輝国山人の韓国映画
<Home>へ

赤い靴    DVD発売

日帝時代に作り出された怨恨と呪いが込められた赤い靴が,現代でも死を呼ぶという内容の残酷恐怖物

夜遅く人影が少ない地下鉄乗場。誘惑の光を吹きだす赤い靴をベンチの片隅からながめる女子高生。自分の靴を脱いで,その赤い靴に片足を入れた瞬間,どうすることもできない胸のときめきと手に余るため息が漏れ出る。

しかし,近寄ってきた別の女子高生が,彼女から赤い靴を奪いとって突然に闇の中に消える。赤い靴を履いてあたかも踊るように暗い地下道を歩く少女。闇の中から他の靴音が聞こえるが,周辺には誰もいない。恐ろしくなって逃げた少女が,足首に耐えられない痛みを感じて自分の脚を見下ろすと,足首が切られてなくなっている。

地下鉄の車両と車両の間に持ち主がないように置かれた赤い靴を発見した女性ソンジェは,赤い靴の魅力に見せられ,その靴を盗むようにこっそりと拾い上げる。家へ帰り,多様な靴がきめこまかく置かれた靴陳列棚をすぎて浴室へ向かった彼女は,赤い靴を履いた自分の姿が映った鏡を陶酔したようにながめる。

扉の外には彼女が履いた赤い靴をうらやましそうな目つきでながめる彼女の娘テスがいる。赤い靴に執着するソンジェ,彼女から赤い靴を奪おうとする娘テス。二人が離れた浴室の鏡には,血に染まった赤い靴を握りしめている少女の映像が残っている。

ソンジェとテスが赤い靴を間に置いて神経戦を戦わせる家。そこに現れたソンジェの後輩ミヒは,こっそりと赤い靴を盗んで持ち出す。赤い靴を履いて,彼女は変わったようだ。媚びを売るような歩みで周囲の耳目を集中させる彼女は,周囲が送る羨望の視線に興奮を隠すことができない。しかし,彼女の歩みは,アンデルセンの童話「赤い靴」の少女のように自分でも制御できない力に引きずられて踊りだし,ショーウィンドの硝子で足首を切って死ぬ。

赤い靴が死を呼ぶことを知ったソンジェは,赤い靴を捨てようとするが,赤い靴は,すぐに彼女の元に戻ってくる。彼女の娘の前に近寄ってきた死の威嚇。赤い靴の怨みの霊,その呪いの実体は何だろうか。

[制 作 年] 2005年 [韓国封切] 2005年6月30日 [観覧人員] 368,080人(ソウル封切館基準) [原 題] 粉紅靴(ピンクの靴) 분홍신 [英 語 題]  [ジャンル] 恐怖,スリラー [原 作]  [脚 本] マ・サンリョル,キム・ヨンギュン [監 督] キム・ヨンギュン [第2作] [撮  影] キム・テギョン [照  明] パク・コヌ [音 楽] イ・ビョンウ [出 演] キム・ヘス     → キム・ソンジェ 眼科医    キム・ソンス    → チョ・インチョル インテリア・デザイナー    パク・ヨナ     → ハン・テス ソンジェの娘    コ・スヒ      → キム・ミヒ ソンジェの後輩 眼科医    ソ・ハリム     → オギ/インライン女性    キム・ジウン    → ケイコ/インチョルの女    ソン・セグァン   → チョン・ハソプ 舞踊演出家    イ・ヨンニョ    → 背が曲がった老婆    ホン・ヒヨン    → 女子高生1    パク・ソネ     → 女子高生2 チェ・ヨンミ    イ・ウンビ     → 背が曲がった少女    チョ・ドクチェ   → 刑事    チョン・ホンテ   → 不動産業者    ミン・ジノン    → エンボリ(乞食)    アン・ジャンフン  → 警察署酔客    イ・デヒョン    → 応急室医師    パク・ヒョニョン  → 広報女    パク・パリョン   → ケイコの父 憲兵大将    ソ・ジノン     → ケイコの父の補佐官    キム・ユニ     → 眼科看護師    キム・ヨンジュン  → 人力車屋    キム・ヨンファ   → チョン・ハソプ舞踊団    ペ・ヘウォン    → チョン・ハソプ舞踊団    ユン・ヘジョン   → チョン・ハソプ舞踊団    ソン・ポギョン   → チョン・ハソプ舞踊団    チョン・ジヘ    → チョン・ハソプ舞踊団    パク・チウン    → チョン・ハソプ舞踊団    チョン・ユヨン   → チョン・ハソプ舞踊団    カン・ヒョンオク  → チョン・ハソプ舞踊団    チェ・ユニョン   → チョン・ハソプ舞踊団    ホ・ミョンヘン   → ワイヤーアクション    チ・ジュンヒョン  → ワイヤーアクション    チョ・ジュヒョン  → ワイヤーアクション    ハン・ジョンウク  → ワイヤーアクション    ペク・キョンスン  → ワイヤーアクション    スタント    チュ・ヒョンギョン → スタント アクション    ハン・ジョンヒョン → スタント アクション    キム・テファン   → スタント アクション    友情出演    イ・オル      → ハン・ソンジュン ソンジェの夫    サ・ヒョンジン   → チョンア    字幕外      イム・ハンソプ [受 賞] 2006 第13回 フランス ジュラルメール国際ファンタスティック映画祭              コンペティション 招待 [時 間] 103分 [観覧基準] 15歳以上 観覧可(韓国DVDには,18歳以上バージョンが添付)   [制 作 者] キム・グァンス [制作会社] 青年フィルム(Generation Blue Film) [制 作 費]  [ビ デ オ] ファインフィルムズ(DVD 3,990円)2010/6/4発売 [レンタル]  [H P] 終了(韓国) [撮影場所]  [Private ] K-DVD【36】 J-DVD【2】 [お ま け] ・劇場では,15歳以上103分バージョンで公開されたが,後に韓国で発売       されたDVDには,劇場版とともに18歳以上再編集バージョンも収録され        た。      ・18歳以上バージョンには,劇場バージョンで編集カットされた残酷場面と,        二人の主人公(キム・ヘスキム・ソンス)のラブシーンが収録されている。       ・日本発売DVDは,これらがない103分バージョンのようだ。


プラウザの「戻る」で戻ってください。