1998年2月1日(日)


午後11時半。僕はこのとき本当は、あまりオナニーしたい気分ではなかった。どちらかというと、早く寝てしまいたい気がしていたのだが、 やはり出すべきものが溜まったままでは、寝付けるものも寝付けなくなるだろうと思い、パソコンの前に座る。
昨日、名古屋駅地下の三省堂で買ったCD−ROM付きエマ雑誌、「Windows100% Vol.9」をおかずにして、 射精しようと考える。
さて、どの女の子でイこうかなと思いながら、ディスプレイとにらめっこして探すこと約10分。
少しでも早く、オナニーを始めたいときには、インターネットなどにあるエマ画像を用いて、すぐにペニスをしごき始めるのだが、 今日のように、まだペニスも勃っていない状態の時には、エマゲーのエッチな雰囲気を堪能しながら、徐々に勃起させていくことにしている。
結局、「美少女ゲームの館」コーナーの中の、「サキュバス」というゲームの体験版をプレイすることにした。 聞いたことのないメーカー・ソフト名だが、そのCD−ROMの中の体験版は1つだけだったので、選択の余地はなかった。
そんなわけで、「インストールボタン」を押してみたはいいが、いつまでたってもインストールが終わらない。
おかしいな、と思って画面を見ると、「ハードディスクの容量が46MB必要です」などと書いてある。そりゃ、時間を食うのも当然だ。
僕は、ふにゃチンをもてあそびながら、ひたすら待ちに待った。

・・・・やっと終わりの合図。20分ぐらいかかったのではないだろうか。
早速、そのソフトを起動させてみた。タイトル画面が出るまでの間ももどかしく、クリック連打でゲームを始める。
と、いきなりスピーカーから女性の声。びっくりした。音声入りのエマゲーだったのだ。今時Winのゲームとしては珍しくもないが、 こういうのに慣れていない僕は、ヘッドホンの用意をするのを忘れていた。うかつだった。もしこれが、悩ましいあえぎ声だったなら、 階下の大佐が怒り狂って120mm滑腔砲を撃ってくるのは間違いなかっただろう。
僕は、ヘッドホンをつけてゲームを続けた。すぐに、エッチシーンに入った。グラフィックは、それほどそそるわけではないが、 十分すぎるくらいのあえぎ声の嵐に、僕の股間は知らぬ間に膨張を極めていた。
1つ目のエッチシーンが終わると、しばらく間をおいて、2回目のセックスへと突入。
ここでも、またこれでもかというほどのあえぎ声を、耳元で叫ばれ、ささやかれ、僕自身はもう完全に勃起してしまっていた。
右手が、マウスを握ってクリックしていたかと思うと、今度はペニスを握って亀頭のあたりをこすっている。自分で見ても、滑稽な風景だ。
しかし、エマゲーというのは、常にクリックしていないと先が見れないので、どうしても亀頭への刺激が「散発的銃撃」になってしまい、いまいち高まっていかない。
本気でヌこうと考えるなら、ゲームの進行をいったんストップして、画面だけを見ながら一心不乱に摩擦しなければならないが、 一応最後(ゲーム中のキャラがイクところ)まで見たいと思うので、そういうこともできない。
こうして、右手がマウスとペニスとの間を、奇妙に往復している間に、体験版は終了してしまった。
僕は、下半身に突き出た棒をもてあましながら、もう一度そのゲームを起動させてみた。
ここで僕は、気持ちよくイクために、おかずをもう1つ用意した。今日インターネットで拾ってきたばかりの、日本娘のNonモザイクエマ画像である。
かわいい女のコの顔とおっぱい、そしてあそこを見ながら、一方耳ではあえぎ声を存分に聞きながら、最高の射精を決めようというのである。
右手は、集中的にペニスをしごかなくてはならないため、マウスパッドとマウスをキーボードの左側に持ってきた。
体が、股間と連動して震えているのに加えて、慣れない左手による操作はなかなか難しく、快感を受け止めるのに集中することはできなかった。
うまく操作ができないときに感じるストレスのせいで、途中やや失速さえしかけてしまった。
とはいえ、視覚と聴覚、そして触覚の3つの刺激を複合した愛撫は、タイミングが合うとすぐに体が過剰反応してしまい、 「あっ、イクっ」と思ったらあとはあっけなく、ドピュっと白い液が小さく噴き出して、オナニーは終わってしまった。

AVやダイヤルQ2(!)でヌク時もそうなのだが、あえぎ声を聞きながらオナニーすると、興奮度はすぐに高まるのだが、射精時の快感はあまりよくない。
これは、あまりにも刺激が大きいために長時間我慢できないためなのか、それとも気が散ってしまうからなのだろうか。
これからは、オナニーの前に興奮をあおる手段としてあえぎ声を使い、いざこする際には、画像だけに集中しようかな、と思っている。

・・・それにしても、今週は「ああああっ!」っていうくらいの気持ちいい射精感がないなあ。ちょっとやりすぎなのかなあ。





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