輝国山人の韓国映画
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▼病気で日常をあきらめなければならなかったクォン(ソ・ヨンファ)という語学院講師がいる。
▼チリサン(智異山)に入って療養をした後,体調が回復してソウルに戻ることになった日,彼女は,前に仕事をした語学院に立ち寄る。そこに彼女宛てに送られた分厚い手紙の封筒が預けられている。
▼2年前,森(加瀬亮)という日本人講師が,ある日彼女に結婚を申し込んだことがある。クォンは,考える猶予をくれと言って,その翌日断った。森は,その直後日本に戻ったが,彼が韓国にまた戻って彼女を探していたのだ。
▼彼女は,語学院のロビーで森の手紙を一枚読んだ後,急に新鮮な空気が必要になる。語学院の階段を降りてきて,頭がくるっと回って倒れ,その時,手に持っていた手紙が階段の下に落ちる。
▼クォンは,散らばった手紙を集めて,手紙に日付がないことに気がつく。もはや彼女は,手紙が書かれた順序を正確に知る方法がなくなっている。
[制 作 年] 2014年 [韓国封切] 2014年9月4日 [観覧人員] 38,078人 2014年 第64位 (韓国映画データベース 年度別ボックスオフィス) [原 題] 自由の丘 자유의 언덕 [日 本 題] 自由が丘で [日本公開] 2014年12月13日 [英 語 題] HILL OF FREEDOM [ジャンル] ドラマ [Producer] キム・ギョンヒ [原 作] [脚 本] ホン・サンス [監 督] ホン・サンス [第16作] [助 監 督] [撮 影] パク・ホンヨル [照 明] イ・ウィヘン [編 集] ハム・ソンウォン [音 楽] チョン・ヨンジン [美 術] [武 術] [出 演] 加瀬亮 → 森 元語学学校講師 ムン・ソリ → ヨンソン 自由が丘8丁目のオーナー ソ・ヨンファ → クォン 語学院講師 キム・ウィソン → サンウォン クオクの甥 ユン・ヨジョン → クオク ハノク(韓屋)ステイ ヒュアンの主人 キ・ジュボン → ピョンジュ イ・ミヌ → チ・グァンヒョン プロデューサー チョン・ウンチェ → ナミ 宿泊客 ト・スチョン → 外国人 キョンニダン(経理団) チョン・ヨンジン → ヨムグ [音楽監督] ナ・ヘジン → 従業員 キム・ミンジェ → 職員 クミ → 子犬 [受 賞] 2014 第34回 韓国映画評論家協会賞/最優秀作品賞、会員選定ベスト10 2005 第2回 野の花映画祭 監督賞(劇映画) 2015 第5回 シネマテークKOFAが注目した韓国映画 選定作 [映 画 祭] 2014 第71回 ヴェネチア国際映画祭 オリゾンティ(Orrizzonti)部門 正式出品 2014 第39回 トロント国際映画祭 マスターズ部門 正式出品 2014 第33回 バンクーバー国際映画祭 正式出品 2014 第52回 ニューヨーク映画祭 正式出品 2014 第19回 プサン(釜山)国際映画祭 正式出品 2014 第58回 ロンドン映画祭 正式出品 [時 間] 66分 [観覧基準] 青少年 観覧不可 [制 作 者] ホン・サンス [制作会社] (株)映画制作 田園社 [制 作 費] [D V D] KADOKAWA / 角川書店(DVD 4,700円+税)2014/7/24発売 [レンタル] [You Tube] https://www.youtube.com/watch?v=njPwbgRk7J4(購入/レンタル) [H P] [撮影場所]* ヒュアン(休安) [チョンノ(鍾路)区 ケドン(桂洞)81] JIYUGAOKA(自由が丘)8丁目 センソングァ チュックミ(魚とイイダコのピリ辛炒め) ポルポプレス(polpo press) ノランビョク(黄色い壁)作業室 プクチョン(北村)マル Peony コンデ(建大)ミン・ビョンチョル語学院 チャンドックン(昌徳宮)パルレト [M-Video] [Private ] J-Blu-ray-Rec(君たちは包囲された! 11〜20) [お ま け] ・森(加瀬亮)が,いつも携えて読んでいる本は,批評家・吉田健一の「時間」(新潮社 1976年) という本