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多黙(トマ) 安重根(アン・ジュングン)

安重根義士が伊藤博文を狙撃する当時の状況とともに,抗日精神と天主教(カトリック)信仰など,安重根義士の一代記を一人の男の人間的な姿として描いた作品。

1909年10月26日午前9時。ハルピン駅に6発の銃声と「コリア ウラ」というロシア語で「万歳」の叫びが聞こえる。独立闘士安重根が,初代統監伊藤博文を撃ったのだった。

万歳の後に逮捕され,日本検察官に取り調べを受ける途中で,伊藤の死を知らされ,感謝の祈りを捧げた彼は,伊藤の顔を知らないまま,銃を撃ったと告白して検察官たちを当惑させる。その上,装填された鉄砲玉7発のうち,わざわざ1発を残したことに対して,検察官たちは疑問を持つ。

伊藤の死を通し,乙巳条約の不当さを世界に知らせようとした彼は,毅然とした姿で裁判に臨む。そして,安重根は,半年後の3月26日32歳で,刑場の露と消える。

彼が死刑に処せられて何日か後,国家的怨讐である安重根の家を滅ぼす目的で私服刑事たちが安重根の故郷を訪れる。彼らは,安重根の9歳になる息子に親しくキャラメルを渡して,何も知らない幼い息子を毒殺する。

