▼真昼，はるか遠くに高いビルディングが数え切れないほど見える都市。車が道路の上を走って，忙しい現代人が忙しく動いている都市のビルディングの間から青い澄んだ空が見える。キャンパスのような青い空に，白い片方の翼が浮かんでいる。
▼その下で，連続殺人犯の後を追う画家とドライバーが，犯罪者を掃討しようとする警察を抜いて，犯人護送車に突っ込んでは，連続殺人犯の臓器を取り出して臓器保管箱に入れて，足跡もなく消える。臓器保管箱は，臓器が切実に必要な極貧国の子供たちに届けられる。
▼画家とドライバーは，ベールに包まれた人物で，実際，向こう側の世界に存在するようだ。 宿舎に戻った画家は，いつもそのように画幅に絵を描いて，隣室のドライバーは，米軍クラブで会ったエストニア女性であるエルベと愛らしい交感を交わす。
▼エルベは，父の賭博借金でロシアギャングに苦しめられ，あちこちで売られていたが，韓国にやってきてクラブで仕事をする神秘な魅力を持った女性で，画家の宿舎にドライバーと一緒に留まって，真夏に毛皮をまとっては，エストニアにいる彼女の双子の姉妹クリスティにプレゼントしたいと懐かしがっている。
▼一方，エルベの新しいパートナーであるドライバーとの関係に怒った米軍が，彼らの後を追って威嚇し始め，ついに米軍は，広い原野の上に，二人を立たせておいて，これ見よがしに殺す。
▼画家は，自分のバイクに乗って，ドライバーが位置した広い原野に駆け付けて，エルベとドライバーの最後を慰めて，彼らが乗っているところに火をつけて爆発させる。
▼米軍が留まっている宿舎へ向かった画家は，米軍を自分の絵道具である刃物で刺して，エルベの毛皮を取りまとめてエストニアに発つ。分からない気勢が画家をエルベの双子の姉妹であるクリスティがいるエストニアに導いていって，画家は，エルベの毛皮を届ける。
▼韓国に戻った画家は，彼らを囲んだロシアギャングによって運命を分ける瞬間にかち合うことになって，光が空間と結集して画家の実体があらわれることになる。（出処：報道資料）
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