輝国山人の韓国映画
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▼夫が出張中の娘を突然尋ねた母は,娘に忘れていた過去を思い出させる。母に対する幻滅感をまた思い出した娘は,不便な体で不平だけをならべる母の存在がうるさく感じられる。
▼6歳の息子と腹の中の赤ん坊,そして締切りが迫った自叙伝の代筆。まさにその瞬間に母はまた一つの荷物として迫ったのである。
▼母は父に愛を受けたことがなかった。一時そんな母に同情した娘の心は,父の臨終にマヨネーズの悪臭を頭から漂わせた母の姿を見て幻滅感に変わった。
▼その時から母と娘の感情の谷は深くなって,娘は自分が母になった後も母を理解できない。
▼忙しいからと言葉ひとつ暖かくかけない娘が恨みらしい母。他の母のように自分を入れてくれない母の存在を消したい娘。この母娘の葛藤はいつまで続くのか?
[制 作 年] 1999年 [韓国封切] 1999年2月13日 [観覧人員] 95,875人 1999年 第位 (韓国映画データベース 年度別ボックスオフィス) [原 題] 마요네즈 [英 語 題] Mayonnaise [原 作] [P D] キム・ボングン [脚 本] チョン・ヘソン「マヨネーズ」 [監 督] ユン・イノ [第2作] [助 監 督] イ・ジュホ、キム・ジョンシク、ソン・ヒギョン、ホン・ヨンス [撮 影] ソ・ジョンミン [照 明] イ・ジュセン [編 集] イ・ギョンジャ [音 楽] オク・キルソン [美 術] オ・サンミン [出 演] チェ・ジンシル → 娘アジョン キム・ヘジャ → 母 キム・ソンギョム → 父 クォン・ウナ → 歌おばさん ウォン・ミヨン → 保険女王 キム・ユソク → アジョンの夫 ムン・フェウォン → 編集長 ソン・ヨンタク → にきび ワン・ユソン → 少女アラ リュ・ヒョンギョン → 中学生アジョン ユン・ヒジョン → イ・イノク → おばさん カン・チョルス → 裁断師 ハン・ミョンファン → あばた刑事 イ・チュニョン → 紳士 コ・ボンソン → ジャージャー麺配達夫 [照明部] チェ・ウォンジュン → 児役 キム・ユジン → 児役 チョン・ウンミ → 児役 チョン・ハイヤン → 児役 ファン・ヒョンジュ → 児役 ユ・ジュヒ → 児役 特別出演 イ・チュニョン → チュンシク兄さん [制作者 シネ2000] 字幕外 キム・ヘウン ウォン・ミウォン [受 賞] 1999 第35回 百想芸術大賞/人気賞(チェ・ジンシル) 1999 インド ケララ国際映画祭/グランプリ [映 画 祭] 1999 アジアフォーカス・福岡国際映画祭 '99 プレイベント上映作品 [時 間] 114分 [等 級] 15歳以上 観覧可 [制 作 者] イ・チュニョン [制作会社] シネ2000 [ビ デ オ] 日本発売なし [レンタル] なし [Private ] K-VHS [お ま け] ・福岡市総合図書館 所蔵作品 ・特集 アジア・ニューウェーブ 上演作品 (福岡市綜合図書館 映像ホール シネラ 2000年7月) ・通常上映 韓国映画特集 図書館収蔵の80年代以降の韓国映画の特集 上演作品 (福岡市綜合図書館 映像ホール シネラ 2022年4月)