輝国山人の韓国映画
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6・25韓国動乱(朝鮮戦争)中、アメリカ文化の流入で急速に崩壊していく韓国の伝統的な田舎の村の姿を描き出した映画
▼朝鮮戦争時代,マンシギ少年が住む江原道錦山の小さな村に,ある日突然,米軍の兵隊たちがやってくる。
▼その夜,マンシギ少年の母オルレ(イ・ヘスク)は米兵に強姦され,それが原因でオルレの家は村八分にされてしまう。
▼やがて,米軍キャンプを目当てに,娼婦のヨンニョ(キム・ボヨン)やスンドク(パン・ウニ)が村にやってくるが,オルレも生きるために娼婦の仲間になる。
[制 作 年] 1991年 [韓国封切] 1991年10月3日 [観覧人員] 170,922人 1991年 第6位 (韓国映画データベース 年度別ボックスオフィス) [原 題] 銀馬は来ない 은마는 오지 않는다 [英 語 題] Silver Stallion [原 作] アン・ジョンヒョ 「銀馬(Sliver Stallion)」 [脚 本] チャン・ギルス, チョ・ジェホン [監 督] チャン・ギルス[第6作] [助 監 督] キム・ガンスク,チョン・ヒホン,イ・ヒョンジュ,ミン・ビョンジン [撮 影] イ・ソッキ(K.S.C) [照 明] イム・ジェヨン [編 集] キム・ヒス [音 楽] キム・スチョル [美 術] チョ・ユンサム [出 演] イ・ヘスク → オルレ 写真(中央) キム・ボヨン → ヨンニョ(龍女) ヤンコンジュ(洋公主) 写真(右) チョン・ムソン → 村の長老(ファン訓長) ソン・チャンミン → ソック ヤン・テクチョ → 里長 パン・ウニ → スンドク ヤンコンジュ(洋公主) 写真(左) イ・デロ → チャンドルの父 キム・ヒョンジャ → チャンドルの母 パク・チョンソル → キジュンの父 チョ・ハクチャ → キジュンの母 ホン・ウォンソン → ヨンスニ イ・ギヨン → カンホの父 ホン・ユンジョン → カンホの母 パク・ミヒャン → (息子の)嫁 イ・ユンミ → 里長夫人 クォン・イルジョン → 里長の母 チュ・ホソン → 船頭 ヨム氏 チュ・ソクヤン → タンクン チュ氏 カン・ヒ → 村女1 パク・イェスク → 村女2 イム・ヘリム → 村人1 ホン・ソンヨン → 村人2 チョン・ヨングク → 医師 Tim Miner → ウィリアム Michael Belanger → マイケル Rick Eden → ホーマン Mike Mcpherren → 暴行米軍1 Derric Winder → 暴行米軍2 Mike Keefe → 米軍将校 Rick Applegate → 衛兵 Douglas Smith → 指揮官 シム・ジェリム → マンシク(子役) チョン・ジンガン → キジュン(子役) チョン・ミョンヒョン → チャンドル(子役) ムン・ヒョク → カンホ パク・ウンソク → ウォルソン里 子供1 チ・テホ → ウォルソン里 子供2 チャン・ヨンチョル → ウォルソン里 子供3 キム・ソンヒョン → ウォルソン里 子供4 イ・ミョンジュン → ウォルソン里 子供5 キム・ナイン → ヤンコンジュ(洋公主)1 ムン・ギョンファ → ヤンコンジュ(洋公主)2 チョ・ヨンソン → ヤンコンジュ(洋公主)3 キム・グィレ → ヤンコンジュ(洋公主)4 ヤン・ヒジョン → ヤンコンジュ(洋公主)5 [受 賞] 1991 第15回 モントリオール世界映画祭−主演女優賞(イ・ヘスク)/脚本賞 1991 第27回 百想芸術大賞−作品賞/監督賞/主演女優賞(イ・ヘスク) /技術(美術)賞/子役賞 1991 第11回 韓国映画評論家協会賞−女子演技賞(イ・ヘスク) 1991 第2回 利川春史大賞映画祭−今年の脚色賞(チャン・ギルス) /今年の女優助演賞(キム・ボヨン) 1991 第29回 大鐘賞映画祭−特別賞(衣装:イ・ヘユン) 1991 第12回 青龍映画賞−女優助演賞(キム・ボヨン) [時 間] 123分 [等 級] 18歳以上 観覧可 [制 作 者] ハン・ガプチン [制作会社] ハンジン(韓振)興業(株) [ビ デ オ] MAXAM(マクザム) [レンタル] あり(少ない) [Private ] Jd-DVD [お ま け] ・音楽は,「鯨とり -コレサニャン−」にピョンテ役で出演した キム・スチョル(金秀哲) ・村にやってきたヨンニョやスンドクのような娼婦は、当時、ヤンコンジュ(洋公主)と 呼ばれました。 ・これは、西洋を意味する「ヤン(洋)」と、お姫様を意味する「コンジュ(公主)」を 合わせた言葉で、西洋のお姫様のことです。 ・派手な洋装をして、カタコトの英語を使って米軍を相手にする女性たちを蔑んでさす隠 語として使われました。 (「なるほど! これが韓国か 名言・流行語・造語で知る現代史」 李泳采・韓興鉄 [著] 朝日新聞社 2006年 より)