▼ヨーロッパ旅行に行くお金を集めるために,チャットで知り合った男たちと援助交際をする女子高生ヨジンとジェヨン。ヨジンがジェヨンであるように男たちとチャットをして電話をかけて約束をすると,ジェヨンがモーテルで男たちと会って援助交際をする。ジェヨンが男たちに会う前に化粧をして男たちに会っている間,ヨジンは,外で待つ。
▼顔も知らない男たちと会ってセックスをしながらも,常に笑いを失わないジェヨン。ヨジンは,男たちとの出逢いとセックスに意味を付与するジェヨンを理解できない。お金を与えて女子高生のからだを買う男たちは,ヨジンとって皆汚くて不潔な存在だ。
▼そんなある日,モーテルで男と会っていたジェヨンは,突然押し入った警察から逃げようとして窓から落ち,死んでしまう。ジェヨンの死に大きな衝撃を受けたヨジンは,ジェヨンを追悼するために,手帳に記された男たちを順に訪ねて行く。援助交際後にジェヨンがもらったお金をヨジンが順に返して,男たちはむしろ平安を得るようになる。男たちと寝た後,男たちを篤実な仏教信者として率いたインドのパスミルダのように,ヨジンもまた,関係を結んだ男たちを順に浄化していく。
▼刑事ヨンギは,事件現場に行って,偶然に自分の娘ヨジンが男と一緒にモーテルにいるところを目撃する。妻と死別し,娘と二人で暮らしてきたヨンギ。娘の行動は,途方もない衝撃としてヨンギに迫り,彼は,ヨジンを尾行し始める。
援助交際をする女子高生と,その事実を知るようになった女子高生の父の復讐と和解を描いた作品
[制 作 年] 2004年
[韓国封切] 2004年3月5日
[観覧人員] 61,972人(ソウル封切館基準)
[原 題] サマリア 사마리아
[英 語 題] Samaria
[ジャンル] ドラマ
[原 作]
[脚 本] キム・ギドク(金基徳)
[監 督] キム・ギドク(金基徳) [第10作]
[撮 影] ソン・サンジェ
[出 演] イ・オル → ヨンギ ヨジンの父
カク・チミン → ヨジン
ソ・ミンジョン → ジェヨン
クォン・ヒョンミン → センサー商
オ・ヨン → ミュージック男
イム・ギュノ → カルクム(垢抜けた)男
チョン・ユンス → タフ男
イ・ジョンギル → 幸運男
シン・テッキ → 自殺男
パク・チョンギ → 殺害男
キム・グィソン → センサー商2
ソ・スンウォン → 30代男
ユ・ジェイク → 道行く男
チョン・インギ → キス ヨンギの友人
チョン・ジンベ → 警察1
ユク・セジン → 警察2
ホン・ヘリョン → 自殺男の夫人
ソル・ハンソル → 自殺男の娘 ソリ
キム・ジェヨン → 自殺男の息子
ソン・ヨンスン → 自殺男の母
パク・チュンヒョン → 医師
リ・ダヘ → 看護婦
チェ・ソジン → 恋人男
キム・ユジン → 恋人女
ハン・チャンヒョン → 発見男
リ・ダヘ → 発見女
チャン・グァンスン → 整備工
パク・ミヒョ → 少女1
ホ・ヘミ → 少女2
ソン・ヒョンジ → 少女3
イム・ビョンジョ → 少年1
キム・ギドゥ → 少年2
キム・ジンフン → 少年3
チェ・ヘムン → 少年4
ペク・チン → 殺害女
字幕外
ホン・イェリョン →
[受 賞] 2004 第54回 ベルリン国際映画祭/最優秀監督賞(銀熊賞)
[映 画 祭] 2004 第8回 エストニア タイリン ブラックナイト国際映画祭 非コンペ部門
2005 第7回 アルゼンチン ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭
2005 第16回 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2005
日韓友情年 コリアン シネマ スペシャル
2006 第26回 ポルトガル パンタスポルト国際映画祭
競争部門 オリエンタル・エクスプレス 招請
[時 間] 95分
[観覧基準] 18歳以上 観覧可
[制 作 者] キム・ギドク(金基徳)
[制作会社] キム・キドク フィルム
[ビ デ オ] ハピネット・ピクチャーズ(DVD 3,990円)
[レンタル] あり
[小説化本] サマリアの少女(アドニス書房 1,470円)
[H P] http://www.samaria.jp/(日本)
[撮影場所]
[Private ] K-DVD J-DVD ★★★★☆☆
[お ま け] ・題名の「サマリア」は,異教徒により汚された土地という理由で,ユダヤ人から
過小評価と排斥を受けた聖書に出てくる地名
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