1998年10月18日(日)


おとなのおもちゃ第2弾。
今日は大陸舶来の品、「SOFTEE SUCKER」を試してみる。
色はケバめのピンク色、口径は約30mmと大きく、見た目にもどことなくアメリカを感じさせる。触り心地はやや硬めだ。
穴の開いていない方に、振動装置(いわゆるピンクローター)が埋め込まれていて、スイッチを入れると ホール全体が振動する仕組みになっている。
(僕は当初、電動のおもちゃというのは普段使い慣れている右手のように、ピストン運動をするのだろうと 思っていたが、実際にはこういうタイプのものが多いらしい)
薄ピンク色のケースを開け、T芝のアルカリ乾電池2個をカチャカチャとはめ込んだ。
・・・こんな用途に使われるとは不本意だろうが、まぁ我慢してくれ。
もうロリエマ本では感じないことが分かったので、普通のエマ本を机の上に広げて準備する。
「SOFTEE SUCKER」を手にとる。昨日の「愛子ちゃん」もそうだが、生ゴムのにおいがかなり強烈だ。
とはいえ、そのにおいは嗅覚を通じて脳を直接刺激し、「いけないもの」を触っている という事実を否応なく認識させる。
興奮の高まりは、下半身から伝わってくる感覚で手にとるように分かる。もう痛いくらいだ。
その部分を包み込む前に・・・いいことを思いついた。−−このピンクローターを乳首にあててみたら気持ちいいかもしれない。
あそこより、乳首の方が敏感だと感じている僕らしい発想だ。
ローターのついている方を乳首に向けて、「SOFTEE SUCKER」を襟からシャツの下に入れる。
左手で円盤状のスイッチをゆっくりと回していく。最初は反応を示さなかったが、 あるところまで回したとき、それは突然低いうなり声をあげて震えだした。身体の奥を細かく、けれど確実に揺さぶる重低音だ。
どういうわけか、それ以上スイッチを回すことはためらわれて・・・
そのまま、細かく震える「いけないおもちゃ」で乳首にそっと触れてみた。
・・・んんっ。
音のトーンが微妙に変わり、さざ波が、乳首をとおって上半身に打ちよせる。 わずかに上を向いた先端をそれでつつけば、指で触るときとは全く違う甘さを感じる。
目を閉じて、優しい振動を身体中でかみしめる。右手が思わず、変なところへ伸びていく・・・
・・・ダメ・・・ 手を戻し、目を開く。そう、今日は右手でイってはダメなのだ。
動きを止めた「SOFTEE SUCKER」をシャツの下から引き出し、いよいよ硬い部分にあてがう。
まずは、「処女膜」を破らないといけない。入り口は塞がっているのだ。
最初はそのままで、次はローションを塗ってから突入を試みたが、へこむだけでなかなか破れない。
気をとり直して、もう一度。ホールをしっかりと両手で握り、萎えかけたあそこに力いっぱい押しつける。
すぽっという音と、ペニスの裏側に強い摩擦感を伴って、僕は内部に収まった。
ただ・・・吸い込まれるような快感はないし、穴が大きいから押し出そうとする力も受けない。
「入れても出しても、勝手にしたら」という感じである。
中にはひだがなく、動かしても引っかかるところがないので、先端への快い干渉もほとんどなかった。
ふーん、まぁこんなものだろう、と思いながら右手を動かす。
一往復するたびに、中の空気が、カポッ、カポッと音を立てる。
独特の触感は右手にとって刺激的かもしれないが、ペニスへの強い摩擦は全くないので、 いつもの1Pより、直接の快感はずっとおとなしい。
しかし、このおもちゃの真価はこれから問われるのだ・・・左手でスイッチON!
ウィィィィィン。細かな振動が走り、次第に強く、激しくなっていく。
MAXへ。モーターがうなりをあげ、僕のペニスは振動を速めた。
振幅はわずかなのに、音といっしょになって下腹部に流れ込んでくる妖しい波長が、 僕の中の何かとすばやく共鳴し、頭の中が一瞬にして真っ白になる。 右手だけが狂おしく上下する。野性である。
この瞬間まで僕は、こんな振動があそこにどの程度効くものか、とかなり疑っていた。
乳首は敏感だからいいとして、いつも強い刺激にさらされているペニスが、 いまさらこんな優しい刺激で音をあげるはずがない、そう思っていた。それなのに・・・
甘すぎた。突然の射精感が僕を正気に引き戻す。
スイッチを入れて7秒後、僕はほとんど無意識のうちに、勢いよく中身を噴き出していたのである。
正直なところ、驚いた。水洗いができそうにないので、中出しは避けようと思っていたのに。
抵抗することができないのである。訳も分からず急激に高まっていって、あれよあれよという間にイった。
また奇妙なことに、射精の直前でさえ、さほど「気持ちよさ」は感じられなかったのだ・・・

おそるべし、文明の利器。半分泡だった、粘液まみれのペニスを穴から抜きながら、僕は単純に畏敬した。
ただ、この「SOFTEE SUCKER」は機械的に射精を促しただけであり、それに肉体的な快感がついていけなかったという点で、 今日の1Pは、アメリカや日本を始めとする物質主義世界の現状を暗示しているのだ、 と小論文にでも書けそうな感想をあとでもった。
もちろん使用直後は、中に出してしまった精液をティッシュで拭い取る作業などに忙しく、 そんな馬鹿らしいことを考える暇さえなかったが。

−−「SOFTEE SUCKER」 総合評価:B

結局、「おとなのおもちゃ」は右手にとって代わる存在にはなり得ないのか?
長く抱いていた期待が、徐々にしぼんでゆく。 残りの2つがどれだけの力をもっているか、非常に気になるところだ。
「使用後の処理が面倒なことなどを考えると、総合的に、おもちゃは右手には勝てない」
これが、今日までに僕の下した判定である。
しかし・・・。
次の日から、僕がおもちゃなしでは生きられない身体になることを、
このとき誰が予想できたであろうか・・・。

to be continued...





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