輝国山人の韓国映画
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マーニム 愛の嵐

1900年代の初期,旅回りの芸人一座の座長の娘サウォル(ウォン・ミギョン)は,男の子の世継ぎに恵まれない両班ホン家の老マーニム(パク・チョンジャ)からシバジ(代理母)として雇われる。

サウォルは,目出度く男の子を産み,老マーニムは大喜びするが,その子は,若マーニム・ヨンジ(キム・ヨンソン)が種のない主人の代わりにサウォルと交合させた,使用人ソンサム(キム・ヒラ)の子どもであった。

[制 作 年] 1984年 [韓国封切] 1985年3月1日 [観覧人員] 27,761人 [原 題] チャニョモク(恣女木) 자녀목 [英 語 題] Hanging Tree [ジャンル] ドラマ [原 作] [脚 本] チ・サンハク(池相学)  [監 督] チョン・ジヌ[第51作] [助 監 督] チャン・ソンファン [撮 影] イ・ソンチュン(李成春) [照  明] チェ・イプチュン [編  集] ヒョン・ドンチュン [音 楽] ハン・サンギ [美 術] ト・ヨンウ [出 演] ウォン・ミギョン   → サウォル(四月)     キム・ヨンソン    → ヨンジ(マーニム)     パク・チョンジャ   → 老マーニム     キム・ヒラ      → ソンサム     チョン・ムソン    → 医師     チェ・ビョングン   →     ホン・ソンミン    →     イム・ヘリム     →     チェ・ジェホ     →     パク・チョンソル   →     アン・ジンス     →     キム・ギョンラン   → 使用女     チョ・ジョンス    → 使用女     チョン・ヒョンスク  →     ナ・ジョンオク    → チャニョモク(恣女木)に吊される女の母     ユン・イルジュ    →     イ・ソルサン     → サウォルの身体にお経を書く僧侶     パク・イェスク    → 媒婆(仲人おばさん)     ヤン・チュン     →     ホン・ユンジョン   →     パク・チニ      → [受 賞] 1984 第23回 大鐘賞映画祭/一般部門作品賞,監督賞,女優助演賞(パク・チョンジャ)       1985 第5回 韓国映画評論家協会賞/監督賞       第1回 東京映画祭 世界映画ベスト30 [映 画 祭] 1987 第1回 福岡アジア映画祭 上映作品 [時 間] 125分 [等 級] 18歳以上 観覧可  [制作会社] (株)ウジン(宇進)フィルム [ビ デ オ] 東映ビデオ [レンタル] あり(非常に少ない) [You Tube] https://www.youtube.com/watch?v=FFLC1MRutWk(再生不可) [Private ] Jd-8Video [お ま け] KMDb(韓国映画データベース)      ・西洋映画と思ってしまう(と誤解することを期待した)ような邦題だが,「マーニ        ム」とは,「奥様」という意味で,ヤンパン(両班)などの貴人の妻に対して使わ        れた尊敬語。また,チャニョモク(恣女木)とは,不貞を働いた女(不義者)を吊        るし罰した木のことである。       ・ところで,この映画は,じっくり見ていると所々にミスが目立つ。たとえば,前半        の部分でサウォルがホン家にはいって一人で衣服を脱いでいる場面では,おっぱい        が露わになっているのに,アップの場面では,まだ下着(昔のブラジャー)をつけ        ていたりする。       ・また,老マーニムがサウォルの部屋に来て,今日が交合に最適の日と言いに来る場        面では,しっかり画面の上の方に吊りマイクが見えていたりする。


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