輝国山人の韓国映画
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▼お父さんの失職でチキン屋の娘になったスワン(キム・ハヌル)。大学2年生の彼女は,授業料のため高額な家庭教師を始める。机の下に鏡を隠して彼女のスカートの中を覗こうとする双子たちとの険しい対決。不正に耐えられない彼女は,今日も家庭教師7日目で首になる事故を起こしてしまう。
▼しかし,「家庭教師がなければ授業料もない」と叫ぶ母(キム・ジャオク)がうるさくて,再び家庭教師戦線に飛び込んだ彼女は,ついに莫強難敵のジフン(クォン・サンウ)に会う。成金家の長男で,喧嘩好きで,学校では「チャン(番長)」になり,高等学校を2回も退学になった前歴華麗な同年齢の教え子ジフン。
▼初めての出会いからパンマル(ぞんざいな言葉)は基本で,授業時間ずっとタバコを吸うジフンに真っ青になったスワン。止めた場合は,また事故としてお母さんに面目がなくて,どうにか機先を制しようと二の腕をまくりあげてみるけれど,ジフンのタイムリーヒット一発にまいってしまう。
21歳の同年齢という事実だけを除いて完全に相いれない関係にある二人の男女が,家庭教師と生徒という関係で出会うロマンチック・コメディー
[製 作 年] 2002年 [韓国封切] 2003年2月7日 [観覧人員] 4,937,573人 2003年 第3位 (韓国映画データベース 年度別ボックスオフィス) [原 題] 同い年であること 課外(家庭教師)すること 동갑내기 과외하기 [英 語 題] My Tutor Friend [原 作] チェ・スワン [脚 本] パク・ヨンソン [監 督] キム・ギョンヒョン [第1作] [武 術] チュ・ヨンミン [撮 影] チ・ギルン [照 明] ハン・ギオプ [出 演] キム・ハヌル → チェ・スワン 大学生 クォン・サンウ → キム・ジフン 高校生 コン・ユ → イ・ジョンス 番長 キム・ジウ → ヤン・ホギョン ペク・イルソプ → ジフンの父 キム・ヘオク → ジフンの母 キム・ジャオク → スワンの母 オ・スングン → スワンの父 特別出演 [編集でCUT] イ・ソンジン → シギョン 神父 特別出演 ソ・ドンウォン → チャンヒ ジフンの取り巻き パク・ヒョジュン → ヒョクチェ ジフンの取り巻き チョン・インジ → ヒジョン スワンの大学の友人 ウォン・サンヨン → スホン スワンの弟 オム・ソンモ → セフン ジフンの弟 イ・ル → チュクパンイ1 チョン・ジユン → チュクパンイ2 シン・ジヒョン → チュクパンイ3 ハン・タヒ → チュクパンイ4 ハム・ジナク → 子分1 オ・ギョンジェ → 子分2 チェ・ムンファン → 子分3 カン・ソンフン → 子分4 ナ・スウォン → 子分5 キム・ボスン → 伝統1 チョン・ギョムス → 伝統2 パク・チョンニュル → 伝統3 ソ・ボムシク → 険悪1 チェ・ソンジン → 険悪2 シン・ボムシク → 険悪3 イ・ギョンホ → 双子1 イ・ギョンリン → 双子2 チョン・ヒテ → 家の前の警官 パク・チョンイル → ヤン・ドゥグン カ・ドゥヒョン → 数学教師 [編集でCUT] ヤン・ヘジン → 修道女 ソ・ジョンウン → 修道女 チ・ギルン → 神父 [撮影監督] ハン・ジェヨプ → 司会者 キム・グァンヨル → ヒジョンのボーイフレンド [演出部] キム・ドヒョン → サークルの友人たち ムン・ウォノ → サークルの友人たち パク・キナ → サークルの友人たち キム・デグン → 祝祭復学生たち イ・スンゴン → 祝祭復学生たち クク・ビョンジン → 祝祭復学生たち チョン・グァンジェ → 撞球場(ビリヤード)主人 字幕外 キム・ジョングク → チンピラ パク・ユンナム → 家政婦 [受 賞] 2003 第40回 大鐘賞映画祭/新人男優賞(クォン・サンウ) 新人技術賞(撮影:チ・ギルン) 2003 第39回 百想芸術大賞/男子新人演技賞(クォン・サンウ) 人気賞(キム・ハヌル) 2003 第26回 黄金撮影賞授賞式/新人監督賞 [時 間] 110分 [観覧基準] 12歳以上 観覧可 [制 作 者] イ・ソヨル,ホ・テヨン [制作会社] コリアエンターテイメント [ビ デ オ] ジェネオンエンタテインメント → NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(2016年1月1日付で合併)(DVD 5,985円) [レンタル] あり [小説化本] 同い年の家庭教師(高橋千晶 竹書房 1,300円) [H P] 終了 [撮影場所] [Private ] (K-VHS) J-DVD【7】 → (560-2021/03/30) J-Blu-ray-Rec(ありがとうございます 15・16) [お ま け] ・この映画の原作は,<スワン−同い年であること,家庭教師すること>という題名の パソコン通信の連載物だったそうだ。 ・映画と同様に英文学専攻の98学番(1998年入学)チェ・スワンさんが,自分の 実話を2000年6月にナウヌリのユーモア掲示板に20編に分けてアップし,人気 を得た後,月刊<イシュー>に<あいつと私>という題名の漫画(シム・ヘジン作) で連載された。 ・これに続き,2001年には単行本(テウォンC.I)で出版され,映画化のために脚色 作業が始まった。 ・ジフンのモデルの21歳の高3生徒は,心を入れかえて入試を準備,K大学体育大学 に進学したそうだ。彼は現在,英国で語学研修中。 ・原作者チェ・スワンさんによれば,彼は,自分の話が通信に連載された当時はもちろ ん,映画化されたのも知らずにいるという。 ・また,チェ・スワンさんは,大学を卒業して,その後,大学院で国文学を専攻した そうだ。 ・チェ・スワン(キム・ハヌル)とキム・ジフン(クォン・サンウ)がカラオケで歌う 歌はTwo Twoの<1と2分の1>という曲