム・ギュリ)を収めている。

葬儀場はいつの間にか客でいっぱいで,部下職員たちは,オ常務の決裁を必要とする案件を持ってくる。冬の新規化粧品の発売を控えて,広告コピーと部分モデルに関する議論をしながらも,オ常務の神経は,他方に集中する。

黒いズボンのスーツを着て弔問を来た部下職員ウンジュは,長い間,オ常務の恋慕の対象だった。至難な妻の看病と疲れてだるい会社業務の隙間で,オ常務は,たびたびウンジュの服を脱いだ身体を想像したりする。

会食後,タクシーに乗ったオ常務は,道を歩いているウンジュを発見して,タクシーで引っ返すが,道が交錯して結局会うことができない。

オ常務の推薦書のおかげで望んだ中国支社への発令が出たウンジュは,感謝のあいさつを伝えようとコギ里にあるオ常務の別荘に訪ねてくるというメールを送ってくる。

[制 作 年] 2015年* [韓国封切] 2015年4月9日 [観覧人員]  [原 題] 化粧/火葬 화장 [英 語 題] Revivre [ジャンル] ドラマ [原 作] キム・フン(金栫j 2004年 第28回 イ・サン(李箱)文学賞 受賞作 「化粧/火葬」 [脚 本] ソン・ユニ [監 督] イム・グォンテク [第102作] [助 監 督] パク・ソンジン,シン・スア [撮  影] キム・ヒョング [照  明] チョン・ヨンミン [編  集] パク・スンドク、チェ・ミニョン [音 楽] キム・スチョル [美 術] チュ・ビョンド [武 術]  [出 演] アン・ソンギ    → オ・ジョンソク 常務 (株)Adelaide       キム・ギュリ    → チュ・ウンジュ 広報チーム 代理       キム・ホジョン   → 妻 チョン・ジンギョン       チョン・ヘジン   → 娘 オ・ミヨン       ヨン・ウジン    → 婿 キム・ミンス       シン・ヨンジン   → 妻の妹       キム・ギチョン   → イ居士       キム・ビョンチュン → チョ部長       キム・ヒョナ    → パク・スヒョン課長       キム・ヨンフン   → チョン・ドヒョン課長       パク・チョンシク  → キム代理       ソ・ヨンジュ    → ソヨン       ユヨン       → マーケティングチーム 秘書       ミン・ギョンジン  → チェ泌尿器科 医師       チャ・チョンファ  → チェ泌尿器科 看護師       パク・ノシク    → サウナ従業員       パク・パリョン   → 主治医       ノ・スジョン    → 結髮 看護師       ハン・ジニ     → 当直 看護師       イ・ミニョン    → 女性消費者団体 キム会長       オ・テウン     → 看病人       ヒョン・ジョンエ  → オ常務家 家政婦       キム・ジョンス   → オサン(烏山)工場 工場長       シム・ジェギュン  → タクシー運転手       シン・ユリ     → 舞踊団 ハ・ジョンウン ウンジュの舞踊学院時代の友だち       チョ・ギワン    → 総販売協会長       シン・フニ     → 総販売長       ソ・ムンギョン   → キムジェ(金堤) パク課長       ヨ・ミンジョン   → リップスティック女       ファン・チュナ   → ボックス男       カン・イスル    → マーケティング チーム員       クク・シウン    → マーケティング チーム員       キム・ミスン    → マーケティング チーム員       キム・ビョンチャン → マーケティング チーム員       キム・ソナ     → マーケティング チーム員       キム・ウジュ    → マーケティング チーム員       キム・ヒジョン   → マーケティング チーム員       パク・ミョンヒ   → マーケティング チーム員       パク・ウォヌ    → マーケティング チーム員       パク・ヘミ     → マーケティング チーム員       ウ・ジョンウォン  → マーケティング チーム員       イ・ウンギョン   → マーケティング チーム員       チョン・ウヨン   → マーケティング チーム員       ファン・ジノ    → マーケティング チーム員       ホ・ドンス     → 広報撮影チーム PD       パク・ヨンオン   → 広報撮影チーム 録音チーム       イ・ジングン    → 広報撮影チーム 撮影チーム       ク・ユジン     → 舞踏公演 扮装チーム       キム・ジニョン   → 舞踏公演 扮装チーム       イ・ヘスク     → 舞踏公演 扮装チーム       ノ・ジャヨン    → 舞踏公演 扮装チーム       ソン・ヨンジェ   → 舞踏公演 扮装チーム       ムン・ソンフン   → 舞踏公演 扮装チーム       ハン・ウトゥム   → 広告モデル候補       クォン・ジョンウン → 広告モデル候補       チョ・アジン    → 広告モデル候補       キル・スギョン   → 女性消費者団体 秘書       キム・ミョンギ   → 開発室長       オ・ソンウク    → レジデント医師       ハン・ソンヨン   → 新聞記者       パク・サンジン   → アンマ部屋 情夫       キム・ヨンス    → アンマ部屋 マダム       カン・ヘギョン   → アンマ部屋 女性       キム・スア     → アンマ部屋 女性       パク・ヒョンジ   → アンマ部屋 