When Dream And Today Unite
PRISM RECORDS (PR-1295)
Front cover

SETLIST:

  1. A Fortune In Lies
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  2. Get Funky
    >> Status Seeker
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  3. The Ytse Jam (incl. Drum Solo)
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  4. The Killing Hand
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  5. Light Fuse And Get Away
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  6. Mission: Impossible
    >> Afterlife
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  7. The Ones Who Help To Set The Sun
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  8. Only A Matter Of Time
    >> March Of The Tyrant
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  9. To Live Forever
    >> Barfbag (listed as _Moonbubbles/ Showdown_)

Length: (71:14)

Sources/ Sound Qualities:

Tracks 1,4: 04/09/93 Markthalle, Hamburg, Germany
(Soundboard Recording; 14mins)
Sound Quality: A-
Tracks 2: 05/18/93 Impaxx Club, Buffalo, NY
(FM Broadcast; 5.5mins)
Sound Quality: A-
Tracks 3: 04/23/93 Marquee Club, London, UK
(Soundboard Recording; 9.5mins)
Sound Quality: A-
Tracks 5: 01/02/93 Sparks Theater, Deer Park, NY
(Audience Recording; 8.5mins)
Sound Quality: B
Tracks 6: 11/26/93 Manchester University, Manchester, UK
(Soundboard Recording; 7.5mins)
Sound Quality: A-
Tracks 7: 10/25/94 RPM Warehouse, Toronto, ON, Canada
(Audience Recording; 5.5mins)
Sound Quality: B
Tracks 8: 11/15/93 Palasesto, Milan, Italy
(Soundboard Recording; 8.5mins)
Sound Quality: A-
Tracks 9: 11/17/93 Elysee Montmartre, Paris, France
(Audience Recording; 12mins)
Sound Quality: A-
Back Cover
Review (in Japanese)
- Kanji Code : Shift-JIS -

 Mike Bahr の PRISM RECORDS からでている限定 CD の3枚目です。DT の CD もたくさんでていますが、これはなかでも最も異様な CD でしょう。一言でいえば 1st 全曲を KJL の歌うライヴバージョンで置き換えた CD です。全世界的に (^_^;;) 1st のヴォーカル、Charlie Dominici の評価が異様に低いので、この CD にもそれなりの需要があったようです。(余談ですが、私は Charlie Dominici は決して悪いヴォーカルではなかったと思っています)
 しかも track 1, 4 の2曲が同一の音源である以外は全て異なる音源('Mission: Impossible' は 'Afterlife' の枕詞ですので除外します)、しかもほとんどが他の CD Bootleg では手に入らないもので固めているという、まさに変態コンピレーションの面目躍如です (^_^;

 ほとんどはサウンドボード音源なので音質的には全く問題がありません。一応各音源の出自を解説しましょう;

  1. : サウンドボード音源。後に "Perfect Dreams" で陽の目を見た。
  2. : FM Broadcast から。"Loads Of Sound" 他で有名な音源。かなり良い音質なので放送用マスターに近いテープからのコピーか?
  3. : Live At The Marquee のアウトテイク。他に、'UAGM' も出回っている。
  4. : track 1 と同様。収録時間に余裕があるのだから、どうせなら 'Another Hand' も収録すべき。
  5. : オーディエンス録音。この曲の KJL が歌ったバージョンは今の所この日のこの音源しか確認されていない。
  6. : サウンドボード録音。今の所トレーダーのあいだにこの日のサウンドボード音源は出回っていない。しかし、MP が自分で録音したテープがあり、それが 06/24/94 にアメリカの Nightwatch ラジオで公開された。冒頭に MP が曲紹介する言葉が少し乗っていることから、同ラジオのエアチェック音源をもとにしたことが分かる。
  7. : track 6 と同様。
  8. : オーディエンス録音。この曲のみ KM ではなく DS がキーボード。Waking Up The World Tour の最初期の数ショウでのみ披露された(もちろん Charlie 時代には演奏していたが)。他の日では "Kick Into A Dream" が有名。サウンドボード音源はまだ陽の目を見ていない。同日トロントのサウンドボード録音は MP が所有している。
  9. : サウンドボード録音。Majesty Demo に入っていた 'March Of The Tyrant' に流れる、Music In Progress European Tour の最後の数ショウでのみ演奏されたバージョン。"Lost In The Sky" で有名だが、その音源は途中キーボードだけになるところからオーディエンス録音で差し替えられている。が、このディスクの音源はそうでないことから、前述の 06/24/94 に公開された MP コレクションのなかのひとつをもとにしていることがわかる。
  10. : サウンドボード音源。track 9 の2日後の音源。当時新曲として紹介されていた 'To Live Forever' と、それに続く 'Burfbag' です。'Burfbag' は基本的には Guitar Solo 曲ですが、'Bombay Vindaloo' 同様ある程度作曲されたものです。このサウンドボード音源はまだトレーダーのあいだでは出回っていないようですが....

 アメリカプレスであるので、何とか法にふれないようにと架空のバンド名(Majesty... でもこのバンド名登録されていたんじゃないの?)と、架空のメンバー名で、各曲はカヴァーであるとうたっています。まあ、こんな CD を手に入れる人間はそれくらいのこと知っているとは思いますが。
 曲名のクレジットはほとんどあっているのですが、最後の 'To Live Forever' に続く 'Barfbag' が 'Moonbubbles/ Showdown' と誤表記されています。'Moonbubbles' はベースとギターだけの曲ですし、'Showdown' は '95 夏の Waking Up The World Tour 最後の時期に演奏されたもので全く違います。
 ジャケットはコンピュータ・グラフィックスによるもので、DT のロゴはわかりますが、三菱マークは何なんでしょう?そのほか、写真などは一切使用されていません。

 おもしろい企画ではあります。Charlie の嫌いな方へ(笑)。

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