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帰天図  Cinem@rt

韓国と日本の国の武士が,200余年の歳月を行き来して繰広げる宿命的な対決を描く韓国映画界の武侠物の華麗な復活

1800年5月,チョンジョ(正祖)在位最後の年。チョンジョ(正祖)は,愛するチョンヨンとの間に将来世界を支配する子供が誕生することと,その子供を除去するために大規模な刺客団が派遣されることを知る。

自分の在位がいくらもないことを認識したチョンジョ(正祖)は,最後の手段として王家秘伝である<時間の扉>を通し,別の時代にチョンヨンと将来生まれる子供ピンを逃避させることを決め,護衛武士のチャウンゴム(左雲剣)とウウンゴム(右雲剣)に王家の宝物である帰天琴と帰天剣を下してチョンヨンの護衛を命じる。

一方, 日本国の幕府統治者であるタダカツ将軍は,高弟タケゾウに派天図を渡して文士白秋と一緒に時間の扉を越えてでもチョンヨンを刺殺することを命じる。

[制 作 年] 1996年 [韓国封切] 1996年10月12日 [観覧人員] 200,570人 1996年 第4位       (韓国映画データベース 年度別ボックスオフィス) [原 題] 帰天図 귀천도 [英 語 題] The Gate of Destiny [ジャンル] アクション,ファンタジー [原 作] イ・ヒョンセ(李賢世) [Producer] チョン・チョシン [脚 本] イ・ギョンヨン [監 督] イ・ギョンヨン  [第1作] [撮 影] キム・ソンボク [照  明] キム・ドンホ [編  集] パク・スンドク [音 楽] ソ・ヨンジン [美 術] チョンソルマート [武  術] ウォンジン [出 演] キム・ミンジョン → ウウンゴム(右雲剣)    キム・ソンリム  → トヨン / チョンヨン    イ・ギョンヨン  → チャウンゴム(左雲剣)    チャン・ドンジク → タケゾウ    チョ・ソンムク  → 白秋    トッコ・ヨンジェ → タダカツ将軍 特別出演    イ・ギヨル    → チョンジョ(正祖) 特別出演    イ・ギヨン    → ムネモリ    チャン・ジヨン  → 琴姫    イ・ソグ     → チフン    イ・スンフン   → ピン    イ・ソンリョン  → ファン暦官    キム・ジュニョン → イ・グァンハク 刑事    チェ・ユリム   → チヘ    チョン・ドンフン → トゥチャン    パク・ホングン  → 吉田    ソン・ジュニョン → 武田    キム・ホンギュ  → 浅井    ユン・ソンフン  → 井野家    ホン・ドゥソン  → 藤井    イ・グァンハク  → いまだち    パク・チフン   → チャンヨン 影武士    イ・ドンソク   → チャンヨン 影武士    チョン・ヨノク  → チャンヨン 影武士    ヤン・グンチャン → チャンヨン 影武士    イ・インファン  → チャンヨン 影武士    キム・サンボム  → 白秋スタント    シン・ボンファン → 白秋スタント    チョン・ヨンウ  → 白秋スタント    イ・ウォンソク  → 白秋スタント    ソン・ホジュン  → 白秋スタント    チョ・ジヒョン  → 白秋スタント    イム・ソヨム   → 白秋スタント    キム・ユファ   → 白秋スタント    キム・ミヨン   → 白秋スタント    イ・ミンジョン  → 白秋スタント    イン・ヘギョン  → 白秋スタント    チャン・ドンオ  → 武術演技    カン・ヒョンジュ → 武術演技    シン・ジェミョン → 武術演技    シム・ジェウォン → 武術演技    イ・ボングン   → 武術演技    ソ・ミョンソク  → 武術演技    オ・セヨン    → 武術演技    ユン・ヨンギュ  → 武術演技       チョン・ジンテ  →  [受 賞]  [時 間] 94分 [観覧基準] 15歳以上 観覧可   [制 作 者] キム・ヒョンテク [制作会社] (株)アブラサックス [撮影場所] ナミャンジュ(南楊州)総合撮影所      東映スタジオ      上宮寺院      チャンギョングン(昌慶宮)      東公園 [ビ デ オ] 日本発売なし [レンタル] なし [H P] [NET 配信] Cinem@rt [Private ] (K-VHS) → Blu-ray [お ま け] 

<トピックス>

○香港武侠物に奪われた観客を取り戻そうという野心から20億ウォンの制作費が投じられた韓国的武侠映画

○ベテラン俳優イ・ギョンヨンの初めての監督作品

○しかし,興行的にはそれほど成功することができなかったし,主演のキム・ミンジョンが歌った主題曲<帰天図の愛>が日本曲のパクリではないかという剽窃是非によって物議をかもしてしまった。

○この映画で描かれた日韓対決について,次の本に詳細に解説されています。

 「韓国のなかのトンデモ日本人」
   著 者:野平俊水,大北章二
   発行所:株式会社双葉社
   2004年5月20日 第1刷発行


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