卒業なんかするもんか,というのがモットーです。旧時代の遺産も新時代の出会いもぜんぶ背負って楽しみたい。
子供のころ胸ときめかせたSFの未来世界は197X年でした。はるか彼方にあった21世紀を現実に生きることになろうとは夢のようです。
けれどコンピュータは発達しても電子頭脳ではなく,シャトルからの中継は美しくともロケットは地球周回止まり。僕らの夢想していた未来とはちょっと違うけど今のところこれが21世紀。ま,来てしまったものはしょうがないか。
好きな作家は平井和正,小松左京,光瀬龍……。驚きと畏れとときめきを教えてくれた大切な出会いでした。いまだに活字が詰まった本にはそれたけで喜びを感じてしまう因果な性分です。
後にLDの登場で映像コレクションの楽しみを知りました。
20世紀は映像の世紀,身近なテレビや映画にさえどれほどの記憶が詰まっていることか。すべてを見て,聴いて,体験しておきたい。時にそんな衝動に駆られます。
だからどんなひとコマにも想いを込めて語りたい。それが砂浜でたわむれるモンローでも,ピカチュウの冒険でも,オリンピックの熱戦でもいいんです。ただのコレクターじゃつまんないもの。
どうぞ末永くお付き合いくださいませ。
NOBLE
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