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Rushlatest information

11/07/03

. Burrn! Dec. 2003
Rush in Rio CD (JPN press)
Rush in Rio CD 日本盤リリースより1週間、前号で予告されていた通り Burrn! 2003年12月号に小特集が載りました。内容は、3頁に渡るヒストリー記事(6枚の入門者向けスタジオ盤レビュー含む)、2頁のAlex へのインタビュー、そして2頁の Rush in Rio DVD レビュー。恐らくスタジオ盤レビューを除くすべての記事を佐武加寿子さんが書かれたものと思われます。
 ヒストリーは過去に出版されたバイオ本を要約しつつ現在までの軌跡を辿る内容で、さすがに大変マトモな内容になっています(ただし、Neil がオーディションに現れた時の格好は「長髪に短パン」だから変だったのであって、「短髪に短パン」ではないです)。
 そしてメインのインタビューですが、今回のリリースにおける音づくりの方向性がはっきりと語られているのが興味深いです。やはり、クリアな、いわゆるラジオ・ショウ的な音像ではなく、実際に観客席にいたらこんな感じに聴こえるのでは、という音を目指したんですね。確かに、本当にライヴを見て/聴いているような感じがします。ただ、このインタビューでもっとも目を引くのは、最後の「今後の予定」に対する返答でしょう。「2004 年には確実に動く。それがスタジオ入りすることになるのか、ツアーをすることになるのかは分からないけれど」。既に噂にはなっていたのですが、「メジャー・デビュー30周年記念ツアー」の可能性が、ここで明言されました!今までにも同様の発言がありながら実現しなかったこともあるので、話半分に聞いておいた方がいいかもしれませんが、非常に期待させる発言ですね!
 最後のDVDレポートは、非常に詳しく一曲づつ解説しているのはいいのですが、例えば「Closer to the Heart」が実際には北米ツアー最終数公演でも演奏されていたこと、Rio での「La Villa」のおしゃべりは決して「いまいちな出来」だったのではなく、ツアー終盤のパターンとしては普通だったことなど、調査不足からくる間違いや問題記述があったりするのが残念です。佐武さん、7月の Jones Beach でのショウあたりしか見ていない!?
Rush in Rio CD US press
Rush in Rio CD (US press)
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それから、Rush in Rio CD のアメリカ盤が CD Universe より届きました。プレ・オーダーしたのに何故今頃?というのも、一緒にリストに出ているジュエル・ケース版の DVD というものを同時に頼んだからです。これ、THML でもちょっと話題になったのですが、多分そんなものなくて、単に店側の商品管理ミスだろうな〜と思っていました。でも、一応来たら面白いかもしれないので頼んでみたのでした。案の定、リリース日にバックオーダー扱い (笑)。しばらく経って、CD だけ送られてきたのでした。
 US 盤ですが、ジャケット、ディスクの色みは日本盤と非常に近いです。ということは、カナダ盤だけが違うということですね。もちろんユーロ盤も比較しないとはっきりとしたことは言えませんが、Atlantic の色管理が Anthem と異なっていたのではないでしょうか。でも、違いはそれだけでした (笑)。
最後に日本盤 Rush in Rio DVD の発売日について。ビクターエンターテインメントのDVDのページには未だに 11/21 発売と表記されていますが、小売店のサイトでは 12/17 日発売に延期されています。また、上記の Burrn! 12月号でも 2003年12月発売と記載されています。本当は電話して聞いてみようかとも思ったのですが、web 上に電話番号が全く出ていないため、やめました。104の代金がもったいないし。

