輝国山人の韓国映画
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▼王以外は,思いのままに死ぬこともできない宮廷で,後宮ヒビン(禧嬪)の側仕えをする宮女ウォルニョンが垂木に首を吊って自殺した姿で発見される。検験(検視)をした医女チョンリョンは,ウォルニョンが子供を産んだという事実を知るようになるが,その記録はどこにも残っておらず,監察サングン(尚宮)は,自殺として処理することを命令する。
▼しかし,チョンリョンは,自殺に偽装された痴情殺人という疑いを消すことができず,独断的に事件を暴き始める。死んだウォルニョンの恋文を発見し,決定的な証拠と考えたチョンリョンだったが,誰かが彼女を襲撃して手紙は消えてしまう。また,発見者のチョンリョルをはじめ,有力な容疑者を尋問してみるが,宮女たちは,約束でもしたように何の話もしない。
▼一方,監察サングン(尚宮)は,宮女たちの規律を正すために,品行が正しくない宮女を公開処罰する粛正の儀式(チィブリグルリョ)の犠牲の羊としてチョンリョルを選び,ウォルニョンを殺した罪をかぶせて処刑し,事件を宥和させる計画をたてる。罪のない犠牲者ができることを憂慮したチョンリョンは,真犯人を探すために血眼になるのだが。
朝鮮粛宗時代の宮廷を舞台に,ある宮女の疑問の死をめぐる秘密を描いたミステリー恐怖スリラー
[制 作 年] 2007年 [韓国封切] 2007年10月18日 [観覧人員] 1,438,531人 2007年 第19位 (韓国映画データベース 年度別ボックスオフィス) [原 題] 宮女 궁녀 [英 語 題] Shadows in the Palace [ジャンル] ミステリー,恐怖,スリラー [原 作] [Producer] ウォン・ジョンシム [脚 本] キム・ミジョン [監 督] キム・ミジョン [第1作] [撮 影] イ・ヒョンドク [照 明] パク・セムン [編 集] キム・サンボム、キム・ジェボム [音 楽] ファン・サンジュン [美 術] イ・ハジュン [武 術] オ・セヨン [出 演] パク・チニ → チョンリョン 内医女 ユン・セア → ヒビン(禧嬪) 後宮 ソ・ヨンヒ → ウォルニョン ヒビン(禧嬪)殿 チミル(至密)宮女 イム・ジョンウン → オクチン スバン(繍房)宮女 聾唖者 チョン・ヘジン → チョンリョル 中宮殿 チミル(至密)宮女 キム・ソンリョン → カムチャルサングン(監察尚宮) キム・ミギョン → シム尚宮(サングン) ヒビン(禧嬪)殿 チミルサングン(至密尚宮) キム・ナムジン → イ・ヒョンイク チョンナン(正カ) イ・ヨンイ → チョン尚宮(サングン) 内医女 ハン・イェリン → スギョン チョンリョンの助手 イェ・スジョン → 大妃 キム・ハクソン → 王 コ・ソヒ → 中宮殿 チョン・イェジ → チョン昭儀(ソウィ) 正二品 ソン・ヨンスン → チェジョサングン(提調尚宮) チョン・ソヒョン → 副チェジョサングン(提調尚宮) キム・ヒョナ → ネミョンブサングン(内命婦尚宮) キム・ユナ → ネミョンブ(内命婦)宮女1 オ・ソンミン → ネミョンブ(内命婦)宮女2 ソル・ミニョン → ネミョンブ(内命婦)宮女3 チュ・グィジョン → オム尚宮(サングン) ハン・セア → スバン(繍房)宮女1 キム・ジユル → スバン(繍房)宮女2 リュ・ジョンア → スバン(繍房)見習宮女 キム・スミン → ヒビン(禧嬪)殿宮女1 ホ・ソヨン → ヒビン(禧嬪)殿宮女2 キム・ユラ → ヒビン(禧嬪)殿宮女3 ユ・ジヨン → スラッカン(水剌間)宮女1 パク・キョンオク → スラッカン(水剌間)宮女2 ミン・ソンア → スラッカン(水剌間)宮女3 パク・スヨン → 書庫官僚 イ・ヨンソク → ヘミンソ(恵民署)官僚 ナム・ジョンヒ → ノ尚宮(サングン) キム・ミジョン → チョン尚宮(サングン) [監督] ムン・ガヨン → イロン ユン・テビン → 王子 ハン・ウンソ → 後宮1 キム・ウンソ → 後宮2 シム・リョジン → 後宮3 キム・スネ → 死家医女 イ・ウンジ → 助医女 ピョ・ウンジン → ムスリ パク・ソヒ → 幼いムスリ パク・ソイ → チィブリグルリョ 幼い宮女 パク・チョルジュン → 踊り子1 キム・ヨンジェ → 踊り子2 オ・ジンソク → 内官 パク・チョンミン → 駕籠かき1 チョン・ジェグン → 駕籠かき2 カン・ウンギョン → 書道代役 チェ・ホギョン → 刺繍代役 キム・ナオン → 刺繍代役 字幕外 イ・ユジョン キム・ジョンミン 武術 イ・ソンジョン [受 賞] 2007 第6回 大韓民国映画大賞/新人監督賞 2008 第45回 大鐘賞映画祭/照明賞(パク・セムン) 2008 第31回 黄金撮影賞授賞式/最優秀女優演技賞(パク・チニ) 2008 第12回 ファンタジア映画祭 Cheval Noir競争/女優主演賞(パク・チニ) 2008 第16回 利川春史大賞映画祭/照明賞(パク・セムン) [映 画 祭] [時 間] 112分 [観覧基準] 18歳以上 観覧可 [制 作 者] チョン・スンヘ [制作会社] (株)映画社アチム(朝) [制 作 費] [D V D] ジェネオン・ユニバーサ・エンターテイメント(DVD 5,040円)2009/7/24発売 [レンタル] あり [H P] http://blog.naver.com/lady_2007(韓国) [撮影場所] [M-Video] [Private ] K-DVD【13】 J-DVD(3,694)【13】2009/4/29 → (2,800-2021/02/10) J-Blu-ray-Rec(宮 Love in Place 19〜24) [お ま け] ・この映画のキム・ミジョン監督がサングン(尚宮)役で出演しています。 後半の方で,粛正の儀式(チィブリグルリョ)に参加する覆面をした宮女たちに 注意を与えるサングン(尚宮)の役です。