女性       アン・ソリ     → アンマ部屋 女性       イ・ジウン     → アンマ部屋 女性       イム・ソミ     → アンマ部屋 女性       ユン・ミニ     → アンマ部屋 女性       チョン・ヒョン   → アンマ部屋 女性       ヒョン・ジョンジン → アンマ部屋 女性       特別出演       ヒョガク僧侶    → 僧侶       ユン・ジョンホ   → 喪輿歌い手       キム・ヒソン    → 舞踏公演 舞踊家       アン・ジェヨン   → 舞踏公演 舞踊家       イ・ジュホ     → 舞踏公演 舞踊家       チョン・ジヨン   → 舞踏公演 舞踊家       チョン・ジェウン  → 舞踏公演 舞踊家       イ・ジヒ      → 舞踏公演 舞踊家       パク・チョンオン  → 舞踏公演 舞踊家       チェ・イェリム   → 舞踏公演 舞踊家       イ・ソジョン    → 舞踏公演 舞踊家       ウ・ゴニ      → 舞踏公演 舞踊家       チェ・ウォンジュン → 舞踏公演 舞踊家       イ・イェヒョン   → 舞踏公演 舞踊家       オ・ハンドゥル   → 舞踏公演 舞踊家       オ・イェリン    → 舞踏公演 舞踊家       チョン・シウン   → 舞踏公演 舞踊家       パク・ソヒョン   → 舞踏公演 舞踊家       カン・ホヒョン   → 舞踏公演 舞踊家       アン・セウォン   → 舞踏公演 舞踊家       パク・ポムス    → 舞踏公演 舞踊家    友情出演       チュ・ヒョン    → 社長       アン・ソックァン  → アン・ソンテ常務       イェ・ジウォン   → 舞踊団長 비愛모 orpheus and Eurydice       ペ・ハンソン    → ソン専務 [声優]       キム・ジェチャン  → 動物病院 獣医師 [歯科医師] [受 賞] 2014 第25回 シンガポール国際映画祭 Asian Vision 生涯功労賞       2015 第51回 百想芸術大賞/作品賞,女子助演賞(キム・ホジョン)       2015 第9回 アジア フィルム アワード 功労賞       2015 第35回 黄金撮影賞授賞式//撮影監督が選定した女子人気賞(キム・ホジョン)       2015 第15回 ディレクターズ・カット・アワーズ/今年の制作者賞(シム・ジェミョン)       2016 第6回 シネマテークKOFAが注目した韓国映画 選定作 [映 画 祭] 2014 第71回 ベニス国際映画祭 gala上映作       2014 第39回 トロント国際映画祭 Master Section       2014 第33回 バンクーバー国際映画祭 Dragons & Tigers Section       2014 第19回 プサン(釜山)国際映画祭 gala presentation       2014 第34回 ハワイ国際映画祭 Spotlight on Korea Section       2014 第25回 ストックホルム国際映画祭 Asian Images Section       2014 第9回 ロンドン韓国映画祭 閉幕作       2014 第29回 マルデルプラタ国際映画祭 Panorama Section       2014 ブリスベン アジア太平洋映画祭 The Colours of Asia Pacific       2014 第8回 アジア太平洋映画賞 監督賞候補       2014 第36回 ニューラテンアメリカ国際映画祭       2014 第19回 インド ケララ国際映画祭 World Cinema       2015 第65回 ベルリン国際映画祭 批評家週間       2015 第39回 香港国際映画祭 Master Class [時 間] 93分 [観覧基準] 青少年 観覧不可 [制 作 者] シム・ジェミョン [制作会社] (株)ミョンフィルム [制 作 費]  [D V D] 日本発売なし [レンタル] なし [You Tube] https://www.youtube.com/watch?v=ID1KokEHHmM(予告編) [H P]  [撮影場所] アモーレ パシフィック(AMORE PACIFIC)       イニスプリ       ウルサン(蔚山)ハヌル公園       ソホ里 別荘       プサン(釜山)KBS       プサン(釜山)ヘウンデ(海雲台)区庁       ポンウン(奉恩)寺       トンソ(東西)大学 メディアセンター       コルドンビーチ ペンション       テアン(泰安)海岸砂丘       インチョン(仁川)チェ泌尿器科       プクチャン洞 ウデガ       チョンダム(清潭)トゥワイス(TWICE)       サンアム(上岩)シル イルシク(日式)       東南圏原子力医学院       プサン(釜山)ウンチョン洞 住宅       キジャン(機張)ムルチョウン温泉       プサン(釜山)モン フェチプ       プサン(釜山)ハニャン(漢陽)動物病院       ホウォン アートホール       プサン(釜山)日式料理 夢 [M-Video]  [Private ] K-DVD(ALL)【72】(コメンタリー:イム・グォンテク監督,チョン・ソンイル評論家) [お ま け] 


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