10/30/03

Rush in Rio DVD US press
Rush in Rio DVD (US)
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8月29日付けの更新でお伝えしたとおり、10月21日に「Rush in Rio」DVD と CD が北米でリリースされました。そして遅れること3日、Rush Backstage Club からモノが届いたのは24日のことでした。
Rush in Rio sticker
sticker
Rush in Rio CD canada press
Rush in Rio CD (Canada press)
中央は DVD と CD 両方を注文するとおまけについてくるステッカー。CD ケースの縦の長さと同じ位のサイズですが、まあ、これはどうということのないものでした(画像は実際の比率とは異なります)。
 さて、内容が素晴らしいのは当然ですが、特に DVD に関しては日本盤がまだ出ていない(当初は日本先行発売のはずだったのですが、一ヶ月遅れの11月21日発売に変更され、さらに現在は12月17日?と遅れに遅れています)ので、詳しくは触れません。ただ、DS の映像版が出なかったことに対するフラストレーションを完璧に解消してくれるとだけは言っていいでしょう (^_^)。本編はもちろん、Disc 2 のドキュメンタリーが期待を遙かに上回る内容。RUSH のドキュメンタリー、インタビュー等の映像が公式にリリースされたのはこれが初めてですが、こんなにも面白く、内容の濃いものが見られるとは思ってもいませんでした。本編はカット割りが細かすぎるのが個人的に若干不満と言えなくもないですが、やはりコンサートを丸ごとパッキングしているというのが素晴らしいですね。デビュー30年にしてようやく実現しました。
 内容以外の点について。まずはパッキングですが、CD は DS と同様、三つ折りの紙パッケージでブックレットは1冊。DVD も三つ折りの紙パッケージですが、紙のケースに収納されています。こちらもブックレット1冊。サイズは違いますが、ブックレットの内容はほとんど同一で、いずれも Neil のこのリリースへのコメントと Rio 滞在記が掲載されています。
Rush in Rio DVD US-inner
Rush in Rio DVD US-inner
気になるクレジットですが、オーディオ・ミックス作業の監修は DVD、CD いずれも Alex でした。従って、基本的には音は同一と考えていいでしょう(ベースがでかい!)。ただ、CD はより「聴かせる」ことに重きを置いているのか、MC を短く編集するなどの若干の変更も加えられています。それにもちろん、'Vital Signs' と 'Between Sun and Moon' の2曲が追加収録されているのは大きな違いです!どちらも正式にライヴ・アルバムに収録されたことがありませんから、この追加収録は本当に嬉しいですね。音自体は、DSよりもかなり暖かみのある印象を受けました。歓声がかなりのレベルで入っていることも特徴かもしれません。そしてその歓声の凄いこと‥‥!映像を見るとそのとんでもなさはよりダイレクトにわかりますが、音だけでもかなりビビリます (笑)。そうそう、今回のドラム・ソロは 'O Baterista' というタイトルなんですね。毎回名前も考えているのかな?
 プレイ自体も素晴らしい!毎夜毎夜素晴らしい演奏を行っていたので、これが今ツアー最高のパフォーマンスかどうかはわかりませんが、そのクオリティの高さは保証付きです。若干間違えもあったりしますが、それをそのままにしておくのが今の RUSH ですね。あと、お楽しみの 'La Villa' もご当地ネタで面白い!本当に待った甲斐がありました。
. Rush in Rio CD JPN press
Rush in Rio CD (JPN press)
そして1週間強遅れること10月29日、日本盤 CD がリリースされました。音はオリジナルと全く同一で、ボーナス・トラック等はありません(ここで今回のツアーで演奏されながらライヴ盤に収録されなかった唯一の曲 'Ceiling Unlimited' を収録したら一躍ヒーローになれたのに!)。その代わり、今回も DS の時と同様、CD ブックレット・サイズに縮小されたツアー・パンフがおまけとして付きました。ツアー・パンフ自体が Rush Backstage Club で手軽に買えるようになってしまった現在ですが、これはこれでかわいいですね。
 当然、日本盤のみのブックレットもあり、前述の Neil のコメントと Rio 滞在記の対訳(対訳者は佐武加寿子さん)、毎度の伊藤政則解説、各スタジオ盤から持ってきた歌詞対訳が収録されています。
Rush in Rio CD discs
Rush in Rio CD discs
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それと、ジャケットの色味がだいぶ違います。日本盤はずいぶんとマゼンダが強く、全体に紫がかっています。それからディスク表面の印刷の感触も違っていて、日本盤はかなり解像度が高くなっています。左の画像では上段3枚が日本盤、下段がカナダ盤です。カナダ盤の方がかなり絵が粗いのがおわかり頂けるでしょうか。ただ、一番の違いはその値段。これは DS の時もそうでしたが、バンド側の「お買い得だよ」という値段設定を完全に無視していますね〜。税込み 4,725円って、オリジナルの倍ですよ、倍。なんだかなぁ。
 でも、やっぱり中身は素晴らしい!また宝物が増えましたね!

08/29/03

. Rush in Rio DVD
Rush in Rio DVD
数日前のことになりますが、遂に「Rush in Rio DVD」のリリース予定日が準公式発表されました。それによると、10月21日。7月終わりにまだ作業中といっていたことを考えれば、順当なところでしょう。3枚組 CD も同時発売されます。DVD のリニア PCM とは違ったミックスが為されているのでしょう。DVD の音声は Alex、CD は Geddy が担当?出てみないとわかりませんが、あえて両方出すからにはなにか面白い発見があるのではないでしょうか。
 また、DVD のジャケットが rush.com の入り口に掲載されています (右画像)。先月、ネット上のショップの紹介ページでフライング公開されたものがまさにこれでした。うーむ、こういう方向性で来るとは‥‥ (笑)。
また8月28日、rush.com にて7月31日の「SARS-stock」出演時の映像(5分)が公開されました。既にTV放送された数曲はおろか、Rush 出演部分全体の映像が広く出回っていますが、さすがに Andrew MacNaughtan が撮影しただけのことはあり、普段見られないようなショウ前後のリラックスしたメンバーが見られます。必見!

