輝国山人の韓国映画
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表面的には和やかに見えるが,危険な秘密活動で,毎日毎日死の恐怖の中で暮らしているスパイ家族の話
▼祖国のために家族として一つになった<暗号名:チンダルレ(ツツジ)>。仲が良い家族に偽装した<チンダルレ>の本当の正体は,共和国の優れた革命戦士だ。
▼徹底した作戦遂行を自慢する彼らは,反逆者の息の根を止める瞬間でさえ,一抹の迷いもない。
▼ところで,徹底した階級序列を命のように思う彼らの前に,上下がない資本主義の招かざる客が登場する。まさに,家族間の礼儀作法が,目を洗っても見つからない隣の<チャンス>家族だ。
▼<チンダルレ>は,いつも争いが絶えない<チャンス>家族を敵対視するが,彼らの騒々しい日常に徐々に染まっていく。
▼そんなある日,急に降りた指令。「今回の任務は,お隣りの家族です。」
[制 作 年] 2013年 * [韓国封切] 2013年11月6日 [観覧人員] 3,756人 2013年 第108位 (韓国映画データベース 年度別ボックスオフィス) [原 題] 赤い家族 붉은 가족 [英 語 題] Red Family [ジャンル] ドラマ [P D] キム・ドンフ [原 作] キム・ギドク [脚 本] キム・ギドク [監 督] イ・ジュヒョン [第1作] [助 監 督] パン・ヨンベ [撮 影] イ・チュンヒ [照 明] パク・チソン [編 集] キム・ヒョク [音 楽] チェ・イニョン [美 術] チョン・ヘウォン [武 術] ヤン・テヨル [出 演] キム・ユミ → ペク・スンヘ 北工作員 チンダルレ(ツツジ)組 組長 チョンウ → キム・ジェホン 北工作員 チンダルレ(ツツジ)組 ソン・ビョンホ → チョ・ミョンシク 北工作員 チンダルレ(ツツジ)組 パク・ソヨン → オ・ミンジ 北工作員 チンダルレ(ツツジ)組 パク・ピョンウン → チャンスの父 隣家 カン・ウンジン → チャンスの母 隣家 カン・ドウン → チャンスの祖母 隣家 オ・ジェム → チャンス 隣家 ソン・ミンス → 工場男 チャダンボン 北工作員 サントッキ(野ウサギ) パク・ミョンシン → ヒキガエルおばさん イ・ジェグ → 影 隊長 チュ・スンウク → 影2 チュ・ヒジュン → 影3 キム・ジェホン → 影4 チョン・ジンベ → 船員1 ソ・ドング → 船員2 カン・スホ → 船員3 キム・ジェロク → 脱北者 言論人 チャン・ユンシル → 脱北者 母 キム・ソンファン → 脱北者 父 キム・ヒョンジ → 脱北者 子供 ヘミン キム・ヒチャン → イ・ジュンホ 北朝鮮軍の元将校 亡命者 チョ・ハンチョル → 私債(闇金)業者 イム・ヒョンチョル → 子分1 ハン・ドンヒ → 子分2 イ・ヘリン → 女子中学生 チュ・ブジン → 食堂 祖母 イムジンガン(臨津江)食堂 ソン・フンミン → 食堂 父 イムジンガン(臨津江)食堂 ト・ユジン → 食堂 母 イムジンガン(臨津江)食堂 コ・セウォン → 食堂 中学生 イムジンガン(臨津江)食堂 パク・オクチュル → 食堂 おばさん イムジンガン(臨津江)食堂 パク・ヒョジュン → 車主人 男 ナ・チョル → 警備軍人 コ・ナクヒョン → 不良1 イ・ジョンスン → 不良2 特別出演 キム・ビョンオク → 金物屋 主人 [受 賞] 2013 第26回 東京国際映画祭/観客賞 [映 画 祭] [時 間] 99分 [観覧基準] 15歳以上 観覧可 [制 作 者] キム・ギドク,チャ・ユノ [制作会社] キム・ギドク フィルム [制 作 費] [D V D] 発売・販売元:ギャガ(Blu-ray 4,800円+税 DVD 3,800円+税)2015/4/2 発売 [レンタル] [H P] http://redfamily.gaga.ne.jp/(日本) [撮影場所] シンガネ クァンヤンプルコギ チョンゲチョン(清渓川)トンギョンヘラシボリ パジュ(坡州)パンクジョン イムジンガン(臨津江)食堂 ヨンドンポ(永登浦)ヨンプンジャン旅館 モド ペミクミ彫刻公園 ヘダン韓方病院 カピョン(加平)AKリゾート セジョン海運 ロッテシネマ パジュ(坡州)アウトレット店 プチョン(富川)サンドン中学校 ソウル ソギョ(西橋)小学校 ホンイク(弘益)大学校 教育放送局HBN スジェトンカツ専門店 ハル チョンゲチョン(清渓川)万物社 ヨンイン(龍仁)シティトリム [M-Video] [Private ] J-Blu-ray(3,836)【67】2015/3/16 J-Blu-ray-Rec(火の女神 ジョンイ 19〜24) [お ま け] NAVER 영화 KMDb(韓国映画データベース) Wikipedia ・ペク・スンヘ(キム・ユミ)とキム・ジェホン(チョンウ)が,(偶然)一緒に 見た映画は,<プンサンケ 豊山犬>(2011年:チョン・ジェホン監督) ・この映画館では,他に <ある会社員>(2012年:イム・サンユン監督) <スパイな奴ら>(2012年:ウ・ミノ監督) <鋼鉄テオ:救国の出前持ち>(2012年:ユク・サンヒョ監督) などが上映されている。 [連載]崔盛旭の『映画で学ぶ、韓国近現代史』 韓国映画『レッド・ファミリー』に見る、 北朝鮮スパイの描かれ方の変遷とその限界 https://www.cyzowoman.com/2020/03/post_274309_1.html