木枯らしが街を吹き抜ける
ガラス窓叩いて行き過ぎる
振り向いて外を眺めて見ても 冬色の街景色
暖かな店の窓際の いつもの席でアメリカン
目の前の椅子の空白が 君を嫌でも想い出させる
君の好きな冬が来た
君の好きな冬が来た
鮮やか色の落ち葉たち
未練の残してひらひらと
哀れ最期のひと踊り 踊り疲れて道の上
落ち葉泣かして登る道
悲しい色に目が痛い
涙で閉じた瞼の裏に 君の姿が浮かんで来る
君の好きな冬が来た
君の好きな冬が来た
冬の想い出置き土産
風と一緒に冬の国
また来る冬を待ちきれず 冬を追いかけ旅立った
君に出会った冬が来た
君に恋した冬が来た
君に泣いた冬が来た
君と別れた冬が来た
君の好きな冬が来た
君の好きな冬が来た |