お薦めの本

「ハルさんちの母親卒業宣言」下田治美(新潮文庫514円税別)


一人息子との母子家庭の下田さんが、母子家庭とは子供が18歳までで、子供が18歳となると法的には普通の家庭になるんだと知り、子供が高校を卒業したら自分も子育てを卒業しようと思いつき、高校2年生の息子に、手切れ金300万円を上げるから、高校卒業したら独立しなさいと宣言したところから、息子が引っ越して家を出て行くまでの1年半ほどの間に起きた日々の出来事や下田さんの考えたこと感じたことをユーモアたっぷりに綴られたエッセイ集です。
下田さんの考え方や主義や生活は、一般的なというか平均的なお母さんたちとは大分違うのですが、私の愛妻もどちらかというと、下田さんと近い考え方をするので、読んでてそれがまた楽しく面白いところでした。




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