05/27/03

The Spirit of Radio JPN press
The Spirit of Radio JPN press
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去る5月21日、ベスト盤 The Spirit of Radio の日本盤がリリースされました。サンプル DVD 付きの初回輸入盤が市場から消えるのを待ったのでしょうか。オリジナル・リリースに遅れること3ヶ月でした。しばらく前からボーナス・トラックが2曲付くことが明らかになっており、特に海外では「もしかして、未CD化の楽曲などが付くのでは!?」などという期待もありました。しかし蓋を開けてみれば、'What You're Doing' と 'A Passage to Bangkok' のライヴ・ヴァージョンの2曲。前者は All the World a Stage、後者は Exit...Stage Left のオリジナルの LP には収録されていたものの、最初の CD 化の際に収録時間の関係で外されてしまっていたものです。その後1997年のリマスター盤は80分ディスクになり、両者とも改めて収録されたのですが、リマスターされたライヴ・アルバムは日本ではリリースされていませんでした (何故?)。そのため、「日本初デジタル・リマスター化」という謳い文句が帯裏に表記されることとなったのです。でも、それならATWASESLA Show of Hands の3枚はどれも「日本未デジタル・リマスター化」じゃあないんですか!?。こんな細切れにリリースすることに、意義があるのでしょうか‥‥。しかも、値段据え置きでサンプル DVD を付けたオリジナル(及びアメリカ盤)と比べて、割高も甚だしい。ちなみに、解説はやはり伊藤政則。
という、なんともお寒いリリースでした。
さて、話題はなんといっても DVD。発売は今年8月中旬と言われています。ちゃんと日本盤も JVC からリリースされるようですので、オフ・ショットの字幕も期待できるでしょう。映像を編集、パッケージ化している会社である Coming Home Studios が作ったとされるプロモ映像も流出しています。なお、2月24日付のニュースに書いた T4E tour の映像の収録に関しては、まだ公式発表されていません (入っていない、という発表もありません)。
Trailer Park Boys screenshot 1 .
それから、カナダ・ローカルな話題ですが、カナダの人気コメディ・ドラマ、「Trailer Park Boys」に Alex が出演しました。この番組は以前からカナダの若手ミュージシャン(Tradically Hip とか)などが出演していたのですが、Rush のコメディアン(失礼)Alex にもお呼びがかかったのでした。撮影されたのは昨年のツアー中で、特に番組のクライマックスである Rush のステージに一緒に上がるシーンは、10月22日の Toronto のショウで撮影されたものです。そう、Live Reprt の9ページ目に書いた、アンコール前に眼鏡をかけた小男がステージに上がった、というのはまさにこの撮影中だったのでした。もちろんそのときは全然知りませんでしたが、番組中に出てくる彼と Alex の絡みはまさにこの目で見たもの (笑)。いや〜、驚きました。ちなみに、この文章の背景画像がそのアンコール前のバック・スクリーンが映っているシーンです。
 オン・エアされたのは今月18日で、シーズン3、エピソード5、タイトルは「Closer to the Heart」 (笑)。既に録画のコピーが THML 内やトレーダー間(こちらは DVD クオリティ)に出回っていますが、前のシーズンが DVD 化されているそうなので、この回もいずれ DVD 化されるでしょう。Alex はちょい役どころかずっと出ずっぱりといっても過言ではありません。Alex ファンならずともマスト・ゲット!
Trailer Park Boys screenshot 2
Trailer Park Boys screenshot 3

03/13/03

www.rush.com に、RUSH in Rio (仮題)のプロモ・フライヤーの画像が掲載されました!これ、実は数日前に別ルートで流出したスキャン画像が THML などで議論されていたんです。Human と同じインチキではないかと (Human とは、スタジオに入っていることは発表されていたものの、詳細のわかっていなかった時期に出た新作(=VT)のタイトルとジャケット画像のことで、誰かがでっち上げたウソだったのでした)。が、その後 THML mgr の Martin による「Anthem が本物と確認した」という報告があり、そして今日 www.rush.com への掲載(もちろん、流出してしまったからあわてて掲載したのでしょう)となりました。僕もこれはインチキだと思っていたので掲示板でも話題にしなかったのですが、本物だったとは‥‥。驚きました(だって、このデザイン‥‥素人仕事みたいですよねぇ)。
さて、その内容ですが、Rio のコンサートをほぼフル収録する事は確実のようです。トラック・リストから 'Cygnus X-1' が落ちていますが、これは多分ミスでしょう。いくらデジタル編集しているとはいえ、アンコールの3曲はほとんどメドレーですから。
発売は今年8月中旬と言われています。心して待ちましょう!

