輝国山人の韓国映画
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どこかで誰かに何かあれば
間違いなく現れるMr.ホン
   DVD発売

閑静な海辺の町に病院を開業したぶりっ子歯医者と,その町のことを一手に引き受けるホン班長というミステリアスな男が繰り広げるロマンチック・コメディー

町内の暇なおばさん以外はうらやましがらない職業,町内の班長をしているが,背が高くてスマートな身長に秀麗な容貌,知らないこともなく,できないこともない30歳の男ホン・ドゥシク。ホン班長には,何か特別なものがある。特に,軍除隊後の3年間の空白は,彼をより一層ミステリアスに感じさせる。韓米首脳会談で同時通訳官だった,有名歌手のボディーガードだった,単身泳いで大西洋を渡ったという噂もある。

おばけも泣くというホン班長に一生一代のタックルが入ってきた。正義の完璧主義者,歯科医師ユン・ヘジン。平医師の人権のためにデモをして,脅しで差し出した辞表が即受理され職場を失った女。自分の徹頭徹尾な医療行為を潔癖症といわれても屈しない女。一千万人の運転手を代弁したり,数百万の性犯罪被害者を代弁したりもする彼女。結局,就職を拒否されて小さな都市で開業をする。

ところがホン班長は,開業祝に真露カレンダーをくれたり,寝ているところに押しかけてきて町内清掃をしろといったり,ジャージャー麺の出前に来たのに持って帰ったり,いつも間違いなく現れて是非を論じる。ヘジンは,どこへ行っても目につくその男の顔に怒りを覚える。

ホン班長にとっても,班長になって6年になるのに,こんな女は初めて見る。スーパーで男の首の骨にひびを入れたり,歯科医院よりも高そうな外車を壊してしまう。パトカーに捕えられても堂々として大声を出す。でも,二人ともなぜか相手に興味を引かれている。

[制 作 年] 2004年 [韓国封切] 2004年3月12日 [観覧人員] 830,000人 35位(2004年)      韓国映画振興委員会(KOFIC) 年度別ボックスオフィス(韓国映画) [原 題] どこかで誰かに何かが起こると必ず現れるホン班長    어디선가 누군가에 무슨 일이 생기면 틀림없이 나타난다 홍반장 [英 語 題] Mr.Handy, Mr.Hong   [ジャンル] コメディー [原 作]  [脚 本] カン・ソッポム,シン・ジョング,キム・ユンジン [監 督] カン・ソッポム [第1作] [撮 影] チャン・ジュニョン [照  明] パク・ヒョフン [音 楽] イ・ウッキョン [出 演] キム・ジュヒョク  → ホン・ドゥシク 町内班長    オム・ジョンファ  → ユン・ヘジン 歯科医    キム・ガヨン    → ミソン 看護士    キ・ジュボン    → ユン会長 ヘジンの父     イ・ジュリ     → チス ヘジンの友人    ホ・ギホ      → テホ ユン会長の運転手    ソン・ジェゴン   → カン巡査    カン・シンジョ   → チン警長    キム・ヨンホン   → キチョル    ノ・スンボム    → マンチ(槌)    チェ・ヨンジン   → カルチ(太刀魚)    ファン・スヒョン  → ノプチ(ひらめ)    イ・ギョンヒ    → 主人おばさん    キム・ジング    → 産婆おばあさん    ク・ボニム     → 中華料理店 おばさん    カン・ジェソプ   → ヨンギ 追突男    イ・ソンギュ    → 科長1 イ・ジェドク    ペ・ジャンス    → 科長2 チェ    ホン・ソンヒョン  → 科長3    キム・ヨンベ    → 院長    パク・チヒョン   → 銀行員    イ・チャン     → 仲介人1    ソン・ヨンボム   → 仲介人2    チュ・ヒョマン   → おじいさん1    イ・ボッキ     → おじいさん2    パク・シンボム   → おじいさん3    イム・チョニョン  → キム氏おじさん    ソク・チョンマン  → パク氏おじさん    ユン・ガプス    → ヨンギの父    ファン・ジャギョン → 妊産婦    キム・ドゥチャン  → ジスの夫 [企画]    キム・セヒ     → 赤ん坊    コ・セフン     → ヘジンの子供    キム・ヨンスク   → リサイクルおばさん    チョ・ソンジェ   → 同僚医師1    ソン・ヨンギュ   → 同僚医師2    イ・ホウ      → 同僚医師3    キム・ミンジョン  → 同僚医師4    チョ・ウニ     → 同僚医師5    オ・ジョンテク   → 保安室 職員    声優    イ・ギュファ    ソ・ヘジョン    友情出演    チャン・ドンジク  → パク社長 ウォータースポーツ店    カン・ソンピル   → ドライバー    キム・ジュンソン  → ノ・ドチョル      武術      イム・セホ    字幕外    イ・ギュファ    →     ソ・ヘジョン    →  [受 賞] 2004 第41回 大鐘賞映画祭 女優助演賞(キム・ガヨン) [時 間] 108分 [観覧基準] 12歳以上 観覧可   [制 作 者] キム・ドゥチャン [制作会社] (株)ゼニスエンターテイメント [ビ デ オ] ファインフィルムズ(DVD 5,040円)2008/10/3発売 [レンタル] あり [H P] 終了(韓国) [撮影場所] KCC       マッスク刺身店       ポバン小学校       プサン(釜山)グランドホテル       プサン(釜山)チムネ(浸礼)病院       プサン(釜山)トンネ(東莱)警察署       プサン(釜山)駅       ヨイド(汝矣島)公園       オリンピック公園       チェジュ(済州)クムファ樓       チェジュ(済州)パダソン(海の城)       チェジュ(済州)ソラソン(さざえの城)       トップマート       トンドサ(通度寺)       ヘウンデ(海雲台)ベネットシティ       現代人テレックス [Private ] K-DVD【26】 J-DVD( 3,830)【25】2008/7/13 [お ま け] ・初めの方で,ユン・ヘジン(オム・ジョンファ)が病院長に出す辞表(辞職書)の        封筒に書かれた文字が「社稷署」となっているのだが,これは,ユン・ヘジンが漢        字をよく知らないことを見せようとしていると思うのですが。        (どちらも「サジクソ」という発音になります。)       ・ハングルで26文字という長い題名の映画ですが,これでも韓国映画史上では,題        名の長さで2番目だそうで,最も長い題名の映画は,<大学路(テハンノ)で売春        してバラバラ殺人にあった女子高生,まだ大学路にいる>で,27文字だそうです。


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