輝国山人の韓国映画
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チョルス,ヨンヒ
30歳の時に,制作,企画,脚本,演出,それから事実上配給までも行って<びりから一等まで僕たちのクラスを訪ねます>を制作したファン・ギュドク監督が,13年ぶりに演出した作品
▼勉強はできないけれど,いたずらだけは全校一番である,憎めない可愛い悪童チョルス。学校を終えて家へ帰っても,歓迎してくれるのは,サイバー株式投資に命をかけるママと,「チョルスのバカ」と叫ぶオウムだけだ。
▼その日もいたずらをして罰として立たされたチョルスに,一生一代の事件が起きる。ヨンヒが転校してきて,チョルスの隣に座ったのである。
▼花屋のおばあさんと二人きりで住んでいるヨンヒは,ちいさな体格だが早熟で賢い子。転校してくるや班長になるほど信頼できると見られるヨンヒにも,人に知られないつらさがあった。亡くなったママとパパに対する耐えられない思いだ。
▼両親との思い出が込められた音楽<ドナドナ>を聞かせてくれて,悩みをきいてくれるお隣りのレコード店の兄さんを好きになるヨンヒ。そんなヨンヒにチョルスは目もかけられないどころか,ハンサムで立派な男子班長ソンウもヨンヒが好きなようだ。
▼チョルスは,パパの忠告どおり率直な気持ちを伝えようとするけれど,チョルスの初恋はなかなか実らない。なくした物をそろえると言いながら,人前で生理用ナプキンを渡してヨンヒを怒らせたり,せっかく一緒に勉強することにしたのに,授業中にうとうとしたり。
▼だが,ヨンヒへの気持ちは変わらない。冬が来て,<ドナドナ>を演奏する学芸会が近づき,チョルスは,音楽が好きなヨンヒのために特別な贈り物を用意する。
[制 作 年] 2004年 [韓国封切] 2005年1月7日 [観覧人員] 2,953人(ソウル封切館基準) [原 題] チョルス,ヨンヒ 철수,영희 [英 語 題] Chulsoo And Younghee [ジャンル] ドラマ,コメディー [原 作] [脚 本] キム・ユンギョン,パク・ソンジュン,チェ・テレサ [監 督] ファン・ギュドク [第3作] [撮影監督] コ・ミョンウク [出 演] パク・テヨン → パク・チョルス チョン・ハウン → キム・ヨンヒ パク・ソンイ → ソ・ユリ キム・サンフン → ソンウ 4年3組男子班長 チョン・ジニョン → ブルドッグ先生 カク・ヨジン → 担任先生 [演技指導] チュ・ブジン → ヨンヒの祖母 パク・チョングン → チョルスの父 チン・ミソン → チョルスの母 チョン・ウヒョク → CD店の青年 パク・ヘラン → 書店のお嬢さん ポク・チノ → 町内のおじいさん [漢城大学演劇科教授] カン・ウング → ヨンヒの父 キム・ソナ → ヨンヒの母 カン・イェシン → 幼いヨンヒ チェ・テレサ → ユリの母 オム・ギウン → 新聞普及所長 チェ・ギョンジン → 新聞普及所の兄さん テジョン(大田) テドク初等学校の生徒たち → 4年3組の子供たち 3年演奏チーム [受 賞] [時 間] 84分 [観覧基準] 全体 観覧可 [制 作 者] [制作会社] シネ広場 [制 作 費] [ビ デ オ] 日本発売なし [レンタル] なし [H P] 終了(韓国) [撮影場所] 忠清南道 テジョン(大田)広域市 テドク初等学校 [Private ] K-DVD【57】 [お ま け] ・ユリの母役のチェ・テレサ氏は,現代舞踊家で,ファン・ギュドク監督の夫人だそうだ。 ・チョルスの両親役のパク・チョングンとチン・ミソンは,実際の夫婦であり,ソ・ユリ役の パク・ソンイの実際の両親だそうだ。