02/24/03

またまたニュースの更新をサボってしまって、情報収集している方はもうこのページなんて見ていないかもしれませんね (^_^;)。すみません。ということで、今やたくさんある日本語 Rush サイトと被る内容も多いですが、最近の Rush 近辺の情報をまとめました。

The Spirit of Radio with DVD
The Spirit of Radio w/DVD
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まずは、2月11日に発売になった新しいベスト盤 The Spirit of Radio。まだ契約が残っていた(んですねぇ‥‥売れない時期に結んでしまった契約はあとあと尾を引いちゃうんですね)Mercury が Retrospective が出ているにもかかわらず無理矢理にリリースを決めてしまった、曰く付きの一枚。なんとかジャケットを Hugh Syme の新作にすることで合意。
 収録曲は 1st から HYF までの Mercury 時代のもので、無難というか、当たり前の選曲ですね。どうといったことはありません。また、初回限定で Chronicles のサンプラー DVD がおまけで付き、'Tom Sawyer', 'Closer to the Heart', 'New World Man', 'Subdivisions' および 'The Big Money' のクリップが見られます(リージョン・フリー)。が、これも(MP と抱き合わせながら)昨年秋にリリースされたリージョン・フリー版の Chronicles があれば不要のものですね‥‥。あと、このディスクのみのフィーチャーとして、The Spirit of Radio 収録曲の歌詞も画面で見られるようになっています。The Spirit of Radio をかけながら、こちらを DVD プレイヤーに入れて歌詞を読もう、ということでしょうか‥‥。
 もちろん、これから Rush を聴くという人には最もお手軽な一枚になると思いますが、既にファンの人間には特に意味のないリリースでした。なお、日本盤は4月にワーナーより発売予定とのことです。
 
. Cycle World Feb. 2003
Cycle World Feb. 2003
昨年最後の更新で、Modern Drummer '02年9月号が今回 Neil のインタビューを載せた唯一の雑誌と紹介したのですが、それから約半年が経って、もう一つインタビューが出ました。といっても、これは普通のインタビューではなく、ツアー中盤の Albuquerque から Salt Lake City へのバイクでの移動を同行取材した記事です。Neil の言葉は少ないですが、普段の移動がどんな感じなのか、また公演地へ到着してから実際のショウまで、どのような経過なのかなど、とても興味深い内容になっています。最後には、ショウ当日の午後5時半から Neil だけでなく Geddy、Alex らと一緒にディナーを取る様子もあったりします!多分日本にも入ってきている雑誌と思いますので、是非探してみてください。
 
EQ Oct. 2002
EQ Oct. 2002
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あと、紹介するのが遅すぎですが、最後に昨年10月にライヴを見に行ったときに見つけた1冊。以前 T4E tour の時にもライヴでのセッティングについて特集したことのあった EQ という、日本で言うところのサウンド・アンド・レコーディング・マガジンのような雑誌の2002年10月号で、ステージでの Neil のドラム・セッティングに関する記事がありました。Neil へのインタビューではありませんが、エンジニアの Brad Madix が4ページ(タイトル・ページを入れると5ページ)に渡って、ドラムのセッティングを詳細に解説しています。
さて、現在一番欲しいのは、昨年11月の Rio, Brazil 公演を収録した DVD についてですね。ただ、これに関しては現在も製作中、リリースは2003年秋〜暮れということ以外、はっきりしたことはわかっていません。わかっていることと言えば、少なくとも Rio のコンサートはほぼ完全収録されそうということ。あと、Brazil でのオフ・ショットなどをまとめた特典映像の収録も決定のようです。それと、先日の Alex のインタビューで、Different Stages の映像版としてリリースされる予定ながらお蔵入りになっていた、1997年の Toronto でのコンサート映像が一部収録されるかもしれないということが明らかになりました。これも期待したいですね。
そうそう、www.rush.com はペースはゆっくりながらも新しいネタが時々追加されています。Tiki Bar は少なくとも Part 4 まで収録済みだそうです。まめにチェックしましょう!
 

Rush Information 2002

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