輝国山人の韓国映画
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マヨネーズ

夫が出張中の娘を突然尋ねた母は,娘に忘れていた過去を思い出させる。母に対する幻滅感をまた思い出した娘は,不便な体で不平だけをならべる母の存在がうるさく感じられる。

6歳の息子と腹の中の赤ん坊,そして締切りが迫った自叙伝の代筆。まさにその瞬間に母はまた一つの荷物として迫ったのである。

母は父に愛を受けたことがなかった。一時そんな母に同情した娘の心は,父の臨終にマヨネーズの悪臭を頭から漂わせた母の姿を見て幻滅感に変わった。

その時から母と娘の感情の谷は深くなって,娘は自分が母になった後も母を理解できない。

忙しいからと言葉ひとつ暖かくかけない娘が恨みらしい母。他の母のように自分を入れてくれない母の存在を消したい娘。この母娘の葛藤はいつまで続くのか? 

[制 作 年] 1999年 [韓国封切] 1999年2月13日 [観覧人員] 95,875人 1999年 第位       (韓国映画データベース 年度別ボックスオフィス) [原  題] 마요네즈 [英 語 題] Mayonnaise [原 作]  [P  D] キム・ボングン [脚 本] チョン・ヘソン「マヨネーズ」 [監 督] ユン・イノ [第2作] [助 監 督] イ・ジュホ、キム・ジョンシク、ソン・ヒギョン、ホン・ヨンス [撮 影] ソ・ジョンミン [照  明] イ・ジュセン [編  集] イ・ギョンジャ [音 楽] オク・キルソン [美 術] オ・サンミン [出 演] チェ・ジンシル   → 娘アジョン    キム・ヘジャ    → 母    キム・ソンギョム  → 父    クォン・ウナ    → 歌おばさん    ウォン・ミヨン   → 保険女王    キム・ユソク    → アジョンの夫    ムン・フェウォン  → 編集長    ソン・ヨンタク   → にきび    ワン・ユソン    → 少女アラ    リュ・ヒョンギョン → 中学生アジョン    ユン・ヒジョン   →     イ・イノク     → おばさん    カン・チョルス   → 裁断師    ハン・ミョンファン → あばた刑事    イ・チュニョン   → 紳士    コ・ボンソン    → ジャージャー麺配達夫  [照明部]    チェ・ウォンジュン → 児役    キム・ユジン    → 児役    チョン・ウンミ   → 児役    チョン・ハイヤン  → 児役    ファン・ヒョンジュ → 児役    ユ・ジュヒ     → 児役    特別出演    イ・チュニョン   → チュンシク兄さん [制作者 シネ2000]       字幕外       キム・ヘウン      ウォン・ミウォン   [受 賞] 1999 第35回 百想芸術大賞/人気賞(チェ・ジンシル)       1999 インド ケララ国際映画祭/グランプリ [映 画 祭] 1999 アジアフォーカス・福岡国際映画祭 '99 プレイベント上映作品 [時 間] 114分 [等 級] 15歳以上 観覧可 [制 作 者] イ・チュニョン [制作会社] シネ2000 [ビ デ オ] 日本発売なし [レンタル] なし [Private ] K-VHS [お ま け] ・福岡市総合図書館 所蔵作品       ・特集        アジア・ニューウェーブ 上演作品        (福岡市綜合図書館 映像ホール シネラ 2000年7月)      ・通常上映 韓国映画特集       図書館収蔵の80年代以降の韓国映画の特集 上演作品        (福岡市綜合図書館 映像ホール シネラ 2022年4月)


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