[制 作 年] 2004年 [韓国封切] 2004年9月10日 [観覧人員]  [原 題] 多黙 安重根 도마 안중근 [英 語 題] Doma Ahn Joong Keun [ジャンル] ドラマ [原 作]  [脚 本] ソ・セウォン,キム・ギルラム(脚色),コ・ナミ(脚色) [監 督] ソ・セウォン [第1作] [撮  影] アン・チャンボク,アン・ソンギュン [武  術] ウォンジン [出 演] ユ・オソン      → アン・ジュングン(安重根)    ユン・ジュサン    → 伊藤博文 統監    チョン・ソンモ    → 検察官 溝渕孝雄    キム・ヒョソプ    → アン・ジュングン(安重根)の息子    シム・ウンギョン   → アン・ジュングン(安重根)の娘    カン・ヒョンジュン  → ウ・ドクスン(禹徳淳)    パク・チョンファン  → チョ・ドソン(曺道先)    チョン・ホンテ    → イ・ソクサン    チョ・ラヨン     → ユ・ドンハ(劉東夏)    カン・ミンソン    → ユ・ナムシク [プロデューサー]    ムン・ソンイル    → イ・ミョンジェ    チョン・ジュファン  → 若い伊藤博文    アン・ソンギュン   → 教導所(刑務所)所長 [撮影監督]    ホ・ソネン      → 高宗    ソン・ヒョンジン   → イ・ワニョン(李完用)    イ・ジョンヨン    → ソン・ビョンジュン(宋秉o)    チョン・ホン     → アン・ジュングン(安重根)の妻 キム・アリョ    チョ・ヒョンネ    → アン・ジョングン(安定根)                     アン・ジュングン(安重根)の弟    ホン・サンピョ    → アン・ゴングン(安恭根)                     アン・ジュングン(安重根)の弟     チン・ギョマン    → 内侍    クォン・グァノ    → K将軍    イ・デグァン     → M将軍    イ・ボッキ      → 流浪民代表    ウォン・ジュハン   → 日本天皇    ソ・グァンソク    → キム・ソンベク 在ハルピン韓人会会長    チョ・ユジン     → キム・ソンベクの娘 [演出部]    チ・エニ       → チン氏    ソ・イムチョル    → ユ・ドンハの父 ユ・ギョンゴン 漢方医師    ファドン       → ユ・ドンハの母    アレックス      → ホン神父    イ・ヨンジュ     → チョリ    ソ・ハヨン      → タルリム    ユ・ジェヨン     → 日本刑事1 [プロデューサー]    パク・ソヨン     → マサコ [扮装]    ティン・チョンジィン → 日本刑事2    チョン・ミンソン   → 韓末軍人    ノ・ウンギョン    → 韓末軍人の妻    イ・ミョングン    → 儒者    スン・シュエエン   → 伊藤秘書官    キム・ホ       → 死刑場幹部    キム・ビョンジン   → 中間幹部    シャオ・ファクォン  → チャン・イナン    ポン・ジィン     → チョン・ミョンフン    ワン・ヘソン     → 旅館主人    ホン・サンジン    → 学生1    ユン・ジュンソン   → 学生2    ハン・ミョンスク   → 酒場女性1    リ・チャイイン    → 酒場女性2    パク・サンヨン    → イ・ガンチョル    チョン・ヘソン    → 韓末軍人の娘    チェ・ウヒョク    → 韓末軍人の息子    特別出演    コ・ドゥシム     → アン・ジュングン(安重根)の母        武術チーム       キム・サンヨン       ユン・ソクチン       パク・チョンニュル [受 賞]  [時 間] 83分 [観覧基準] 全体観覧可 [制 作 者] ソ・セウォン [制作会社] (株)ソ・セウォンプロダクション [制 作 費] 総制作費40億ウォン [ビ デ オ] 日本発売なし [レンタル] なし [H P] 終了 [撮影場所]  [Private ] K-DVD【26】 [お ま け] ・題名の「多黙(トマ=Thomas)」は,篤実な天主教信者だった安重根義士の洗礼名    ・アン・ジュングン(安重根)義士は,伊藤博文を殺害した理由として次の15の罪        を掲げた。      1 韓国のミン皇后を殺害した罪です。      2 韓国皇帝を廃位させた罪です。      3 5条約と7条約を強制的に結んだ罪です。      4 罪のない韓国人たちを虐殺した罪です。      5 政権を強制的に奪った罪です。      6 鉄道,鉱山,山林を強制的に奪った罪です。      7 第一銀行券紙幣を強制的に使った罪です。      8 軍隊を解散させた罪です。      9 教育を邪魔した罪です。      10 韓国人たちの外国留学を禁止した罪です。      11 教科書を押収して燃やしてしまった罪です。      12 韓国人が日本人の保護を受けようと思うと世界に嘘をまき散らした罪です。      13 現在,韓国と日本の間で競争が休みなく,殺戮が絶えないのに,泰平無事なよ           うに上に天皇を欺いた罪です。      14 東洋平和を破った罪です。      15 日本天皇陛下の父である太皇帝を殺した罪です。       ・アン・ジュングン(安重根)の記念館といえば,ソウルのナムサン(南山)の中腹に        あるアン・ジュングン(安重根)義士記念館が有名だが,伊藤博文を殺害した中国の        ハルビン(哈爾濱)駅にも記念館がある。       ・殺害の現場となったハルビン駅には,これまでは,ホームの床に,アン・ジュングン        (安重根)が銃を撃った場所と伊藤博文が倒れた地点に印がつけられていただけだっ        た。       ・韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領は,2013年6月に中国を訪問した際に,「ハルビ        ン駅に記念碑を設置して欲しい」と習近平国家主席に直接要請していたが,習近平国        家主席は,「関係機関に検討を指示する」と答えるにとどめていたそうだ。       ・しかし,中国側は,安倍首相の靖国神社参拝など日本の動きに反応し,中韓の連携を        強化する狙いからか,パク・クネ大統領の要請を格上げする形で,2014年1月19日に        ハルビン駅の貴賓室を改造して<安重根義士記念館>を設置した。       ・記念館には,アン・ジュングン(安重根)の胸像や写真,生い立ちや独立運動の事跡        などが展示されている。       ・また,一番奥の大きな窓からは,殺害の現場となった1番ホームを見ることができ,        ホームには,<安重根銃殺伊藤博文事件発生地>というプレートが吊されている。       ・下の写真は,2016年6月16日に記念館を訪問したときに撮影したものです。

安重根義士記念館
(中国 ハルビン駅)
安重根義士の胸像 ハルビン駅1番ホーム

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